さて今日は、菊の花を使ってフラワーアレンジメントの披露でも.....
と言うのは嘘!これは食用菊。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/30/920e4c90609e22b026a210cb354fd9d8.jpg)
菊の花を好む食文化は東北地方特有のものではないだろうか。
東北人は、日常の食材として野菜と同じような感覚で菊を消費する。
私は、当地に暮らすまで菊を食べる習慣はなかった。
姑が台所で黄菊の花びらをむしり取っているのを初めて見たとき、一体何をしているのだろうと不思議に思ったが、それが酢の物となって登場したのには驚いた。
以来このほろ苦く風流な味と香りが、食卓に欠かせない一品となっている。
蕗のとうが北国の春を告げる味覚なら、菊は「行く秋」を惜しむ情緒溢れる季節の味覚である。
紫色の菊の名前は『もってのほか』
けしからぬほど旨いのでこの名前がついたらしい。
茹でておひたしや酢の物に調理するのが一般的だが、天ぷらや寿司の具材としても重宝する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/40/7f917bda391ee79f77e73e9db4157f5e.jpg)
大量の花びらをむしって入れたかき揚げは、さくさくとした食感の後に菊の香りがほのかに広がる。
上品な天然の色合いは大いに食欲をそそるし、レシピを考えるのも楽しい。
菊の花は平安時代に中国から伝来した。
今ではもう廃れてしまったが、菊の花を愛で長寿を祝う『重陽の節句』は江戸時代まで盛んだった。
杯に菊の花びらを浮かべた菊酒を酌み交わしていたという。
なんとみやびな節句だろう。
菊の香りと高貴な気品は、邪気を払い寿命を延ばすと考えられていた。
10月は旧暦の『重陽の節句』に当たる。
邪気だらけな上に短命の予感のnihaoは、たくさんの菊を食べなければならない。
と言うのは嘘!これは食用菊。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/30/920e4c90609e22b026a210cb354fd9d8.jpg)
菊の花を好む食文化は東北地方特有のものではないだろうか。
東北人は、日常の食材として野菜と同じような感覚で菊を消費する。
私は、当地に暮らすまで菊を食べる習慣はなかった。
姑が台所で黄菊の花びらをむしり取っているのを初めて見たとき、一体何をしているのだろうと不思議に思ったが、それが酢の物となって登場したのには驚いた。
以来このほろ苦く風流な味と香りが、食卓に欠かせない一品となっている。
蕗のとうが北国の春を告げる味覚なら、菊は「行く秋」を惜しむ情緒溢れる季節の味覚である。
紫色の菊の名前は『もってのほか』
けしからぬほど旨いのでこの名前がついたらしい。
茹でておひたしや酢の物に調理するのが一般的だが、天ぷらや寿司の具材としても重宝する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/a6/4fdada839aa84312f91e1aa183b6db25.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/40/7f917bda391ee79f77e73e9db4157f5e.jpg)
大量の花びらをむしって入れたかき揚げは、さくさくとした食感の後に菊の香りがほのかに広がる。
上品な天然の色合いは大いに食欲をそそるし、レシピを考えるのも楽しい。
菊の花は平安時代に中国から伝来した。
今ではもう廃れてしまったが、菊の花を愛で長寿を祝う『重陽の節句』は江戸時代まで盛んだった。
杯に菊の花びらを浮かべた菊酒を酌み交わしていたという。
なんとみやびな節句だろう。
菊の香りと高貴な気品は、邪気を払い寿命を延ばすと考えられていた。
10月は旧暦の『重陽の節句』に当たる。
邪気だらけな上に短命の予感のnihaoは、たくさんの菊を食べなければならない。