ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐報到着その4

2014-02-12 11:15:20 | 日記
4曲目【らせん階段】について、押尾さんは…

甲斐さんが『あの頃、あれが出来なかったんだよなあ』と
話されるのを何度か聞かれていたらしいんだけど

この曲もこういう重々しい感じでやりたかったんだろうなと
思われたそうだ

奥さんも甲斐さんが【黒い夏】や
【そばかすの天使】を歌われる前に

『レコーディングは出来ても
バンドで演奏出来なくて、ライブでやらなくなった』と
話されるのを聞いたことがあるという

MEETS AGAINツアーで【魔女の季節】を歌われる時にも
『バンドの技術が…(笑)』とおっしゃってたんですよね(笑)

『アタタカイ・ハート』に
【かけがえのないもの】を収録されたのも

オリジナルのアレンジに
もの足りなさを感じておられたからだったそうだ

奥さんによると…

甲斐バンドでアルバムを作っていた頃、甲斐さんは…

納得するまでレコーディングして『よし!』と思っても
必ず後から『完璧じゃない』という部分が出て来るんだけど

それは次に繋がる『伸びしろ』のようなものだから…
と話されていたという

その不満に思われていた部分や
当時の機材・設備では出来なかったことが
今はイメージ通りに表現できるようになったんでしょうね♪

甲斐さんによると…

この曲(特にイントロ)は
大森さんのように弾けるギタリストがなかなか居ない
というほど難しいらしいんだけど

イチローさんが相当練習されたようで
今回はイチローさんの方が上手いくらいなんだとか…♪

甲斐友さんに送って頂いた読売新聞には
『サウンドは重厚で、アレンジは最も変化している曲』と書かれてます

甲斐さんが23歳の時に書かれた歌詞について…

20代に幼い目で見ていた社会の過酷な部分が
実際は、思い描いていたよりも
もっともっと過酷なんだということがよく判って(笑)

サビの歌詞が切なく滲みるんだとか…
『それを実感できた今は、よりリアルに歌えた』そうだ

ライブでは、いつもの通り
【ガラスの動物園のテーマ】から始まるのか?それとも…?
奥さんの興味は尽きないようです(笑)

試聴会前編のラスト【破れたハートを売り物に】

皆様ご存知の通り、当時この曲ほど
レコーディングが大変だった曲はないんじゃないかと…(汗)
それがついに一発録りですか!?(笑)

押尾さんいわく…
生な感じがすごく強調された仕上がりになってますね

甲斐さんは、オリジナルが実はそれほど生っぽくないので

『今回はしっかりドラムを入れたい』
『歌を聴かせたい』

『自力で歌い手としてしっかり生きて来たんだと
その感じる生のまんまに歌いたい』と思われたそうだ

甲斐さんによると…

当時、マイクスタンドを4本並べて歌うという
見せ方のエンターティメントと
花園がライブデビューだったことで(笑)

良くも悪くもバンドの一体感や絆みたいなものが
この曲のイメージとして定着したけど

そうじゃないんだよなあという気持ちがあって
孤高とは言わないまでも

自分の力を信じて、自分の歌を歌って来たという
そういう歌にならないかなあと
すごく思っておられたんだとか…

以前にも触れましたけど…甲斐さんが
『生きることを素晴らしいと思いたい』
このフレーズが歌いたくて作ったとおっしゃってたのには
そんな思いがあったんですね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする