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日本は全関税撤廃を TPPで経団連 米団体と提言

2014年04月23日 15時17分03秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「日本は全関税撤廃を TPPで経団連 米団体と提言 (2014/4/23)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
日本経団連が全米商工会議所などと共に、TPP交渉の日米協議の早期決着を求める共同提言を発表した。
だが、日本は全品目の関税撤廃を目標にすべきだとしており「自ら譲歩の姿勢を示す敗退的行為」と自民党内の反発を招いている。

・自民農林議員が苦言 どこの国の利益代弁?

共同提言は21日付で発表し、日本に「農産物を含む全ての物品について、最終的な関税および非関税障壁の撤廃を目標として交渉のテーブルに乗せることが必要」としている。
また農産物の重要品目など、センシティブ(慎重を要する)な問題についても「この原則に沿った形で対応すべきだ」と求める。

これに対しある自民党農林幹部は「米国にみすみす首を差し出すようなもの」とあきれ顔。
「農業団体は自動車で譲歩しろとは言わないのに、なぜ経団連が農産物で譲歩するようなことを言うのか」と苦言を呈する。

別の同党農林幹部も「日本の経済界の代表という自覚がない」と指摘。
全米商工会議所や米日経済協議会などとの共同提案であることを踏まえ、「どこの国の利益を代弁しているか」と、その姿勢を疑問視する。

経済同友会も22日付で在日米国商工会議所と共同声明を出し、センシティブ分野の譲歩を念頭に「政治的に困難な決断」を下すよう求めた。
日本を代表する両経済団体が同じような動きを見せている。
というもの。

日本経団連と全米商工会議所は、何を提言しているのだろうか。
それもこんな時期に・・・・

自民党農林幹部がいう、「日本の経済界の代表という自覚がない」と「米国にみすみす首を差し出すようなもの」というコメントは、まさに正論だろう。
多分、TPP交渉についての報道をテレビで見ている小学生でも、このコメントが可笑しいという事は理解できると思う。
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