徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

少女舞踊についての意見交換

2020-03-27 22:25:28 | 音楽芸能
 YouTubeにアップしている舞踊団花童による熊本民謡「キンキラキン」について「u」さんからコメントをいただきました。少女舞踊についての本質的なご意見と思い、弊方からの返信と合わせて掲載してみました。

【コメント】
すごいなぁ、美しい。
ただ歌詞といい殿方を喜ばせるための文化と見ると女尊男卑 (〔ママ〕) がモロに見えちゃうので少女にやらせるのはいかがかなあとも思っちまう

【返 信】
この舞踊団を見始めて10年になりますが、曲によっては、ご指摘のような「これを少女に踊らせるのはいかがな・・・」というご意見は常に付いて回ったものです。しかし、今から400年以上も前、今日の歌舞伎や日本舞踊の源流となったのは「ややこ踊り」と呼ばれた稚児たちの踊りでした。「童形なれば、何としたるも幽玄なり」という世阿弥の言葉もあるように、少女たちはその存在自体が美しいと思います。「時分の花」かもしれませんが、今しか見ることが出来ない彼女たちの純粋な表現力は何物にも替えがたいと思います。
「たかが子ども芸 されど子ども芸」

【再コメント】
そうですね。正直その辺のお芝居、舞台、コンサートよりもはるかに神秘的です。この神秘性は儚くて華奢で、、そんな少女たちにしか生み出せないでしょう。
今見れることに感謝ですね。
動画投稿ありがとうございます。


2019年5月12日 八千代座 山鹿をどり



2015年4月25日 熊本城本丸御殿 春の宴


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2 コメント

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Unknown (小父さん)
2020-03-28 16:33:35
う~~~ん、コメントしようと意見交換及びYouTube「キンキラキン」を拝見させていただきましたが・・・、

どうも適度な言葉が見つかりません(汗)

少し離れた所から書かせてもらいますと、貴兄のNHKの女子アナ応援に関して、例えば私は、杉浦 友紀、渡邊 あゆみ、高橋美鈴、中條誠子さんあたりを応援しています(笑)

でも、2月26日春の香りをたずねての「草の芽(作詞・作曲 初代藤本琇丈)」を拝見した時、FUSAさんが童を応援される一端がちょっとだけ分かったような気になったものです(汗)

なにしろ、貴兄の造詣深きハリウッド映画との距離が相当ありそうですから(笑)

ん?監督やプロデューサーが新人を発掘する時のような見方をされているんですかね?

私は、女子アナにしろ何にしろ千両役者ばかりを見ているのかも知れません(笑)
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Re:小父さん様 (FUSA)
2020-03-28 21:03:08
「キンキラキン」は彼女たちの演目の中でもちょっと異色ですので違和感を感じる方もいらっしゃるのでしょう。

NHK女子アナはどうしても熊本局に初任配置された人を応援します。私が熊本に帰ってからは、渡邊佐和子、池田伸子、近江友里恵、石橋亜紗、そして畠山衣美の皆さんらが熊本で新人アナのスタートを切りました。皆さんそれぞれ活躍されていますのでいつも応援しています。

おっしゃるように「草の芽」のような江戸端唄が、粋でお洒落で大好きです。

たしかにハリウッド映画とは随分距離があるように感じますが、自分でもなぜ日本舞踊や邦楽や能にハマったのかというとどうも子供の頃からミュージカル映画をよく見ていたことが関係しているようです。
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