花あそび

庭で育てた花々や嵯峨御流の花、そして時には野の花を
いっときいただいてそばに置きました。

正月花

2008年12月29日 | 嵯峨御流

週末加村先生宅にお正月花をいけさせてもらいに伺いました。
クリスマス花が散々だったので正月花こそは心をこめて…
前もって仮活けもしてみました。
用意した花材、主材は松これは先月いけた槇といっしょにいただいた剪定松です。

http://blog.goo.ne.jp/niwanohanako3/e/e962fa21a5b89692515a405a1214578b

正月まで保ってくれるか半信半疑でしたが
さすが不老を象徴する「百木の王」松葉の緑も綺麗なままです。
いけさせていただく花器も早くから決めてました。
加村先生の作品の中でもかなりモダンなイメージの大壺、
しかも大自然の生のエネルギーが大地から沸き立つような迫力を感じされてくれる作品です
いただいた松は剪定するにはあまりにもったいないような立派なもの
大地にしっかりと根ざして何十年と生きていたであろうみごとな幹です。
だから添える副材はできるだけシンプルなものに…
といっても壺と松の迫力に負けないだけの存在感は必要
そんなことを考えて過ごしたこの一ヶ月
偶然手にはいった仏手柑
もうこれしかない!そう感じてこれも大事に冷蔵庫で保存…
そんなおり思いがけず千両までいただいて
あれこれ悩むことなくおのずといけたいものが私ももとにやってきてくれました^^
ありがたいことです。
小高い場所にある加村先生宅、この日は北風に粉雪が舞う冷たい日和にもかからわず
お花を通していろんな方から沢山の恵みをいただいたことの幸せを感じ
とても温かでした^^

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