徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

花見の場所取り

2022-03-29 20:52:23 | 日本文化
 今日は花曇りの一日だったが、明日は回復しそうだから今年最高の花見日和になるかもしれない。熊本城も花見客で賑わうことだろう。ただ、コロナ感染者数が反転増勢の兆しが見られるのが心配だ。
 花見と言えば、社会人になったばかりの年、水前寺公園での会社のお花見会に行ったのが僕の花見初体験だった。酔っぱらった先輩社員同士がケンカをおっぱじめるという一幕もあり、オジサンのイヤな面を見せられた気がしたものだ。それから数年後、東京勤務になってからは、部内の花見は上野のお山と決まっていて、若手社員が午前中から場所取りに行くというのがおきまりだった。その頃、上野の山には「片付け屋」というのが待ち構えていて、後片付けは彼らに一切任せていた。そのかわりシート以外、残り物は酒類も食べ物もすべて置いていくのが決まりだった。東京と熊本では花見の様子もだいぶ違うが、熊本弁で花見の場所取り風景を唄った「とっとっと」は僕の大好きな1曲である。




「とっとっと」(1998) 作詞:佐藤幸一 作曲:今藤珠美 作調:中村寿誠