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今年の我が家の梅は4㎏の収穫があった。
農薬どころか肥料も一切使用していない純然たるオーガニック。
不揃いな小粒たちだが、私の目には翡翠のように愛しく映る。
既に6月末に市販の梅を2㎏買って梅漬けにしているので、こちらの方は梅酒にしょうか梅ジュースにしようかなどあれこれ悩むのも楽しい。
この時期になると、我が主婦ブログ仲間たちの間で必ず話題になるのが梅干しの仕込み。
umiさんやうららさんやすずめさんは、毎年10㎏以上の大量の梅を仕込むと言うから驚く。
しかも一度に漬けないで[5㎏・4㎏・3㎏・2㎏....]というように、手間をかけて小分けにして漬けるというから、梅干し初心者の私は更に驚く。
なぜそんなに大量に漬けるのか、なぜ小分けにして漬けるのかという私の素朴な疑問にumiさんが答えてくれた。
小分けにする理由は、労力の軽減と、例え失敗したとしても他の梅漬けに波及することを防ぐため(なんと賢い!)
大量に作って保存する理由は、将来歳をとって何も作れなくなった時に、せめて梅干しだけでも自家製であって欲しいとの願いを込めて(なんと用意周到!)
現存する最古の梅干しは室町時代だというから、梅干しは人類最強の保存食なのだ。
母が亡くなる前年、我が家の梅の木が20㎏の豊作を提供してくれたことがあり、半分を姑に、残りを母に宅急便で送った。
翌年母は急逝したが、荷物を整理していたら台所の隅で保管されていた梅干しを見つけた。
ひっそりと冷たく息づきながら主を待ち続けていた梅干しの甕。
元気になって自宅に戻ることを信じて疑うことがなかった母の無念を知らされたような感じがした。
梅干し作りの達人だった姑もまた、自宅に置き去りにしてきた梅干しのことを、病床でいつも気にかけていた。
あまり何度も言うので、姑の家に行って探して持ってきたらやっと安心して嬉しそうな表情をした。
毎年この季節になると、我が家の梅の出来高を私以上に心配していた姑。
姑もまた肝心のレシピを私に伝えることなく亡くなり、私はいまだに上手に梅干しを作ることが出来ない。
虎は死んで皮を残し、人は死んで名を残し.......
『女は死んで梅干しを残す(by nihao)』
私もいつ体調を損ねるかわからない。
昨日収穫した梅は、やっぱり全部梅干しにしておこう。
思いっきし 笑った
梅しか残せないの・・!?
翡翠色のきれいな梅!
梅干しだけでは勿体無いような気もしますね~
4kですか!頑張って、張り切って、残せる梅干しを作って くだんせぇ~
↓の帽子、素敵ですね。
手作りでこんな良いのができるなら、これも後世に残せるでしょう^^
青梅が売ってたら見過ごせないのでついつい買ってしまうんですよ。
…と、言うことは、です、ネ、
>『女は死んで梅干しを残す(by nihao)』
何にも残せないっちゅうコトですね~。
およよ少女は梅を天日で干してあるの塩っ辛いのをドライ梅と呼んでつまみ食いして怒られましたとさ。
美味しい梅干、楽しみですね。
思い出してつい出てしまったのが『女は死んで梅干しを残す』です。
大笑いと言うよりは、なんか悲しくない?
いや、梅干しを残しただけでもたいしたものか?
umiさんの将来を見据えた言葉は、私にとって目からうろこでした。
その年で食べきる量を作ればよいと思っていましたが、老後を考えて保存しておくことは重要なことですね。
私もこれからはたくさん作ることにします。
そして後生に残します!
今年は見送り?
一度の失敗でも結構応えてしまいますよね。
梅干し作りって簡単なようで難しいです。
私も昨年初めて成功しましたが、それ以前は失敗の連続でした。
今年もなんとかうまくいったような感じです。
頼みの綱の姑がいないので踏ん張ってみたのがよい結果を出したかな?
昨日収穫した梅は『梅サワーシロップ』を作ろうかと考えていたのですが、やはり最強の保存食・梅干しにすることにしました。
数年後、我が家は大量の梅干しに囲まれているかもしれません。
いえいえ、そうではありません。
私もおよよさんの歳(?)の時は、梅干しを作ることなんか考えてもいませんでした。
母が死に、姑も死にそうになったとき、これは大変と焦ったのです。
姑には亡くなる年にちょっとだけ伝授してもらったのですが「♪すべての偶然が失敗に続く♪」でした。
およよさんの母上もどうやら達人のご様子、今のうちにレシピを聞き出しておいたらいかがでしょうか?
でも、自分で漬けた事がありません。。。
実家にいる時は母が、そして今は義母がつけてくれるので、私は食べるだけ。
「手を嫌う」と言って、どうしても上手くつけられない体質があるとか聞きますが、
私がそうだったらどうしましょう。
今は、義母が長生きしてくれることを祈るだけです。。。ナンテ
長い間私も嫌われていると思っていました。
でも何度も失敗しているうちに、嫌われている原因がわかりました!
恥ずかしいから書かないけれど、勘違いをしていることとか、なめてかかっているところがあったんです。
昨年、気を入れかえて慎重に......特に愛を込めて挑戦して成功しました。
愛が不足していたようです。やっぱり(笑)
>義母が長生きしてくれることを祈るだけです
百子さんは嫁の鑑!
ホント、ホント!それが一番。。。ナンテ
たとえ私が死んでも梅は残っていないかも。
娘も送ってもらうのを待つばかり。自分で作ろうという気は無いようで、いや~、私も何も残せないようです。
10㎏の梅干しと言ったら......労力も費用もかかるから失敗は出来ませんね。
毎年楽しみに待っている家族がいるということは、母の味として立派に定着していること、すごいと思います。
私はまだまだそのような状態には到達できそうもありません。
『女は死んで梅干しを残す』という意味には、「いつもたくさん梅干しを作っていたなあ」という母の思い出も含まれます。
だからうららさんも梅干しを残す女.....よ!