NOHEA 'ILIO

僭越ながら、屋号犬神屋を名乗らさせていただいております。
19年春、ホノルルからラスベガスに転居してまいりました。

I left my heart in〜♪

2024年08月05日 | Weblog
↑数年前の画像です。
犬神屋分家、子2ちゃん部隊がテキサス州サンアントニオに転居する直前でしたでしょうか。
とにかくコロナ災禍以前です。
上 ゴールディッシュクリーム ソフィー💕アンさん、ラスベガス出生。
下 ブラック&タン ナラっ子姐さん、ハワイ州ウィンドワード方面の〜。
あらカネオヘだった?カイルアだった?あらどこだった?とにかくそこらへん出生。

7月も半ば頃。
ハリーリード空港で最高気温48、9℃が観測され、そののち一週間ほど普通に47℃が続いていました。
そんな時期。
サンフランシスコより長年の友人ラスベガスに来訪。
「ベガス暑いから、スーツなんて着て来ちゃダメよ。ハワイっぽいいでたちでいらしてねっ」
サンフランシスコは涼地でございます。
ですので、そうお伝えするのが良識というものです。
そして再会の当日。
「あんまり暑くてもアレだから、今日は43℃くらいまでアタシ本気出して下げといたからっ。涼しいの涼しいの。コレ今日は涼しいのっ。
今日はなんてったって、たったの43℃なんだからっ」
フザけてはおりますが、心頭は滅却してございます。
慣れってコワイ。
いやマジだ筆者的には快適よ。
砂漠の熱波に順応するしかない、犬神屋の一族なのでございますれば。


↑あの愛する華人街へ、小籠包いただきに参りました。
口ん中、絶対ヤケドするしかないやつです。
ふーふーふーして、おほおほっ!&はほはほっ!といただくのが人の道。


↑牛肉ちゃおふぁん。とっても好吃。おいしいハオチーおいしいハオチー。


↑再会を祝して。


↑奥さんこれめちゃくちゃハオチー!
猪豚肉饅頭だったかしら?
こちらのお店、メニューの字がこんまくてこんまくて、はづきルーペ持って来なかった筆者には読めやしない。
勘よね勘。
もうintuitionってのかしら?
美味し過ぎる。
なんたって皮が。
歯触りも香りもすべてハオチー。
これは絶対リピート決定でございます。
華人の皆さん、さすが小麦粉扱いが絶妙ではないですか。


↑生姜風味のタレでいただく🥟は

↑お代わりせずにいられない。


↑この菜っ葉は空心菜だったか?


↑葱油餠。ツォンヨウピン、だったか〜?

グルテンでお腹が満ちに満ちた一団が、口直しを求めて店外を彷徨います。
サンフランシスコの友、吹き付ける熱風に驚愕の様子。
「涼しいの涼しいの、この風なかなか爽やかよ〜。だって先週ずっと毎日47℃だったのよ〜。毎日47℃だと眼球が少し乾く感じする〜」
心頭滅却しすぎて体感がイカれぎみの筆者。
この屋外に、動かないで30分以上立ってたら、全員熱中症は確実です。
友。
「これ、軽く100°F(華氏)超えてるよね〜」
そら。
あたりまえに。
超えて〜ら。


↑マンゴーレモネードがひときわ沁みます。




甘いもんつついて、話は尽きることございません。

サンフランシスコの友の奥さまは筆者の友でもございます。
電話しました。
「アタシね、長袖のロングコート着て仕事に行って、長袖のロングコート着て今家に帰って来たわよ〜」
さすが、それは霧も立ち込めようというものサンフランシスコ。
彼の地は、とても過ごしやすいと常々伺います。
筆者は、11月のサンフランシスコで震え上がって、首すくめすぎて、ぎっくり首になった記憶がございますけれど。

長年の友と、こうして楽しいひと時を分かち合えるのは、大変に有り難く、人生の醍醐味ではないかとすら感じます。
首、イワさなくてすむ時期に、いつか再訪したく存じますFrisco。

※Friscoとは、彼の地の略称のひとつでございます。


↑11月でブーツに毛皮のコート着込んでるヒトいっぱいいて
「おらのニッポンの故郷とおんなじでねいべか!?」
ママは、そんなふうにおったまげたそうでしたFrisco。
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蹴散らして、奔れ聖地へひたぶるに3

2024年08月01日 | Weblog
↑シャンプー&グルーミング後の、アンニュイなMJ兄さんです。

さて。
その日は灼熱でございました。



↑ラスベガスに比すれば緑が多く感じられます。


↑カテドラルロック。
修練の聖山。
解脱を目指して。(←おい)


↑霊峰。


↑奥さん。
あのこちら。
ヒマラヤのほうに在るカンリンポチェ。
前人未到峰とされるカイラス山。
聖者ミラレパのみ、山頂に飛翔して達したという伝説がございますそうで。

