日本農業新聞 e農ネットに「茶文化発信 4市が連携 掛川茶、美濃焼、南部鉄器、樺細工茶筒 2014年5月10日 」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
茶産地の静岡県掛川市と、茶器を製造する岐阜県多治見市、岩手県奥州市、秋田県仙北市の4市が連携し、茶葉で入れた茶のおいしさや、伝統文化を守る大切さを伝える「茶文化プロジェクト」を展開している。
茶と伝統工芸品の相乗効果を見込み、茶業界を盛り上げる計画だ。
・相乗効果で業界盛り上げ
きっかけは、茶器を製造する多治見市が、掛川市に「茶葉と一緒に売り込み、知名度を上げよう」と持ち掛けたこと。
掛川市は、茶葉だけでのPRに限界を感じていたことから快諾。姉妹都市である奥州市、視察で縁があった仙北市にも声を掛け、実現した。
2013年2月、4市で協定を締結。まずは各市役所や土産店に「掛川茶」と、多治見市の「美濃焼」の急須や湯飲み、奥州市の南部鉄器、仙北市の樺(かば)細工の茶筒を展示することから始めた。
掛川市お茶振興課の後藤直己さんは「急須で茶を入れるのを面倒がる人もいるが、伝統や趣のある茶器なら、使ってみたいと思う人もいるはず」と売り上げアップを期待する。
土産店では、それぞれ購入できるようにした。
次に仕掛けたのは、茶と工芸品の特徴や、茶をおいしく入れるこつをまとめた、ちらし4000枚とポスター400枚の作製。
イベントなどで配布し、費用は4市が各20万円を出し合った。
販売の場も広がっている。
各市で開く農産物の販売促進イベントでは、他の3市もブースを出展する。
後藤さんは「他県で販売する機会を設けるのは難しいので、良いきっかけになる」と実感。
各地で「掛川茶」の効能などをアピールしている。
2年目となる14年度は、多治見市がプロジェクトの幹事役。
同市産業観光課の勝見祐子さんは「4市のアイデアを取り入れた新しい茶器の開発や茶文化を発信するシンポジウムを開く予定。
それぞれの特色やノウハウを生かし、茶業界を盛り上げたい」と意気込む。(坂本智佳子)
自分の周りでは、急須を持っていない人たちが増えている。
「お茶は入れるのが難しい」という言葉もよく耳にする。
自分がお茶協会と付き合っていた時、「今までと同じ、伝統だの分化だのという考え方は、もう通用しないから、新しい文化として伝えることは出来ないのだろうか」と、よく言っていた。
自分の業界も同じで、「伝統」「文化」というキーワードは大切だけど、それだけでは先に進まない。
新しく伝えるためのキーワードとして、どう使うのかが大切だろうな。
内容は以下の通り
茶産地の静岡県掛川市と、茶器を製造する岐阜県多治見市、岩手県奥州市、秋田県仙北市の4市が連携し、茶葉で入れた茶のおいしさや、伝統文化を守る大切さを伝える「茶文化プロジェクト」を展開している。
茶と伝統工芸品の相乗効果を見込み、茶業界を盛り上げる計画だ。
・相乗効果で業界盛り上げ
きっかけは、茶器を製造する多治見市が、掛川市に「茶葉と一緒に売り込み、知名度を上げよう」と持ち掛けたこと。
掛川市は、茶葉だけでのPRに限界を感じていたことから快諾。姉妹都市である奥州市、視察で縁があった仙北市にも声を掛け、実現した。
2013年2月、4市で協定を締結。まずは各市役所や土産店に「掛川茶」と、多治見市の「美濃焼」の急須や湯飲み、奥州市の南部鉄器、仙北市の樺(かば)細工の茶筒を展示することから始めた。
掛川市お茶振興課の後藤直己さんは「急須で茶を入れるのを面倒がる人もいるが、伝統や趣のある茶器なら、使ってみたいと思う人もいるはず」と売り上げアップを期待する。
土産店では、それぞれ購入できるようにした。
次に仕掛けたのは、茶と工芸品の特徴や、茶をおいしく入れるこつをまとめた、ちらし4000枚とポスター400枚の作製。
イベントなどで配布し、費用は4市が各20万円を出し合った。
販売の場も広がっている。
各市で開く農産物の販売促進イベントでは、他の3市もブースを出展する。
後藤さんは「他県で販売する機会を設けるのは難しいので、良いきっかけになる」と実感。
各地で「掛川茶」の効能などをアピールしている。
2年目となる14年度は、多治見市がプロジェクトの幹事役。
同市産業観光課の勝見祐子さんは「4市のアイデアを取り入れた新しい茶器の開発や茶文化を発信するシンポジウムを開く予定。
それぞれの特色やノウハウを生かし、茶業界を盛り上げたい」と意気込む。(坂本智佳子)
自分の周りでは、急須を持っていない人たちが増えている。
「お茶は入れるのが難しい」という言葉もよく耳にする。
自分がお茶協会と付き合っていた時、「今までと同じ、伝統だの分化だのという考え方は、もう通用しないから、新しい文化として伝えることは出来ないのだろうか」と、よく言っていた。
自分の業界も同じで、「伝統」「文化」というキーワードは大切だけど、それだけでは先に進まない。
新しく伝えるためのキーワードとして、どう使うのかが大切だろうな。
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