徒然なか話

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映画「半次郎」クランクイン

2009-09-19 09:04:51 | 映画
 今日は夕方から、映画「半次郎」の撮影準備を手伝うため、わが家から歩いて10分の熊本地方裁判所へ行く。明治時代の洋館の面影を残す建物は数少ないため、ここの旧舘の2階を、明治政府の内務省に見立てて撮影を行なうそうだ。既に今日から鹿児島を皮切りに撮影が始まっており、明日は「坂の上の雲」などでも使った三角西港、明後日は美里町、そして22日が裁判所という日程のようだ。その後も熊本、鹿児島、宮崎などを転々としながら撮影が続くらしい。
 半次郎とは、幕末および明治初期に活躍した桐野利秋こと中村半次郎のことで、別名“人斬り半次郎”と恐れられた薩摩藩士。西郷隆盛と行動をともにし、西南戦争で、城山における西郷の自決を見届けた後、戦死した、いわゆる“ラストサムライ”の一人である。映画「ラスト サムライ」で、真田広之が演じた氏尾は、中村半次郎がモデルだとも言われている。鹿児島出身の俳優、榎木孝明さんは中村半次郎を映画化することが永年の夢だったそうで、この映画の企画および主役半次郎を演じる。