ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

サーカス&サーカス2019おまけ(ネタバレあり)

2019-06-19 14:12:00 | 日記
甲斐さんが、ビルボードツアーのMCで
来月から始まる甲斐バンドツアーのセットリストを
「会場ごとに、1曲変えようかな?」とおっしゃったそうなので

初回限定盤のボーナストラックが
「夏の轍」方式で、披露されるかも知れないし(笑)
念のため…希望的観測を込めて「ネタバレあり」にしております(笑)

その未発表テイク…【そばかすの天使】【一日の終り】に続き
3曲目は【えんじ】…森山達也さんがアマチュア時代に
「開戦前夜」として、照和のオーディションで歌われた曲で

そのオーディション係でいらした甲斐さんが、いたく気に入られ
デビュー後に初のソロアルバムでカバーなさったのを
甲斐バンドのライブに採り入れられた訳ですけど
今回収録されたのは、1978年の日比谷野音のテイク♪

…って、もうナンか、奥さんにとっては「一番好きな頃の声」の音源が多くて(笑)
「さぞ、発売が待ち遠しいだろ(笑)?」と言ったら
一番好きなのは、声だけじゃなくてビジュアルもみたいで(笑)
「どうせなら特典映像も付けて欲しかった!」と…(笑)

野音ライブの真っ赤なスーツ姿は、以前にチラッとDVD特典になりましたが
ピーコさんデザインの「フリフリ」ブラウスや(笑)
紫のサテンの中近東風ジャンプスーツなどをお召しになり
アクセサリーもジャラジャラで、超ロン毛の「可愛い甲斐さん」が観たいんだとか…(笑)

あ、イヤ、もちろん今の甲斐さんにも
「良い年の取り方をしてくれた♪」とウットリしてるみたいだけど
20代の頃のトンがった、それでいてナイーブな青年…といったイメージと
同じハスキーボイスでも、まだ甘さが残る声は
「あの時期だけのもの」として深く刻み込まれているらしい(笑)

「会場が汚れて、床が下がるバンド」やら
「女子供の甲斐バンド」やらと言われ(苦笑)
負傷者を出したり、会場の床が落ちたりと
新聞沙汰になるようなライブもあった当時(汗)

甲斐さんは、雑誌のインタビューで…
「僕たちのコンサートに来てくれる人は、大半が女の子です
でも、女の子のためだけの曲を作ったら絶対ダメだと思うんです」とか
「別に僕らはファンを煽っている訳じゃない
僕ら自身の熱気が、ファンに伝わっている結果だと思ってるんだ

『甲斐はミーハーばっかり相手にしてる』なんて
他のロックの奴らが批判してるようだけど
僕ら、曲作りをミーハー的にやってる覚えはないよ
ミュージシャンにとって、聴きに来てくれる人が最高の客
それだけじゃないか」と話されてます

ただ、このインタビューの直後にリリースされたアルバム「この夜にさよなら」と
そのツアーの広告には「興奮しないで帰れるものなら帰ってみろ!」という
かなり挑発的なコピーが添えられてました(笑)

ともあれ…4曲目が前回触れました【光と影】で
5曲目は、1979年のNHKホールライブの【噂】

「テレビ拒否」とマスコミに叩かれ
甲斐さんによれば「魔女狩り」に遇われていた頃(苦笑)
件の「ザ・ベストテン」の出演交渉を含めて書かれた曲には
「The Television」という別タイトルが…(笑)

長岡さんの休養が発表され、オーディションでお選びになったメンバーと
初めてのツアー…しかも、その初日…
この曲をステージで披露されるのも初めてでいらしたこともあって?
歌詞をド忘れなさった甲斐さん(笑)
観客に手拍子を止めさせ、歌い直されたテイクですよね?(笑)

この曲は、大森さんと松藤さんがお二人で演奏なさっていたのを
鈴木健太さんが、お一人で弾きこなされたことに、ものすごく驚かれ
「松藤に聴かせてやりたい」とおっしゃったという
ビルボードツアーのシーズン1が、遠い昔のことみたいな気が…(苦笑)

それはともかく…未発表音源ラストは【恋時雨】
これも、1977年の中野サンプラザからとなってますが
3月 or 12月、どちらのテイクかは不明

ただ、甲斐バンドのオリジナルアルバム17タイトルが
紙ジャケシリーズとしてリリースされた際に
【恋時雨】の収録アルバムである「らいむらいと」のボーナストラックにも
【恋時雨】(LIVE)バージョンが入っていたし(笑)
「2019年」版が発売されたら、聴き比べてみたいと思っています(笑)

余談ですが…1978年の甲斐バンド初のホールツアー「サーカス&サーカス」を
今回、初めてのライブハウスツアーのタイトルになさったということは
初回限定盤のジャケ写だけでなく
「ステージセットも復刻版が登場するのかなあ?」と奥さん(笑)

かつての「BEATNIKツアー」と同じタイトルを冠されたツアーでは
当時のステージを飾った「高層ビルの電飾」が復活していたので
今回もアノ「蝶々」のマークを期待しているらしい(笑)

ちなみに、当時の甲斐さんは…
「蝶々っていうのは、甲斐バンドのシンボルマークなのね
ストーンズのブライアン・ジョーンズが好きで
彼が死んだ時、蝶々をバーッと空に飛ばしたでしょ?
あれ見て、すごいずっと蝶々が好きなの」…と話されてました(笑)

そうそう!甲斐さんは「『ライブハウス』って、僕、知らないんですけど
どれくらいまでが『ライブハウス』なの?」とおっしゃっていたそうですが

日清パワーステーションや、SHIBUYA‐AXなど
今回のツアーと同様に、1階はオールスタンディングという形で
ライブを行われたことも少なからずあったと思うんだけど

時の流れなんでしょうか?(汗)1階のスタンディングエリアよりも
2階の指定席の方が人気があるライブハウスもあるみたいで
身体の具合や体力に特に問題がない奥さんは、ちょっとビックリ(苦笑)

まあ、そのことを少し寂しく思いつつも
「ライブの楽しみ方は人それぞれ派」として(笑)納得していたところ
ある一部のファンの方々が、1階のスタンディングエリアに
「折り畳み椅子を持ち込もうとしている」と聞いて絶句…(汗)

自分は、大きな荷物をロッカーに預け、小ぶりなバッグを斜めがけにして
なるべく場所を取らないようにするつもりでいたので
「ウソでしょ!?今までオールスタンディングのライブ行ったことないの?」と…(汗)

でも、以前、あるライブハウスで
開演前に床に座り込んでおられた方々に
「皆さん、立って待ってるんですから」と注意したら
「だって、しんどいから…」「始まったら立つんだからいいでしょ」
…と言われて脱力したことを思い出し(苦笑)
最初から2階を選ばれた方々の方が
大人の対応でいらっしゃると考え直したんだとか…(苦笑)
コメント
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