で。
奥さんアタシ思うのだけれども。
カタチ的に、似てませんか?
カイラス山とカテドラルロック。
シェイプがホラ、なんとなく。
双子っていうかツインっていうかキョウダイ山みたいにさ。
やっぱアレよね。
バター蝋燭の香りむせかえるポタラ宮殿のあそこの回廊の扉から、カイラス山経由のシャンバラ繋がりの、聖地セドナ、カテドラルロック不思議ポータル。
連結してんだわ!
やっぱ繋がってんだわ!
アタシ薄々気づいていたの。
セドナからシャンバラって、わりとラクに行けるんだって!(←落ち着け〜っ!おい落ち着け〜っ!)
そうなの奥さん。
アタシ、三上丈晴さんとか、デイブフロムさんとかモリズミアリさんとか、恩師は勝手に山口敏太郎氏って決めてるの。
もらい泣きしたもの。
敏太郎さんが空港に、ウクライナで生まれた息子ちゃん迎えに行ったとき。
スピリチュアルってわりと苦手。
心霊系って、結構マジで怖いしアタシ。
でもオカルトは、なんてったって無双のエンターテイメントですものね。


↑灼熱、高所、難所といえば極難所。
春日井製菓さんの、伯方の塩飴舐め舐め辿り着いた到着点。










↑ヴォルテックスのパワーの渦に煽られて絶景を味わう。
どうしよう、神の声とか聞こえるようになっちゃったら。
どうしよう、この世の神秘、全部開示せざるをえない宿命とか背負っちゃったら。
どうしよう?
ああどうしよう&どうしよう?
聖地で、全く要らん危惧を抱いてみたりするフリをする。




↑セドナフード。
身に心に栄養を。


↑宿泊先の日本語版。

次回は、カテドラルロックに掛かる満月を眺めたく存じます。
そしたらアタシ、天空に向かって遠吠えするしかないじゃない?
「オカルト陰謀論、都市伝説系大好きよおおおおおお〜っ!ぎゃうぎゃう、あおおおおお〜んっ!」
って命燃やして遠吠えよ。
でもって、仲間呼び寄せちゃったりするんだわきっと。
ああ。
どうしよう。

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蹴散らして、奔れ聖地へひたぶるに2

2024年07月25日 | Weblog
↑ポメ姐さんの最近のお気に入りはピンクちゃん。
ピンクちゃん、よくよく見ればモヒカン。

さて。
聖地に奔って、修行三昧。
その際の続きなどははいかがでしょう?


↑コージーな街。

↓パラツキーとは、ホピ族の言葉で「赤い家」の意味だそうですが。

↑預言の民、ホピ族の祖先にあたるという水無しの民、sinagua族の住居跡だそうです。
筆者的には、ふしぎ発見。
距離を隔てた、彼の地シャンバラと繋がっているポータルにしか見えませんですもの。(←お〜い)



↑やっぱり。
繋がっているとしか思えませんもの。(←おいおいお〜い)


↑岩絵。
一部族が滅んでしまったなか、たった一人の生き残りの女性が
精霊に導かれて、命からがらこの地に辿り着いたとき、動物たちが次々に現れて彼女を手助けしてくれて
そこから、のちの再生と繁栄に繋がっていった。
という物語りだか記録が描かれているそうです。
900だか9000年前のペトログリフ。
あら?
あらら?
うろ覚えにも程があるというものですが。
それはアレです。
シンパシーが溢れ出てしまったものですから。

空腹は満たされたのか。
渇きは癒されたのか。
安堵して眠れていたのか。
寒くはなかったか。
暑くはなかったか。
痛くはなかったか。
病に苦しんだりしなかったか。
孤独ではなかったか。
孤独だったからこそ、必死で描き残したものなのか。
それとも誰かを愛し、誰かに愛され、徹頭徹尾、豊かに生き抜くことができたのか。
よく生きてくださいました。
よく残してくださいました。
輪廻転生。
今生は、ぜひとも穏やかで幸せに暮らしていておくれ。
涙溢れる岩絵前。
滂沱と。
お。
お。
お。
おろろぉ〜ん!


↑やっぱ、かなり昔だわね。




↑想ひ出になる品々。


↑聖地にて、未来を占う。
なんだか意外にいい感じ。
奥さんアタシ、これからもいろいろめげないで頑張ってみるぜぃ!


↑舌チロ姐さん。
頑張れ母ちゃん。
アタシも精一杯頑張ってみるからさ。




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蹴散らして、奔れ聖地へひたぶるに

2024年07月19日 | Weblog
↑左上ポメ姐さん。右端MJ兄さん。
手前中央、台湾出身、蔡蘭芳(ツァイランファン)さんこと、ぽぽちょんです。

まだ。
北より北、シアトル紀行も終えてはおりませんが。


↑その日、早朝4時20分。
暗いうちに自宅を出ました。
内陸部に向かったのです。


↑アリゾナの御来光を拝みます。


↑オーククリーク。
聖地への、玄関口といえば玄関口でしょうか。




↑聖地に近づいてまいります。






↑博物館展示物。

そうです。
聖地セドナへと。
精進しに赴いたのでした。


↑これを塗りたくって、ほぼ白塗りカチーナの形相で。
ビーチディフェンスといいますが。
内陸に進めば進むほど、海とは遠ざかるばかりでございます。

↓暑さ避けに持参いたしました貴重品。
ラスベガスのダイソーさんにてゲット。

↑のちに、猛暑酷暑の聖地において、この伯方の塩飴で生命を維持することになりました。
春日井製菓さん、心より御礼申し上げさせていただきます。

筆者のココロも燃え盛る🔥
本日のところ、これにて失礼つかまつらんば虎児を得ず。(←おいっ)




