日本農業新聞e農ネットに「ブランド化めざして ブルーベリー全国産地シンポジウムから (2014/6/19)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
・機能性
中部大学応用生物学部の津田孝範教授が新たなブルーベリーの機能性について基調講演。
ブルーベリーの機能性成分として知られるアントシアニンの働きを主に説明した。
近視や眼疲労といった視覚に対する機能だけでなく、肥満や糖尿病対策への可能性も紹介。最近は脳や血管機能を高める効果について研究発表が出ていることにも触れた。
今後は機能性成分の量や組成を安定して含む生産技術や管理方法が課題だとした。
パネルディスカッションではジャムメーカーのアヲハタ(広島県竹原市)が、加工品の情勢などを報告。
ブルーベリーの機能性がマスコミなどで取り上げられてから、国内のジャム生産ではブルーベリージャムが、イチゴジャムに次ぐ2位に躍進したことを紹介した。
国産加工原料へのプレミア感やこだわり需要は今後も増すとみているが、それだけに品質への要求も高まり、「ステム」と呼ばれる果柄などの夾雑(きょうざつ)物、未熟果などの混入に注意するよう促した。
・6次産業化
大崎上島町でブルーベリーの生産から加工、販売を手掛ける農事組合法人・神峯園の横本悠樹代表理事が「農事組合法人神峯園 6次産業化への道」をテーマに基調講演をした。
神峯園は1976年に大崎ブルーベリー研究会としてスタート。
86年に法人化した。
現在の組合員農家数は75戸で総栽培面積は露地で約5ヘクタール。
ブルーベリーの年間生産量は約20トンになる。
生果の出荷は生産量の10%だけで、加工の比重が大きい。
生産量の半分はジャムやムースといった自社開発加工品。
残りは加工原料用の冷凍果になる。
年間売上高4000万円のうち、加工品の売り上げは8割を占める。
生産者が生産するだけでなく、加工や販売を手掛ける6次産業化によって、地域全体が産地としてブランド化すると、横本代表。
付加価値をつけることで販売価格を安定させていると話した。
生産量が増えると加工施設にも大きさが必要になるが、施設の増築には資金が必要。
神峯園ではまずJA所有の既存施設を使えるよう賃貸契約を結んだ。
それから少しずつ設備を整え加工品を増やしていった。
健康食品に活用できるよう、パウダーの製造や販売にも今年度から力を入れる。
果実をミキサーで液状にしてから遠赤外線で乾燥させ、粉砕機でパウダーにする。
果実1キロから200グラムできる。
半年以上保存できるという。
今後サプリメントとしてインターネットなどで販売していく。
・ハウス栽培
神峯園では露地の他、ミカン栽培で使っていたハウスを生かし加温栽培に取り組む。
10アールに300本の苗木をポットで栽培。
品種は南部ハイブッシュ系を20品種。
2月中旬から加温し、5月上旬から収穫を始める。
市場価格は、5月上旬が1キロ4000円。
8月下旬まで出荷が続き、平均して同2800円。
一番安い時期でも同2000円以下にはならない。
早い時期から出荷することで知名度が高まり顧客がつくため、夏場から他の生産者の出荷量が増えても、販売価格が下がりにくくなるという。
というもの。
生産者が生産するだけでなく、加工や販売を手掛ける6次産業化によって、地域全体が産地としてブランド化する。
付加価値をつけることで販売価格を安定させているという、横本代表のコメントつにいて、自分もその通りだと思っている。
しかし、作るだけでは駄目だと思う。
それをどうやって消費地に教えていくのか。
どうすれは、消費者に理解してもらえて、息長く購入してもらえるのか。
そこを考えなければ。
内容は以下の通り
・機能性
中部大学応用生物学部の津田孝範教授が新たなブルーベリーの機能性について基調講演。
ブルーベリーの機能性成分として知られるアントシアニンの働きを主に説明した。
近視や眼疲労といった視覚に対する機能だけでなく、肥満や糖尿病対策への可能性も紹介。最近は脳や血管機能を高める効果について研究発表が出ていることにも触れた。
今後は機能性成分の量や組成を安定して含む生産技術や管理方法が課題だとした。
パネルディスカッションではジャムメーカーのアヲハタ(広島県竹原市)が、加工品の情勢などを報告。
ブルーベリーの機能性がマスコミなどで取り上げられてから、国内のジャム生産ではブルーベリージャムが、イチゴジャムに次ぐ2位に躍進したことを紹介した。
国産加工原料へのプレミア感やこだわり需要は今後も増すとみているが、それだけに品質への要求も高まり、「ステム」と呼ばれる果柄などの夾雑(きょうざつ)物、未熟果などの混入に注意するよう促した。
・6次産業化
大崎上島町でブルーベリーの生産から加工、販売を手掛ける農事組合法人・神峯園の横本悠樹代表理事が「農事組合法人神峯園 6次産業化への道」をテーマに基調講演をした。
神峯園は1976年に大崎ブルーベリー研究会としてスタート。
86年に法人化した。
現在の組合員農家数は75戸で総栽培面積は露地で約5ヘクタール。
ブルーベリーの年間生産量は約20トンになる。
生果の出荷は生産量の10%だけで、加工の比重が大きい。
生産量の半分はジャムやムースといった自社開発加工品。
残りは加工原料用の冷凍果になる。
年間売上高4000万円のうち、加工品の売り上げは8割を占める。
生産者が生産するだけでなく、加工や販売を手掛ける6次産業化によって、地域全体が産地としてブランド化すると、横本代表。
付加価値をつけることで販売価格を安定させていると話した。
生産量が増えると加工施設にも大きさが必要になるが、施設の増築には資金が必要。
神峯園ではまずJA所有の既存施設を使えるよう賃貸契約を結んだ。
それから少しずつ設備を整え加工品を増やしていった。
健康食品に活用できるよう、パウダーの製造や販売にも今年度から力を入れる。
果実をミキサーで液状にしてから遠赤外線で乾燥させ、粉砕機でパウダーにする。
果実1キロから200グラムできる。
半年以上保存できるという。
今後サプリメントとしてインターネットなどで販売していく。
・ハウス栽培
神峯園では露地の他、ミカン栽培で使っていたハウスを生かし加温栽培に取り組む。
10アールに300本の苗木をポットで栽培。
品種は南部ハイブッシュ系を20品種。
2月中旬から加温し、5月上旬から収穫を始める。
市場価格は、5月上旬が1キロ4000円。
8月下旬まで出荷が続き、平均して同2800円。
一番安い時期でも同2000円以下にはならない。
早い時期から出荷することで知名度が高まり顧客がつくため、夏場から他の生産者の出荷量が増えても、販売価格が下がりにくくなるという。
というもの。
生産者が生産するだけでなく、加工や販売を手掛ける6次産業化によって、地域全体が産地としてブランド化する。
付加価値をつけることで販売価格を安定させているという、横本代表のコメントつにいて、自分もその通りだと思っている。
しかし、作るだけでは駄目だと思う。
それをどうやって消費地に教えていくのか。
どうすれは、消費者に理解してもらえて、息長く購入してもらえるのか。
そこを考えなければ。
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