こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

福島第一の汚染水、23億ベクレル検出

2013年07月27日 15時29分07秒 | Weblog
gooのニュースを見始めたら、いきなり「福島第一の汚染水、23億ベクレル検出 東電が調査へ 朝日新聞2013年7月27日(土)13:36」という、「なんだこれ」という見出しが出ていた。

内容は以下の通り
東京電力は27日、福島第一原発2号機海側のケーブルなどが通る坑道から採取した水から、1リットルあたり23億5千万ベクレルの高濃度の放射性セシウムが検出されたと発表した。
事故直後に汚染水が流れ込み、たまっている可能性が高いという。

東電が26日に汚染水を採取して検出した。
セシウム134が7億5千万ベクレル、セシウム137が16億ベクレル含まれていた。
ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質も7億5千万ベクレル検出された。
事故直後に検出されたのとほぼ同程度の濃度という。

東電は「高濃度の汚染水は坑道の中にとどまっている状態だと考えている」と説明。
しかし、周辺の地下に漏れ出ている可能性もあり、今後詳しく調べるとともに、海に漏れないように地盤を固める工事を進める。
というものだった。

どうなっているんだろうか東電は。
福島県の苦しみを、全く理解していないというか、理解しようとしていないとしか思えない。
対応の悪さ、隠蔽、ウソ、ごまかし、言い逃れ、そんなことの繰り返しにしか伝わってこない。
「高濃度の汚染水は坑道の中にとどまっている状態だと考えている」と説明しているというが、その理由は。
どうしてそう言えるのだろうか。
今までの説明から推測すると、なんとか被害を軽く言いたいというだけではないのだろうか。

福島県の苦しみなどは、全く考えていないのだろうとしか、どう考えても思えない。
これでさらに、福島県の復興と復活の道は、遥か彼方に遠のいてしまった。

こんな状態なのに、日本中で、原発を再稼働させようとしている。
誰が考えても、出来るはずがないし、動かしてしまったら、同じことが起こる可能性の方が高い。
県の真価が問われそうだ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 佐渡からの訪問 | トップ | 見た目から違う »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