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Yankee Doodle dandy Born on the Fouth of July♪

2024年07月08日 | Weblog
↑7月4日、独立記念日でございました。


↑国旗掲揚。


↑こんなのスマホに送られてきて起こされる母。


↑肉は、こんな感じのトマホークを、手掴みで喰いちぎりたい、野望まみれのギャートルズ世代な母。

ま。
ギャートルズ喰いは、あっさり断念しましたが。
「肉は🥩炭焼き!」
を誇る旦那さま。
外気温は、44℃だか45℃だかでございました。
「熱中症で救急搬送されるのと、四肢落としてから大甕に酢漬けにされるのとどっちがい〜い?(英)」
と、中国三代悪女の所業にからめて脅しつけてみました。
「どっちもイヤじゃ!(英)」
この暑さのもと、炭熾しなどさせたら、非常に危険でございます。
炭熾し名人、肉焼き名人でもありますので


↑こちらを

↑このように。


↑つまみかけのエビちゃん。


↑凍ってるチョコ🍓
真夏の果実は、こうでぃねーと。(←どうした筆者。夏バテか?)


↑若衆が、ものすごく雑に野生にギャートルズ風に切り分けてくれました。

普段、赤身肉は避けているソフトベジタリアンな旦那さまも、この日は肉食いたします。
犬神屋全員集って囲む食卓は
ガウガウ唸りながら、肉に喰らいつく、肉食獣たちの宴の様相ではございます。
全員ぎゃおぎゃお舌鼓打ちながら。


↑COSTCOで買ったやつ。
いや、全品COSTCOで調達してまいりましたの伝わっているかと存じますけれども。


↑口直しにちょんどいいサイズ感。


↑例年、こういったアップルパイヴァニラアイスクリームアラモードがシメなのですが。

肉で胃の腑が満ちに満ちているギャートルズは、さすがにたどりつけませんでした。
おなか、パイイツ過ぎまして。


↑届かなかったアップルパイ。


↑7月5日に供されたアップルパイアラモード。


↑ママね。
肉食し過ぎて、その翌日も今もお腹が空かないんだって。
ライオンも、狩って喰らってしばらくは寝っ転がるワケだから
ママ、もそんな感じ。
大正漢方胃腸薬飲んでたよ。
「あ〜肉食するときは、大根おろしのポン酢がけも用意しておくべきだったわ〜」
アメリカのお誕生日なのに、和のココロ忘れまじなママ。
僕たちも、味付けナシのお肉もらって嬉しかった。
日が落ちると、打ち上げ花火がドカドカあがるから、警戒吠えとかするとガッツリホールド、押さえ込まれたりするけどさ。






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教訓を得る

2024年07月01日 | Weblog
↑シャンプー後の、半乾きポメ姐さんです。


↑ベガス移住後、しばらく収まっていたポメ姐さんの涙やけを悪化させてしまったのは筆者の失態でございます。
良かれと思って与えていた、冷蔵タイプのこのフードトッピングが敗因と思われます。
ごめんよごめんよポメ姐さん。🙇‍♀️


↑日差しが暴力的な砂漠地帯ですから、日焼け止め塗りたくったシメに、この日焼け止めパウダーでトドメ刺したろと安易に思いました。
ポチりました。
届きました。
箱開けました。
取り出しました。
なんかどこ触ってもパウダー出てきません。
こじ開けました。
あら?
もう元に戻りません。
あっけなく、本体ぶっ壊した模様です。
パウダー、全身に飛び散りました。
愕然といたします。
その足で、ホールフーズにある、アマゾンプロダクツ返品受付に走って行きました。
飛び散ったお粉もったいないから、顔、首、胸元、腕、足、満遍なくなすりつけて参ったのです。
平安の世の、白塗りパサパサ粉吹き婆アの見てくれのまま、ホールフーズに行きました。
人様の視線が、ちくちく刺さってああ痛い。


↑これと。


↑これで。

フルーツパイを焼いてこましたろと画策いたしました。


↑何がどうして爆発したのか、いまもって原因不明でございます。
サクラさんが神木くんを罵っていた、戦後の焼け野原を彷彿とさせるではないですか。
ゴジラマイナスなんたらんの一場面のことを言っております。
名作だと思いました。
旦那さま、エンディングで号泣しておりました。
いや奥さん、アタシもけっこうな号泣よ。


↑なんだとお思いになられましたか?
焼き場の骨あげ場面ではないのですよ。
これは確か、餃子です。🥟
ええ。
前身は、トレーダージョーズの冷凍餃子だったはず。
カオスです。
混沌です。
いっそのことあられもない芸術です。
正直に申し上げて、このような芸術作品画像はふんだんに貯蔵いたしてございます。
発酵、醸成中とでも、形容いたしてみましょうか?

