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生産費減へ支援検討 経済対策に盛り込み 稲作強化で農水省

2014年11月20日 17時55分22秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「生産費減へ支援検討 経済対策に盛り込み 稲作強化で農水省 (2014/11/20)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
農水省は19日、自民党の農林関係の会合で、政府の経済対策に盛り込む農業関係の対策案を明らかにした。
米価下落対策の一環で、農家が生産コストを減らした場合、一定の支援をしたい方針。
稲作経営の体質を強化し、2015年産米の再生産を促すのが狙いだ。
自民党は経済対策の取りまとめに向けて、政府に対し「米価下落対策」などを盛り込むよう求める決議を採択した。

農水省は、経済対策に「稲作農業の体質強化対策」を盛り込みたい考え。
米価下落の影響を受ける農家に対し、需要に応じた米生産に向けて、コストを減らした場合、一定の支援を講じる。
省力化、効率化による経営体質の強化を目指す。

具体的なコスト低減の対象として、直播(ちょくは)や農業機械の共同利用などを想定。
支援の詳細は今後詰める。
「手厚い支援をすることで、稲作農家が来年産にも意欲を持って取り組めるようにしたい」(生産局)と説明する。

収入減少影響緩和対策(ナラシ対策)の加入を促すため、集落営農の組織化への支援なども検討する。
ナラシ対策は15年度から規模要件がなくなるが、加入するには認定農業者か認定新規就農者になるか、集落営農組織を結成する必要がある。

米の直接支払交付金に加入し、生産調整に参加した農家を対象にしたナラシ対策の特例措置も14年度限りで終了する。
このため、現在ナラシ対策に未加入の農家が15年度から加入できるよう、今回の経済対策で集落営農の組織化の関連対策を盛り込みたい考えだ。

この日の自民党の会合では、党農林水産戦略調査会(林芳正会長)と農林部会(齋藤健部会長)が経済対策の取りまとめに向けた決議を採択した。
「米価下落対策」「農業農村整備事業」「さとうきび、林業の基金事業」を三本柱に据え、実現するよう政府に強く求めた。
というもの。

強い農業と言いながら、何一つ対処せず、先延ばししていた結果、生産者と産地を、さらに弱くしてしまった。
瀕死の状態なのに、体質強化って、ズレてないかな。
その前に、まずやることが有るんだけど。
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