↑行軍隊長。頼みの綱の先導犬。
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↑総員、点呼!
↑行軍、開始!
↑注意書き注視!
犬連れトレッカーに対して、犬の熱中症対策喚起!
↑増水中につき、迂回路探せ!
↑急流、目視!
↑部隊長、視察!
行軍、続行!
↑第一部隊、給水摂れ!
↑歴史的な島の宝。
古代先住民の遺物、ペトログリフが刻まれた大岩発見!
「pohakukaluahine」
The old woman rock。
↑さらにペトログリフ発見!
↑解読困難!
↑「背中合わせにしゃがんだバードマン」
謎めいている!だが確かに意味はある!
この、古代からのメッセージをしかと受け取った筆者は、バセンジー隊長とともに勇敢なる単独撤退を決断。
隊員1&隊員2(←旦那さま&若衆)は分水嶺の頂き近くまで攻めるために更なる行軍続行となる。
部隊、二派に分裂!
筆者。
ふと我に返れば、亜熱帯密林の泥土むせかえるようなジャングルに、赤毛犬とともに一人きりであると気づいた。
もし、すれちがう若者トレッカーのなかに、ならず者がまぎれていたとしたら。
野生の猪豚を狩りに、獰猛な猟犬を放っていることも普通にある場所である。
危険種といわれる棄て犬が、野犬化して群れをつくり、人や飼い犬を襲ってくるということも無きにしもあらず。
護身用のペッパースプレーを、旦那さまに持って行けと言われたのを、筆者は無下に断っていた。
ガサガサっ…!
藪がさわぐ。
赤毛犬が、背中の毛を逆立てて警戒し、微動だにしない。
筆者には、必殺のこの奥の手しか残されていなかった。
「く~れないに染~まった、こ~の俺を~♪慰める奴はも~うい~な~い~!」
唯一無二。
XJAPAN攻撃である。
筆者は歌った。
このフレーズしか知らないので、この歌詞だけを何度も何度もリフレインしながら。
赤毛犬の背中の毛が、赤く逆立つたびに。
筆者も、心を鮮やかな紅に染めている。
The old woman rock。
オールドウーマンロッカーとは、この筆者のことだったとしか、もう今更ほかに思えない。
↑ロッカーの喉も嗄れてきたころ。
密林の妖精、shama thrushが並走するようについてきた。
頭から背はすべらかな紺。ふっくりとした腹部が橙(だいだい)がかった金茶色。
この小鳥、それは気の遠くなるような美声で麗しく歌うのです。
好奇心強く、人を怖れずなつっこく、枝から枝へついてくる。
うっとりと聞き惚れていたら、知らないうちに入り組んだ獣道に誘われて、二度と娑婆へ戻って来られなくなるくらい。
アーユルヴェーダで、「聴く癒し」とされている美声だとかで。
筆者は勝手に
「セイレーンちゃん♡」と呼んだりも。
セイレーンちゃん♡は、確かにオールドウーマンロッカーより実力のある歌い手です。
いや。
もう、マジうっとり。
残りの行程は、青い小鳥に慰められながら
嗄れた喉を、マヌカハニー&ユーカリプティスのキャンディで労わりながら
筆者は無事、緑の魔界から抜け出すことができたのです。
紅に染まったこの俺を、慰める奴はもういないと歌っていたから
そんな嘆きを聞きつけて、来てくれたのでしょうかセイレーン♡
XJAPANXJAPANXJAPANXJAPANXJAPANXJAPANXJAPANXJAPANXJAPANXJAPANXJAPANXJAPAN
↑行軍ののち食糧補給。
部活帰りの中二男子柔道部員みたいにペロリと。
↑ぎゃ~!先輩!自分、これ無理っす!(嫌)
(とても美味しいキムチなんだそうですよ。筆者は苦手で、食べられないのですけれども)
↑先輩!チキンカツはやっぱソースっすよね?
↑先輩!残すんっすか?自分片づけさせてもらってイイっすか?
↑先輩は(旦那さまは)アボカドアイスクリーム。
↑自分、後輩(若衆)とシェアしてウベハロハロで口直し。
翌日。
ふくらはぎパンッパン。
臀部の筋肉痛、腰部まで達す。
尾てい骨部にサロンパス貼りける。
一日、湯に何度も浸かり続け。
↑大腿部からふくらはぎにかけて、これ塗りたくりながらほとんどもう半死半生。
妻として母として愛犬家としてまったき機能不全に陥る。
………
いったい、何のための行軍だったのだろう?
本音を言わせてもらえば
自宅待機班に回してもらって、実直に、米でも研いでいたかった。
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↑総員、点呼!