筆者。
長いんですよ主婦歴。
犬飼い歴も長いんです。
さまざまな事柄から、日々教訓を得ています。
七転び八起き。
昨夜、へんな時間に寝落ちして、目が覚めたら丑寅の時刻。
それから寝付けず、メラトニングミふた粒しがんで横になったら最後。
これがまた起きられない起きられない。
七転び、そこらへんにずっと転がりっぱなし状態です。
毎日。
妻が、見えない敵と大格闘していることに、旦那さまは気づこうともしていません。
そんな、過酷な夏の只中です。




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がんぐり+北より北2

2024年06月25日 | Weblog
↑父の日数日後。
ガングリ坊主、避妊手術でした。
短口吻犬種。
当初、フレンチブルやらパグやらの、専門医の受診を考慮いたしておりました。
それは、犬神屋が絶対的信頼を置く、天才美人獣医師アンハサウェイ似のドクターKが御懐妊&初産だったためです。
そんなおり、愛らしい女児を出産されて、3ヶ月後には現場復帰されると伺いましたので、やはり信頼のおけるドクターKに依頼してみましたところ、快諾を得ることができました。


↑昨年秋口の頃のフレブルパピ里親さん探しで、犬神屋別院に迎え入れられることとなった
アントワン💕エンゾ💕ノア💕ラ💕フランス。
パピコですから、どう見てもころりんたんとした、ラ フランスの🍐フォルム。
ですので筆者はあっさりと「洋梨坊主」
と呼んでおりました。
が。
一歳近く育って参りますと、小柄ながらも、それはもう立派なイカついごりごりブル。
ムチムチ岩石、墓石色。
ですのでこれがまたあっさりと
「ガングリ坊主」と、呼称がまるで出世魚。


↑犬神屋総動員で鉄壁の看護態勢。
ですがこのガングリ。
飼い主である若衆にはでろんでろんに甘えっ子なのですが
パピコから成長したので、筆者には「よそんちの知らん婆ア」扱いしてきます。
それが、正しい育成状況というものです。
「このガングリがぁ〜!うらうらうら〜!」
そういう完全に間違ったアプローチの仕方をいたしますと、ますますガチ吠えされたりしてしまいます。


↑手術前に、耳を疑う報道が。
短口吻の犬、このえげつない40℃超えのベガスの道っぱたに置き去りか!
若衆方、友人から連絡もあったそうですが、犬神屋はすでに満員御礼。
これまた、あちゃこちゃツテをたどり、フレブル里親探しに協力を惜しまないヒトの我が子等ではございます。


↑奥さんアレよ。
もう日々が40℃超えしてるワケ。
アタシこれで茶〜つくって冷やしておくの。
これ冷やして飲むと首こりも肩こりも、冷房負けのダルさや頭痛も吹き飛ぶ気がするの。
一時的にも、すっきりしゃっきりする感じ。
アタシ。
できるだけがんばるわよ〜。


さて。
※北より北リポートのお時間です。

2018年のガムの壁。


2024年のガムの壁。

↑グレードアップしてる感じです。
コロナ災禍挟んで。
あ〜。
ばっちい感じしかせんのだわ〜。

2018年の市場。


2024年の市場。

あんまり違いがわかりません。


↑花屋さん。


↑おっ?シアトルにもガングリがっ?


↑新鮮だわお手頃価格だわ。
筆者は幻惑されそうです。
さすが北より北。
シーフード礼賛な街だけあるじゃないですか。
あ〜。
海宝漬けとか売ってないのかな〜?
あ〜。
美味しそうすぎる。
だってハワイは、極彩色のあぁた竜宮城で舞い踊ってただろ?
っていう気しかしない、大味トロピカルフィッシュが多かったし。
でもってベガスにゃ、どうにもこうにも海がない。
あ〜。
切り身にして薄塩すりゃ
どんだけハッピーな鮭定食になるんかな〜?
魚に魅入られる筆者。
アイスボックス持参で、駆けて行きたいこの市場。
おっちゃん相手にガチャガチャ値段交渉したりなんかして。
ガムの壁前避けて、全力疾走で、ミーシャより逢いたくて今。
くくくくく。
気が昂って、歌い出しそうになるじゃないですかああミーシャ。
逢いたい。
鮮魚。
アタシが駆けつけるのを新鮮なまま、腐らないで待っていて。







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Dada day + Birthday +北より北

2024年06月20日 | Weblog
↑犬ばか一族犬神屋別院所属。
この子が来たので、犬神一族のダックス愛が燃え盛ったのです。
6月16日。
ブラック&タン、ナニ💕エレ💕ナラ💕さんことナラっこちゃん。
めでたくもかしこくも、満9歳の誕生日。
ダイエット大成功。
この過酷な猛暑の砂漠地帯。
黒は熱を集めます。
ということで、ロングコートが真夏刈り。
ビロードの手触りのスムースコートに大変身。
二回りくらい小さく見えて、仔犬ちゃんっぽくなりました。

その日、奇しくも父の日。
この、40℃超えが当たり前の酷暑の日々。
「鍋もの」のリクエストいただきました。
うそ〜ん。
あづ〜い。
若衆たちが材料を揃えて集結いたしましたので
そこは、雑なやっつけしゃぶしゃぶにしてみました。
あづ〜い。
しゃぶしゃぶ画像、あまりにも雑なため自粛。

若衆たち父の日ケーキを求めにスズヤさんに奔るもケーキ完売とのこと。
そらアレよ。
スズヤさんは、なんらかのオケージョンデイケーキには、要前日予約でしょ?


