先月川原から採ってきたノイバラ
赤い実はまだつやつやして綺麗です。
12月になってやっと咲きはじめたシマカンギクをあわせましたが
残念なことにまだ葉は瑞々しい緑色
フユイチゴの赤く焼けた葉をそえたら
少しだけ師走の花らしくなったように思います。
このところ少しだけ忙しく
そんなときのお助け役、ドライの花が玄関を飾ってましたが
やはり生のお花を置くと
その空気までも掃き清められたようで気持ちのよいものです。
野ばらの実と黄菊といえば
初めて嵯峨御流の研究会に通い始めた年に
【黄花朱実】という雅題の文人華を習いました。
その時の講義で野ばらの品種として
ノイバラ、ツクシイバラ、テリハノイバラ、ヤブイバラ、ミヤコイバラ、フジイバラ、ヤマイバラ、
オオフジイバラ(アズマイバラ)モリイバラ、タカネイバラの10種類を教えていただきました。
その当時の私といえば好きなバラといえばオールドローズとイングリッシュローズばかり
日本の野生バラの品種がこんなにもあることなど全く知らず、
またさほど興味もありませんでした。
あれからはや5年
随分とバラの好みもかわったように思います。