徒然なか話

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ポート・オブ・ザ・イヤー

2017-02-24 20:31:21 | 歴史
 ブログを通じてやりとりをさせていただいている「無題・休題-ハバネロ風味-」さんの記事によれば、酒田港(山形県酒田市)が「ポート・オブ・ザ・イヤー2016」に選ばれたそうだ。「ポート・オブ・ザ・イヤー」というのは、公益社団法人日本港湾協会がその年にもっとも活気あふれた港湾に贈る賞だそうで、酒田港は、海外クルーズ船の寄港を決めたり、国際コンテナ貨物の取扱量を飛躍的に伸ばしたりしている点などが評価されたという。これは市民が中心になって、色々な港の取り組みやイベント活動などを積極的に行ったことが与って力があったという。また、最上川河口に位置する酒田港の歴史は、川上から運ばれる土砂の堆積との戦いの歴史でもあり、今も港の浚渫が継続して行なわれているという。
 熊本では八代港に大型クルーズ船を寄港誘致するなど港湾振興が計られているが、いつか「ポート・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるのを期待したい。

 酒田湊は平安時代末期に開かれ、中世・近世には北前船の寄港地として大いに栄えた。写真でしか見たことがないが、今でも往時の風情を感じさせる。


▼2011年に復元された北前船「みちのく丸」が酒田港に寄港した時の様子









▼湊町華やかなりし頃を髣髴とさせる酒田舞娘
 動画の最後に、「おてもやん」と原曲が同じだという「酒田甚句」が入っています。