徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

お手本にしたい年賀状

2017-02-21 17:50:35 | 
 今年の正月にいただいた年賀状の中から、お手本にしたいなぁと思う4枚を選ばせていただいた。
 申しわけないことだが、自分自身は散々パソコンで作成していながら、どうしても手書きのものを選んでしまう。

   

 江戸中期の俳人・黒柳召波の句「春たつや静かに靏の一歩より」が新春の改まった清々しい気持を表すこの1枚は、会社時代の大先輩の女性からの年賀状。本来は名前書きまで入っての書なのだが、今の時代、名前を伏せなければならないのが残念。
 右は、やはり会社時代の同僚の女性からの1枚。OL時代から彼女は達筆家として社内でつとに名を知られていた。現在は書道師範を務める。男性的な筆致が魅力だ。


   

 これは実は長男の義母(嫁の母)からの1枚。絵画を嗜んでいるので、自らの作品を貼り付けてある。いつもながらなかなか味のある風景画だ。
 もう1枚はおなじみKさんの年賀状。水森亜土のイラストが可愛らしい。この2枚いずれもけっして文字数は多くないが、手書きの書き込みに温かさを感じさせる。