↑プランB。
こらアレだわ。
ジッピーズのジェロレアチーズじゃありゃせんか。


↑「ハワイの味だ♪」
父の日の父、えらいご機嫌。
ばかにしたもんじゃないわ奥さん。
下のクラスト、シナモン効いてるグラハムクラッカーみたいで、確かにこりゃハワイのロコの故郷の味だから。


↑つるぺたナラさん。💕


↑なんなら、クラシックミッキーマウスみたいに可愛いです。💕

さて。


↑こっち方面行っていたのです。
スペースニードルタワー。
子1っちゃんが。




↑滞在先。
裏手が広大な牧場で。
牛やら馬やら羊やら。
のどかに鳴いていたそうで。
樹木が北の樹木ですね。
ハワイともベガスとも異なります。
筆者の日本の北の故郷には、公園にヒマラヤ杉がびっしり並んでいたものですが、やっぱこの地は北より北なんですもん。
北緯47度ですってよ奥さん。


↑北の水辺の夕景は、筆者の日本の故郷と似ているような気がしてなりません。
ああ水の色。
ああ空の色。
ハワイには、ないもんね針葉樹林とか。
ベガスには、ないもんね人造の水辺しか。

しばらく、子1っちゃんの「シアトル紀行便り」が続くかと思われます。
父の日に合わせて、飛んで帰ってきましたよ。
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赤毛とKETO

2024年06月14日 | Weblog
↑犬神屋老舗総本家。
ご覧になりますように、当宅に所属しているダックスフンドたちは、スタンダードソリッドとかではなく、わりと珍しいっちゃ珍しい配色と図柄のめんめんばかりなのですが。
それは決して、筆者自身のチョイスではなく
縁あって、流れに乗って、犬神さまの御神託にのっとって、自然にそうなっただけなのでございます。

それでもし。
もしもですよ?
筆者がそれなりの対価をお支払いさせていただいて、新メンバーを迎えるとしたならばですよ?
仮定ですよ?
あくまで仮定。
マジ仮定。


↑このような、赤毛の子を選びたいと思うのです。
ええ。
長年、そう思っているのです。


↑ロイヤルカナンのダックス用フードなんですけれどもね。
「ロイヤルカナン」
って発音すると
子2さんに鼻で笑われます。
「ママ、ロイヤルケイナインだよ?発音違うし」
とか言われてしまうざんすのよ。
「だってだって、ニッポンではロイヤルカナンって言うんだもんっ!」
奥さん。
見てちょうだいなこの赤毛。
なんかもう、たまらんでしょうそうでしょう?
毎回毎回飽きもせず、ペットフードの陳列棚の前で、この赤毛の子についつい見惚れてしまうのです。
お店の方に
「everything ok?」
と、声をかけられてしまうほど立ち尽くしてしまうのです。
見入るなや。
ドッグフードの袋だぞ。
と、自分でも、わかっていることはわかってます。
でも、どうしたって止められないのねこれがまた。


↑夢の赤毛男子。
ブリーディング卒業犬。
数年前に、保護の話しもございましたのですが。
いかんせんその時期は、ホノルルからラスヴェガスへの転居狂想曲でワタクタしておりましたし、赤白パイボールドのMJ兄さんもまだわけわからん仔犬期でした。
ですので、辞退するしか手がございませんでしたのよ。


↑以前にもアップした記憶がそこはかとなく残っておりますが。
赤毛男子は、愛情深い里親さんに引き取られ、テキサス州在住だと承りました。

ねえ奥さん。
やっぱたまらんでしょう?
ソリッドの赤毛の子。
ききききき〜!
犬バカを、ここまで魅了しおってからに。


↑THEOくん、THEOくん。
顔埋まってる。
顔だよ顔。
埋まってるてば顔。

「シェーデッドレッドの子好きだ!クリアレッドの子も大好きだっ!」
天を仰いで小さく叫ぶのです。
一旦落ち着こうか自分?
わかっちゃいるけど。
叫ぶ筆者はトキメキが止まりません。
これはアレです。
不整脈だったらどうしよう?


↑コレ、始めました。
毎日毎日、ひっきりなしに見せられるコマーシャルに負けました。
これで、みごとに痩せたら拍手喝采お慰み。
別段、副作用とかまるっきりございません。
ただただ、犬バカ症状に、拍車がかかるばかりでございます。






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カラマンシーで延命

2024年06月12日 | Weblog
↑この二頭、とっても仲良し。
仲良きことは美しきことかな。
左、チョコまだら姐さん。
右、一見二色、その実は三色兄さん。
ダックス愛好家にしては雑な毛色説明ですが、なにせ屋外、軽く40℃超えしていますもので。

さて。
先週末。
若衆その1をハリーリード空港まで見送りに参ったのですが。
その日は、確か42℃だったか43℃だったかの炎暑でございました。
ハワイのビーチあたりのジリジリ感とはまた全然違いまして
チュドドドド〜ンッ!
って、体感、太陽に機銃掃射されているみたいです。


↑炎熱攻撃から避難するべく、こちらのフィリピンカフェに逃げ込みました。
奥さん、脳みそクリスピー唐揚げになるんじゃないかってくらい
あどぅどぅどぅどぅ。
あ〜どぅ〜い〜の〜だ〜わ〜。
熱中症というよりも、一気にカリッと全身日干しになりそうで〜。


↑オーダーは若衆まかせ。


↑絶品ハロハロ。
昇天しそうな美味。


↑奥さんコレよ。
コレであたし生き延びたの。
カラマンシーとハイビスカスのお飲み物。
炎暑を吹き飛ばすには、やっぱりカラマンシーなんだわ!
とか叫ぶ母。
真夏の神の飲み物は
メキシカンオルチャータもいい。
コリアンシッケもいい。
でもでもやっぱりカラマンシー!


