今朝の熊日新聞に、熊本市の新町・古町地区に城下町の風情を残すために発足した「城下町づくりモデル街区」に、新たに小沢町通りと唐人町通りが認定されたというニュースが載っていた。これで先に認定された万町通りを含め、古町地区の3か所が認定されたことになった。これらの地区は外観補修に市の助成金が出るようになるわけで喜ばしいことなのだろう。この制度について詳しくないのであくまでも推測の域を出ないが、助成の対象になるかならないかの線引きには微妙なものがあるような気がする。新町の電車通りにある吉田松花堂の長塀はあの界隈のシンボルのような存在だが、通る度に壁の汚れと老朽化が気になってしょうがない。例えばあの長塀も補修すれば助成の対象になるのだろうか。また外観とはどこまでを指すのだろうか。とにかくあの長塀を何とか今の形のまま残してほしいと願う一人としてそんなことが気になってしかたがない。

唐人町通り

唐人町通り