こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

佐渡からの訪問

2013年07月27日 15時03分50秒 | Weblog
午後、バスに乗って佐渡の農協と生産者が、売り場見学と消費地の現状を見に、訪問してきた。

人数を聞いていなかったので、数の多さにビックリしてしまったが、そんなことは関係なく、店内で話すことは決まっている。
「朱鷺と暮らす郷ブランド」をどうしていくかである。

1つの島なのに、バラバラで動いているのは、ブランドとしてはマイナスである。
ブランドのコントロールは誰がするのか。ブランドの位置づけは。流通の信用性は。宣伝は。そのためには地域はどうすればよいのか。
立ち上がって数年がたつブランド米であるのだが、実際は初年度レベルで、先には進み切れていない。

実力が無いわけではない。
お米が不味いわけでもない。
ブランド化の進め方が問題なのだ。

それを理解してもらうには、他県産の玄米を、自分たちで直接見た方が良い。
手て触ってみた方が良い。
消費者の会話を聞いた方が良い。

同じコシヒカリなのに、明らかに違って見える産地。
次々に買われていく品種。

自分達のお米と何が違うのか。
どうして買ってもらえないのか。

産地に言って、自分が話していると、オーバーに言っているんだと思ってしまうかもしれない。
しかし、売り場に自分達がいて、他県産が買われていくのを、その場で見ていたら、話している事が、全て真実だという事が判るはずである。

佐渡の人たちは、結構ショックであったろう。
でもこれで、やらなければならないことが、見えたはずである。
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