↑行軍、開始!
↑注意書き注視!
犬連れトレッカーに対して、犬の熱中症対策喚起!
↑増水中につき、迂回路探せ!
↑急流、目視!
↑部隊長、視察!
行軍、続行!
↑第一部隊、給水摂れ!
↑歴史的な島の宝。
古代先住民の遺物、ペトログリフが刻まれた大岩発見!
「pohakukaluahine」
The old woman rock。
↑さらにペトログリフ発見!
↑解読困難!
↑「背中合わせにしゃがんだバードマン」
謎めいている!だが確かに意味はある!
この、古代からのメッセージをしかと受け取った筆者は、バセンジー隊長とともに勇敢なる単独撤退を決断。
隊員1&隊員2(←旦那さま&若衆)は分水嶺の頂き近くまで攻めるために更なる行軍続行となる。
部隊、二派に分裂!
筆者。
ふと我に返れば、亜熱帯密林の泥土むせかえるようなジャングルに、赤毛犬とともに一人きりであると気づいた。
もし、すれちがう若者トレッカーのなかに、ならず者がまぎれていたとしたら。
野生の猪豚を狩りに、獰猛な猟犬を放っていることも普通にある場所である。
危険種といわれる棄て犬が、野犬化して群れをつくり、人や飼い犬を襲ってくるということも無きにしもあらず。
護身用のペッパースプレーを、旦那さまに持って行けと言われたのを、筆者は無下に断っていた。
ガサガサっ…!
藪がさわぐ。
赤毛犬が、背中の毛を逆立てて警戒し、微動だにしない。
筆者には、必殺のこの奥の手しか残されていなかった。
「く~れないに染~まった、こ~の俺を~♪慰める奴はも~うい~な~い~!」
唯一無二。
XJAPAN攻撃である。
筆者は歌った。
このフレーズしか知らないので、この歌詞だけを何度も何度もリフレインしながら。
赤毛犬の背中の毛が、赤く逆立つたびに。
筆者も、心を鮮やかな紅に染めている。
The old woman rock。
オールドウーマンロッカーとは、この筆者のことだったとしか、もう今更ほかに思えない。
↑ロッカーの喉も嗄れてきたころ。
密林の妖精、shama thrushが並走するようについてきた。
頭から背はすべらかな紺。ふっくりとした腹部が橙(だいだい)がかった金茶色。
この小鳥、それは気の遠くなるような美声で麗しく歌うのです。
好奇心強く、人を怖れずなつっこく、枝から枝へついてくる。
うっとりと聞き惚れていたら、知らないうちに入り組んだ獣道に誘われて、二度と娑婆へ戻って来られなくなるくらい。
アーユルヴェーダで、「聴く癒し」とされている美声だとかで。
筆者は勝手に
「セイレーンちゃん♡」と呼んだりも。
セイレーンちゃん♡は、確かにオールドウーマンロッカーより実力のある歌い手です。
いや。
もう、マジうっとり。
残りの行程は、青い小鳥に慰められながら
嗄れた喉を、マヌカハニー&ユーカリプティスのキャンディで労わりながら
筆者は無事、緑の魔界から抜け出すことができたのです。
紅に染まったこの俺を、慰める奴はもういないと歌っていたから
そんな嘆きを聞きつけて、来てくれたのでしょうかセイレーン♡
XJAPANXJAPANXJAPANXJAPANXJAPANXJAPANXJAPANXJAPANXJAPANXJAPANXJAPANXJAPAN
↑行軍ののち食糧補給。
部活帰りの中二男子柔道部員みたいにペロリと。
↑ぎゃ~!先輩!自分、これ無理っす!(嫌)
(とても美味しいキムチなんだそうですよ。筆者は苦手で、食べられないのですけれども)
↑先輩!チキンカツはやっぱソースっすよね?
↑先輩!残すんっすか?自分片づけさせてもらってイイっすか?
↑先輩は(旦那さまは)アボカドアイスクリーム。
↑自分、後輩(若衆)とシェアしてウベハロハロで口直し。
翌日。
ふくらはぎパンッパン。
臀部の筋肉痛、腰部まで達す。
尾てい骨部にサロンパス貼りける。
一日、湯に何度も浸かり続け。
↑大腿部からふくらはぎにかけて、これ塗りたくりながらほとんどもう半死半生。
妻として母として愛犬家としてまったき機能不全に陥る。
………
いったい、何のための行軍だったのだろう?
本音を言わせてもらえば
自宅待機班に回してもらって、実直に、米でも研いでいたかった。