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200ヘクタール、引かぬ水 昨年豪雨で水位上昇 山形県酒田市の庄内砂丘

2014年01月31日 09時09分44秒 | Weblog
昨日の日本農業新聞e農ネットに「200ヘクタール、引かぬ水 昨年豪雨で水位上昇 山形県酒田市の庄内砂丘 (2014/1/30)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
酒田市浜中地区で、砂丘地のハウスや畑に水がたまる被害が深刻化している。
昨夏の集中豪雨で地下水位が上昇したことが原因とみられ、JA庄内みどりによると被害面積は浜中地区の約10ヘクタールをはじめ黒森や十里塚、鶴岡市七窪地区など約200ヘクタールにも及ぶ。
雪解けで地下水位はさらに増す恐れがあり、2月から始まるメロン栽培を前に、生産者は「春作業が遅れる」「このままでは土壌が駄目になる」と不安を募らせている。

・雪解け戦々恐々 春作業懸念も

同地区は2011年の集中豪雨と台風の影響で冠水被害が発生。
その際、水を集める「釜場」の設置や暗きょの埋設といった基盤整備などの対策に取り組んだが、砂丘地の高低差や排水場所の確保ができないなどの問題から被害が恒常化していた。

そうした中、昨年7月に集中豪雨が発生。
排水ポンプの追加や明きょ工事を実施したにもかかわらず、秋以降の大雨でさらに被害が拡大。
水はけが良いはずの砂丘地でも、排水が追い付かずに飽和状態となり、いまだに膝下まで冠水しているハウスや畑がある。

17日には浜中地区水害対策組合役員会を開き、生産者やJA職員、行政、自治会の担当者などを交えて応急対策を検討。
27日はJA役職員らが市に対し、被害の早期解決に向けた支援を要請した。

恒久対策として県は農水省の事業を活用し、庄内砂丘地区農村地域防災減災事業を実施。
配水管の埋設など、今秋にも着工する予定だ。

当面の応急対策としては、性能を上げた排水ポンプの増設で排水効率を高める方針だが、雪解けでさらに地下水位が上昇することや冠水による土壌障害、春作業への影響など、農家は営農への不安を払拭(ふっしょく)できない状況だ。

作業への影響が最も心配されるのはメロンの栽培作業で、JA酒田南園芸センターの担当者は「応急対策でどの程度排水が進むのか、雪解けによる圃場(ほじょう)の状態を見ながら生産者と相談し、大幅な遅れが出ないよう作業を促していく」としている。
というもの。

砂丘地で水が溜まるって、どういうこと?
砂丘地に排水ポンプが必要だとは。
あり得ない事と思っていたから、こんなこと、今まで考えたこともなかった。
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