徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

"51" It means more than 50.

2018-03-13 20:22:23 | 日本文化
 今、水郷の町柳川では「柳川雛祭り」通称「さげもん」の真っ最中。春の訪れを告げる華やかな雛壇とその両脇に飾られる「さげもん」。女の子が生まれるとその子の幸せと健やかな成長を願って親戚や祖母たちが縫い上げる「さげもん」は、本来、「7X7=49」だそうだが、人生50年と言われていた江戸時代、1年でも長生きしてもらいたいという願いを込め、中央に大きな毬を2個下げて「51」にして飾るようになったという。


北原白秋生家のさげもん


 海の向こうでは、古巣シアトル・マリナーズに復帰したイチローが記者会見。現在、44歳のイチローは日頃から50歳まで現役を続けると明言している。彼がこの記者会見で強調したのは、50歳というのは最低目標であって、それから何年積み上げられるかに挑戦したいという。彼のトレードマークともなっている背番号は奇しくも「51」。オリックス時代の1992年から、ヤンキース時代を除いて、ずっと「51」をつけているが、この番号はオリックス球団から与えられたもので自分で選んだものではないという。しかし、今となっては「50歳以上」までの現役生活を目指す彼にとって、これほどピッタリな数字はない。