徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

檜垣の水スポットめぐり

2014-10-03 23:30:03 | 歴史
 しばらく湧水を汲みに行っていない。暑い季節にはせいぜい4日くらいが衛生面の期限だと聞いてやめた。もう少し涼しくなったら再開しようかと思う。
 それはさておき、日本人にとって水を汲むという行為は、ただ生活用水を補給するという以上の特別な意味があったらしい。折口信夫の「水の女」など、いろんな文献にそんなようなことが書いてある。

「年ふればわが黒髪も白川のみつはくむまで老いにけるかな」
「白川の底の水ひて塵立たむ時にぞ君を思ひ忘れむ」

などの歌で知られる檜垣嫗(ひがきのおうな)の物語も、水とのかかわりなしには語れない。
 ハイキングの好季節、そんな檜垣の水スポットめぐりも面白いかもしれない。


檜垣嫗がこの畔に草庵を結んだという白川


閼伽の水を汲んで岩戸観音へ日参したという蓮台寺の「檜垣の井戸」跡


岩戸山への険しい山道を水をこぼしこぼし登ったという「檜垣のこぼし坂」の泉


後に移り住んだ岩戸村の山下庵近くの「檜垣の泉」


▼檜垣水汲みをどり(Click to Movie)


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