↑小粒なフィリピンの柑橘果実のカラマンシー。
奥さんアレよ。
素麺つゆにキュッと絞っても、最高の最高なんだわよカラマンシー。


↑子2さんの好きなウベのクリンクル。

↓せっかく撮ったから店内画像もどうぞ。



↑飼い主が、暑さで脳みそ揚げられて、カラマンシーカラマンシー叫んでいても
ひたすらに仲良しな二頭美しき。
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moms are the best!〜never ends〜

2024年05月27日 | Weblog
↑Miniature Dachshund side by side.

さて。
母の日というイベントは、なかなか終わらせてはいけませんね?

サンフレアと凶日が重なり、延期となっていた母の日飲茶。
再アタックは翌週でございました。


↑排骨、パイグォと蝦焼売。


↑とっぱじめに卓に並べられるのは、甘いもの系のエッグタルトと胡麻団子。
芋角は、タロ芋のなんたら。


↑画像もれなく重複しますが、とにかく湯葉で巻いてあるやつ。


↑叉焼焼包。チャアシュウバオって頼むとコレ来ます。
あと、ラプチョンバオって頼むとこのネジネジ蒸しパン来ます。


↑腸粉。チョウファンだったかチョンフェンだったか。
「海老ちゃんプルプル」
って言うと、若衆のうち誰かが注文してくれます。


↑揚げ茄子になんらかのすり身が。


↑菜心、チョイサム、大好き。


↑肉焼売。


↑撮りきれず。食べきれず。いろいろ持ち帰るのがお約束。
あんぱんみたいなのは胡椒餅的なパン。


↑私的な、飲茶攻略法としては、蓮の葉包みの中華ちまきを先に食べてはならない。
ということでしょうか。
これ先にいただくと、お腹ぱんぱんマンぷっくー!状態になって、とてもじゃないけど他のものが食べられなくなりますので。
糯米は、持ち帰りが必定でございます。


↑練乳マヨネーズにディップしていただく、こちらが一番気に入りました。
サトウキビを芯にした、海老のすり身のパン粉揚げです。

さて。
筆者のヒトの子供たちは、気の毒な甲殻類アレルギー。
🦐🦀大好きなのに、思う存分食べたなら、悲惨な仕上がりになってしまいます。
だがしかし、目の前に好物が並んだら、食べるなというのは酷なもの。
賢母は、バッグにそっとベネドリル(←抗アレルギーの市販薬)と甜茶飴をしのばせてまいります。
案の定。
「上唇が、ちょっとピリピリになってきた〜。喉もなんかイガイガ〜」
その時点で、速攻解毒薬投与。
おかげさまで、ことなきを得ました。

店内。
ポタラ宮殿や、九さい溝(←キュウサイコウと書きたかったのですが漢字がでませんぞ)
の美しきパネルがどど〜ん!と飾ってございます。
カイラス山とかのパネルも在るならば、こちらの店内のどこかに、シャンバラに続く回廊があっても不思議はございません。
中国茶を飲み過ぎたものか、その日は一日中、ことのほかカフェインハイだった筆者でございます。
ティンシャを鳴らし、転輪棒を回し、敬虔に五体投地巡礼のココロモチで過ごさせていただきました。
中国茶、ティーポッド2回もオカワリするもんじゃございません。
ティーハイで。
魂が、霊峰めがけて飛んでいくではないですか。

飲茶。
また行こ。











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moms are the best!day2 +day3

2024年05月20日 | Weblog
↑犬神屋分家、ミニチュアダックスフンド総領、ブラック&タンのナラ姐さんが、新老舗総本家のほうにダイエットブートキャンプに来ていた頃です。

母の日前日。あれは確か土曜日のこと。
「母の日は、どっこも混むから、前倒しの1日前に、ママ美味しい茶ぁ〜が飲みたいっす」
と伝えましたらば
「じゃあ久しぶりに、みんなで飲茶にでも参りましょう!」
などと決定しておりました。
いつもより早起きしました。
デイリールーティンの、犬たちの世話も掃除もちゃっちゃと済ませ、さぁひとっ風呂浸かって、いつもより入念にお化粧でもしてこましたろと思っておりました。
そのとき、若衆からの入電。
「ママ〜なんかpc💻系統が調子悪い〜!」
「おおおおおう?!それはアレだ。サンフレアの影響なんじゃ?
なんかダダ、ベガスでもオーロラ見えるかもしれないって、すっごいエキサイティングしているよ?それに、今日はバッドラックの凶日みたいだから、飲茶は別な日でもいいんだよ?」
「とにかくじゃあ、pc💻系統なんとかしてみるね〜」
「お化粧前だから、ぜんぜんオッケー、ノンプロブレ〜モ!」
そんな流れで


