blog-cafe

マダムnihaoのフレッシュ搾りたてブログ。お気軽にお立ち寄りください。

新年会

2010-01-26 11:00:00 | 中国語

             



駅前のホテルの14階から眼下に盛岡の街を望む。

 
 山が多い岩手県だが川と橋もたくさんあって、それらは盛岡を代表する魅力的な景観を構成している。
橋は交通や物流を支え、人々の暮らしや文化をつなぐ欠くべからざるものだ。
盛岡の人に道をたずねると
下の橋(しものはし)を渡って...とか、明治橋を過ぎて...とか、必ず橋の名前入りでナビをされるが
いまだに橋の名前と位置関係があやふやな私は、ますます迷ってしまって不安になる。
 
 写真の橋は盛岡駅と市の中央部を結ぶ『開運橋』
『開運橋』は別名『二度泣き橋』と呼ばれていて、首都圏の転勤族の間で語り継がれてきたのが名前の由来となっている。
曰く......転勤で初めて盛岡を訪れ開運橋を渡りながら「遠く離れたところに来てしまった」と一度泣き
任期を勤め上げ盛岡を去るときには「こんなにいい街はなかった」と離れがたくなり二度目の涙を流す......というもの。

 来る人、去る人の思いを呑み込み、開運橋の下、北上川は今日も静かに流れる

 
 さてちょっと遅くなったが、駅前ホテルのバイキング・レストランで中国語クラブの新年会を行った。


            



昨日は偶然にも講師・T嬢の27回目の誕生日と重なった。
昨年T嬢は不幸な出来事に見舞われ、いまだに心の整理がつかず全く元気がない。
いつも顔色が悪いが、レッスンの時には気持ちを切り替えて一生懸命頑張ろうとしているのが伝わってくる。
なんとか元気回復していただきたいと、ささやかだが花束やプレゼントなども用意した。

 留学生たちは、自分たちが日本語を学ぶためにさまざまな苦労や努力をしているから
日本人に中国語を教えるのもなかなか上手である。
自らの失敗や成功例を通しての語学の上達のコツを知っている。
発音重視、聞き取り重視など、講師によって学習の主眼をどこにおくかは異なるが
T嬢は文法を教えるのが得意で、すごく丁寧かつ論理的に説明してくれる。
はたして自国の言語の文法を正しく解釈できる日本人はどれだけいるだろう?

T嬢の熱意ある姿勢には感心するが、でも説明の時間が多くなってつい眠くなってしまう私。
学習時間が3時間もあるので、内容を少し検討してもらいたいと思っていた。
せっかくの機会なので、今後の授業への要望を出したら快く了解してくれた。

 米国では、小学校で中国語を学ばせる学校が増加しているという。
なにやら中国語熱が再燃している感じ。
我がクラブにも待ちに待っていた新会員が入会した。
2月の小岩井雪祭りには多数の中国人観光客の来県が見込まれていて
当クラブにもボランティア通訳への協力の要請があった。

片田舎の中国語学習者にもなにやら光があたり始めてきたのが実感できる。
と言うことで私もぼちぼち本腰を入れなくては......