一般にはカラーと呼ばれている花です。
最近では色も大きさも様々なタイプが売られています。
母が持ってきてくれたものは昔ながらの白い花
和蘭海宇(おらんだかいう)と呼ばれている品種です。
日本に渡来したのは天保14年(1843)
オランダ船で運ばれたことからこの名がついたそうです。
これも葉を!と頼んでおきました。
花に比べ葉は水揚げが難しいせいか、花屋さんではあまり見かけませんね。
去年もこの花をいけましたがその時は葉茎の長さが短くて
生花とは言い難い、中途半端な花型になりました。
今回は幸い母が茎を長めにカットしてくれていたので
お生花の美しさの基本である足元の水際立ちをきちんといけることができました。
やはりお生花の立ち姿は綺麗だなあと思いながら眺めました。