↑香味野菜に漬け込んであったポークフィレにギーを塗りたくって


↑ローストしてみました。
見てくれは、あくまでアレですけどあしからず。

pc💻系統なんとかなった若衆たちが、本家のほうにやって来て


↑レモン🍋バターとケイパーとオリーブ🫒のパスタをちゃちゃっと作ってくれました。


↑野菜不足を補う、ケイジャンチキンガンボ、スープというよりゴッタ煮でございます。


↑子1っちゃんは、母ちゃんケーキをピックアップしてきてくれました。
なんかもう。
街は大混乱。
通りのカドカドに警察車両が出張って警戒ならびに検問中。
サンフレアの影響で、やはり人心も乱れるモノなのでしょうか?
母の日の飲茶は、次週に持ち越しということになりました。

母の日。
そうその日は日曜日。

目覚めてすぐにヨロヨロと、犬たちのネイチャーコールのために庭に出ます。
「…!?」


↑コレ。
コレは。
母の日のギフトなのだろうか?
ここで。
ここに座って。
日頃の行いを反省し、煩悩ひとつひとつ潰してけと?

母の日当日
若衆が
「なんかスウィーツでも買っていくよ?」
「いいのいいの。ママ自分で作ったんだからっ!(←得意げ)」

若衆方また集い。


↑旦那さま&若衆たち合同作成による、豪胆剛気な鬼武者天麩羅なんだそうでした。
筆者は大根をおろすと指までおろしてしまうので、健気に慎ましく生姜を多めにすりおろしておりました。


↑得意げに言い放ったにも関わらず、作ってみたのはチョコプディング。
奥さんアレよ。
チョココロネの中のチョコクリームの味だわよ。


↑母の日だからって、いつもよりドヤ顔で威張り散らしたけど
使ってみたのは、常時だいたい買い置きのコレだから。
旦那さまはコレが大好きなんですの。
牛乳入れてカシャカシャかんまかせばムース状になるやつ。
ウィップクリームで誤魔化すとなおよろし。
カンタンがイチバン。
ちなみに旦那さま、日本の銘菓フルーチェはいやがります。
この不届き者が!と思います。

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moms are the best! day1

2024年05月17日 | Weblog
↑アレクサンドラ💕ポージィ💕蔡蘭芳さんです。
ツァイランファンさん。
普段は「ポポちょん💕」とか呼んでいますです。

さて。
当家犬ばか一家犬神屋では。
「毎日が母の日ってことでイイねっ!?」
という暴君女帝ルールを常々敷いておりますのですが。
「日持ちする花ってナニ?(英)」
「カーネーション?」
と応えたら


↑とにかくカーネーションばっかり入手してくるハズバンド。
「もそっと華やかにならんかね?(英)」
と妻に一言放たれて。


↑考えたのでしょう。
ベイビーブレスを足すようになったハズバンド。

母の日週間🍩

でも筆者が食すのは

↑いつものシンプルシュガーグレイズド。

母の日ギフトの案件。
物欲が、レイクミードの水量よりも枯渇ぎみな筆者は
「ん〜?欲しいものはぁぁぁ〜…犬ベッド?」
…の部分は考え中でございます。


↑これを母の日ギフトと呼んでいいのでしょうか?
ええ。
いいと思います。
いいデショ?

↑ポポちょんは、すこぶる気に入っておりますし。

母の日週間。
その日は確か金曜日。
材料一式たずさえて
「ママ、ニッポンのナポリタンちゅくっておくれ〜!」
とは、母より犬バカの子2さん。
デカボトルのケチャップとともに持ってきたのは

↑「うぉしゅうぉしゅソースってなんだ?」
落ち着いてよく読めば、それはウスターソースではないですか。
「おニクいらない。チーズもいらない。やしゃいだけの」
「マッシュルーム買い置きないから、シイタケでいいな?イタリアンパセリも入れるぞう?」
ということで

↑シンプルナポリタンは、ケチャップにうぉしゅうぉしゅソースたすとバカ美味い。
ということを知りました。
大量ナポリタン、またたくまに全売れです。
なんなら、たりないくらいの勢いです。


↑食後にこちらへ。


↑おおおおおおう?
噂には聞いていたけれど、こちらはニッポンのケーキ屋さんではないですか。


↑白葡萄とジャスミンティーのお飲み物。
茶葉の苦味と葡萄の優しい香りがマッチして、喉が渇いていた筆者は、感動しながら啜っておりました。
うおおおおおお。
ニッポンの繊細なお味だなああああ。


↑mom I♡ uの焼印が微笑ましい、日本のチーズケーキも、甘さ控えめスフレみたいにふわっふわ。
やっぱニッポンのケーキは美味しいなあああああ。

母の日週間第一日目。
うぉしゅうぉしゅソースとしか読めませんでした。
おかげさまで、こんなんで、在米35年以上にもなりますか。


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🍕

2024年05月09日 | Weblog
↑ポメ姐さん。
陽光に、目を細めております。
この若紫色の小花もランタナの一種なのだそうですが、残すことにしてもらいました。


