NOHEA 'ILIO

僭越ながら、屋号犬神屋を名乗らさせていただいております。
19年春、ホノルルからラスベガスに転居してまいりました。

太鳳は今幸せに暮らしています

2018年12月02日 | Weblog
↑在りし日の愛猫、武蔵さんことむーちゃん先輩。

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冬は白銀のスキーゲレンデ。
夏は緑したたるキャンプ場。
筆者の生まれ故郷の話しです。
若さ&バカさは紙一重。
あの頃の筆者は、怖いもの知らずにして、疑心など微塵も持ち合わせていませんでした。
無防備にも程があるだろうというほどに初恋は完全丸腰。
純粋といえば純粋でしたのでしょう。
ああ。
あの頃の自分が健気過ぎてまぶしい。

盛夏。
キャンプ場を貫く清流のせせらぎ。
日暮れには焚火など囲むわけです。
青年はアコースティックギターなど爪弾き。
乙女はオカリナなど吹いてみるわけです。(←オカリナのくだりは虚偽です)
青年は、ふと清流の中から小石など拾い上げました。
「これが君。これは僕。この小さいのは、いつか逢える僕たちの子供だ」
BGMは、GReeeeN 「愛唄」などを脳内で奏でてみてください。
ああ。
あの頃の君が、健気過ぎてまぶしくて、とてもじゃないけどまともに直視できない。
申し訳ないことしきりなのですが、できれば福士蒼汰さんと土屋太鳳さんを思い浮かべていただきますと、筆者としては大変に助かります&恐縮です。
互いの手を握りしめたまま秋を迎え。
肩寄せあって、ふっくりふくらんだラヴ♡バード達のように、寒い冬も暖かくやり過ごし。
春。
遅い、満開の桜の花びらが道に散り敷く頃。
土屋太鳳は、胸痛ませながら、空港でせつなげに見送る福士蒼汰の手を離し、一人海外留学という道程を、一歩踏み出したのでした。
こちらの一場面、BGMは、back number の「ハッピーエンド」など良かろうと思われます。
恐縮です。

そして。
瞬く間に歳月は降り積もり。
大断捨離の行に黙々と励む中。
桜の木工細工の和の小箱。
何気なく開けてみたら、あの清流の中から蒼汰が拾い上げて渡してくれた、三つの小石が出てくるじゃないですか。
その後のなれの果ての太鳳、目ぇ剥いて顎落とす。
歳月ほど優しく、歳月ほど残酷なものもございません。
太鳳、現在はかたせ梨乃の水死体のように、晴れやかに変貌しております。
時の流れの激流を、無我夢中で犬かきしてきたワケですから、どう振り絞っても、蒼汰の面影さえ浮かんでこようはずもなく。
でも。
青春の純情がこもりにこもった三つの小石くらいは
せめて、島で一番日本に近い海に還してやっても罰は当たらないというもの。


↑潮が、海風に吹き上げられて、山肌を這いのぼっていました。
この、山脈の向こう側がワイアナエ。
マクアケイヴなどがあります。
どんづまりの駐車場から徒歩で2~3時間で、カエナポイントに到達します。
以前、この行程を、友人若夫妻とともに、カエナポイント攻略部隊に強制編入された経験がございます。
往復5~6時間の強行軍のしんがりをつとめ、息も絶え絶えの大制覇&大生還。
後日、まったき廃人も同然でございました。
このお写真は山脈挟んでワイアナエの裏側。
モクレイアという所です。
山脈右端どんづまり。
こちらの駐車場からも、「逆打ち」徒歩2~3時間で、カエナポイントまで到達することができるのです。


↑希少種の鳥類の営巣地でもあるので、残念ながら犬連れは禁止です。


↑ここから徒歩往復5~6時間を、逆打ちで遠征できるかと誘われれば
現在水死体の筆者は、中途棄権ヘリ搬送覚悟で赴かねばなりません。


↑太鳳と蒼汰と萌芽すらしなかったかすがい。


↑やはりここは、back number の「ハッピーエンド」………
と、思う間もなく


↑この怒涛。
踵を返して避ける間もなく、筆者も旦那さまもヘソ下三寸荒波に打たれます。
恐ろしかったのは引き潮。
「うおおおおおおおおお~~~っ!!!」
瞬間、旦那さまが背後からがしっ!と筆者のこの野太い腰を支えてくれましたが
当の旦那さまにしてみれば、妻の野太い腰に掴まらぬことには、己の足元も攫われそうな状況であったとも邪推されます。
犬神老夫妻。
モクレイアのビーチショアラインで、蒼汰の呪詛さもありなんと
ヘソ下三寸、冗談のように砂まみれ。
どこもかしこも、ああしょっぱい!


↑引き潮に乗せて、初恋を無事、日本へ還しました。
っちゅうことで
イイね?


↑献杯。


↑供物。


↑チリ リエノ。
ものすごく美味しい。


↑シュレッドビーフQuesadilla。
ものすごく美味しい。

だから。
美しき青春の終焉。
っちゅうことで
イイね?

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