先週、9月18日のNHK「トップ・ランナー」は、大河ドラマ「篤姫」などの音楽を担当して人気の作曲・編曲家、吉俣良だった。彼は現在、“せつないメロディ”を書かせたら当代随一と言われているそうだ。たしかに、ドラマ「風のガーデン」などの音楽でも、いかんなくその実力を発揮している。また、別の表現では、彼の作る音楽は、“メロディが立っている”とも言われる。つまり、サウンド・トラックのフルオーケストラで演奏しても、メロディがしっかり聴こえるとでも言ったらいいのだろうか。
“せつないメロディ”で思い出す作曲家といえば、僕にとっては何といっても、ヘンリー・マンシーニだ。イタリア系アメリカ人の彼が作る音楽は、洗練された響きの中に、どことなくイタリア民謡を感じさせる時がある。「ティファニーで朝食を」「酒とバラの日々」「シャレード」「ピンクの豹」「ひまわり」etc. 彼の作った映画音楽には随分楽しませてもらった。
吉俣良はまだ、どちらかというとテレビ中心に活躍しているが、これから映画の方にも、どんどん進出して行ってほしい。
“せつないメロディ”で思い出す作曲家といえば、僕にとっては何といっても、ヘンリー・マンシーニだ。イタリア系アメリカ人の彼が作る音楽は、洗練された響きの中に、どことなくイタリア民謡を感じさせる時がある。「ティファニーで朝食を」「酒とバラの日々」「シャレード」「ピンクの豹」「ひまわり」etc. 彼の作った映画音楽には随分楽しませてもらった。
吉俣良はまだ、どちらかというとテレビ中心に活躍しているが、これから映画の方にも、どんどん進出して行ってほしい。