↑黄色のもランタナだとか。
黄色ちゃんには泣く泣くサヨナラを告げました。


↑そしてソッポを向くポメ姐さん。
「あら?黄色ちゃんgone?」

さて奥さん。
筆者がこの頃ハマっておりますのは。


↑カリフラワーベースでグルテンフリーだというこちらお徳用2枚入り。


↑こうして。


↑こうやって。


↑焼き。


↑こんな感じで罪悪感ほぼゼロ。

超ラクてぃんで、とってもいいわ〜♪
では。
再度、焼きにかかりたいと存じます。
なんたってお得用、2枚入りですも〜ん。
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潮を汲む

2024年05月07日 | Weblog
↑ママの可愛いべべたん💕なTHEOくんです。
愛しさが、止まらんのですわ奥さん。

さて奥さん。
本日は、ペットブログにはまったくそぐわない。
読み物仕立てでお送りしようと思います。



無慈悲なほどに耳を圧する潮騒は止むことは決してない。
熱砂は灼けていて、足の裏を焼き続けている。
水疱に砂が喰い込んで、一足ごとに激痛が奔るが、なすすべもなく女は浜に追いやられて行く。
行かねば、醜い獄卒の荊棘の細枝で嬲られるだけだから。
抱えているのは、荒い網目も崩れかけの重い潮汲みざるひとつ。
延々と果てしない寂れた浜で、女は今日も潮を汲む。
ぼろ着をまとい、陽に灼けて赤茶けた蓬髪に、干からびた魚の鱗がいくつもひっついている。
唇の皮は白く剥け、顔にも腕にも陽膨れが浮いている。
真水は無い。
与えられない。
舌から喉から胃の腑まで、海の潮の塩気だけがへばりついて、喘鳴も止むことはない。
銀波の照り返しが、鋭角に網膜を刺すように、眼球が炙られ続ける。
涙はとうに干上がって、まつげに絡んだ塩気でまばたきさえままならない。
無理矢理目を閉じても、瞼の内側はただ赤く燃えている。
天空を仰げば、閃光のような眩しい黄色の輪が襲う。
その眩むような輪が押し迫り、まるで焼け串で脳天を突き割るような鋭い疼痛も絶え間ない。

潮を、汲まねばならない。
この破れざるで。
たがの緩んだ潮汲み桶は、隙間だらけの底板の木目から、砂地に海水があっという間に漏れていく。
微塵も疑うこともなく信じたのに。
全身全霊で愛したのに。
男は逃げた。
たった一人、心から信頼して、若さの全てを捧げたあの男は
孕んだと告げた途端に、ためらいもせず逃げた。
獄卒の怒号が、潮風で半ばかき消されながら、途切れ途切れに千切れて飛んできたかと思えば
背中をえぐる、焼け火箸を押し当てられると同じ、熱い痛みが降ってくる。
荊棘の細枝は、容赦無くぼろ着もろとも皮膚を裂いて、傷がぱっくりと白い脂肪をのぞかせた途端に、みるみる血が湧き上がってしたたっていく。
本気で愛しただけなのに。
生涯、愛し抜けると神にも誓ったはずなのに。
陽膨れが潮をかぶって、その激痛が女を朦朧とさせる。
砂浜に横倒しになったひょうしに、砂粒のじゃりじゃりとした厭な味が口の中に広がる。
揺らめく蜃気楼の向こう側に、ぼんやり映って見えるのは、かつてあれほど愛した男の幻影か。
脱水している。
渇水している。
でも、死の迎えが来ることはない。
浪音を聾するような口汚い罵声を浴びて、女は必死に潮汲みざるに手を伸ばす。
限りなく果てない大海の、潮を汲むそれだけのために。
憎くはない。
憎めばいいのに、憎めはしない。
だが恨めしい。
憤りは、積もり積もって恨みに変わる。
恨んでいるうち、愛という偽名の依存と執着は、消滅していくことはない。
膿み爛れた陽膨れの激痛にも似た想い、女の心も苛んで黒く膨れ上がってくる。
殺したい。
殺せない。
自分の全てを惜しげなく差し出して
そこまで惚れ抜いた女だけが。
そこまで惚れ切った女だけが。
この無限の浜辺に追われてやって来て潮を汲む。
永劫に。
潮を汲む。
姦通に
しとどに溺れた女だけが。



いやあの奥さん。
筆者はとっても落ち込んでるワケよ。
古い知己が、不倫の最果てに病んでいると伝えられたので。
浜で潮を汲むような恋をしたと泣いていたけれど。
その涙すら、恋の悦びだということを筆者は知っておりました。
話を聞くたび、筆者の頭の中には、潮汲みのイメージが沸きました。
実際に
「破れざるで海の水汲み続けるような関係は、精算したほうが賢明だよ?」
くらいのことは言いました。
もう、だいぶ昔のことです。
今にして思えば
もっと、強い断固とした態度と言葉を投げかけるべきだったなと。
筆者も口の中で砂粒がじゃりじゃりする思いです。
胸の奥がひりつきます。
潮汲み恋ほど、不毛な恋愛も無いですね。
ちょいと、心境なんぞ吐露させていただきました。



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