日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

実用イタリア語検定準2級 惜しくもリスニング1点差で不合格でした(2013.3.3)

2013年04月23日 | イタリア語検定・スピーチコンテスト
実用イタリア語検定準2級  惜しくもリスニング1点差で不合格でした(2013.3.3)

ようやく実用イタリア語検定準2級の試験が終わり 本日(4/22)不合格の通知が届きました
お正月返上でめいっぱい勉強してましたが 結果は「リスニングあと1点で不合格」というものでした~(*´Д`)
 
1. リスニング
22点満点中 15点(合格基準16点) ←惜しかった~!! 
2. 筆記と作文57点満点中 42点 (合格基準33点) ←作文は20点満点12点でした(アクセントミスが多発したもののぎりぎりラインでしたかね?) なので筆記は 37点満点中 30点でした
3. 合計 57点 ← 79点満点合格基準51点は満たしていたものの...リスニングが1点足りませんでした!!

本番の緊張感 これがなかなか侮れず 家でひとり静かにCDを聞いて問題をやった時と 大勢いる会場でいろんなことに気を配りながら本番の試験で解くのとは 大きな違いがあるんですね~
頭がぱーっとのぼせてしまう感じ? 歌や楽器の本番の演奏で ちゃんと暗譜したはずのものを度忘れしたりとかする あの感じ?  自分では落ち着いていたと思ったのですが...

やはり「問題文を2回読んでから 質問文を1回流す」方式は 「問題文を1回読んでから 質問文を読み 何について聞かれるか把握した上でもう一回問題文を聞く」方式とは格段に難易度が違いますね どこから弾が飛んでくるかわからないのですからね...

私がおそれていた作文のアクセントのミス(つけるかつけないか アクセントの向きまで間違えた しかも7つも!!) ←3級の作文が満点だったのは たまたま「アクセントのつく単語を使わずにすむ文だったから??」勝負は時の運...ですねぇ~( ;∀;)

ちなみに 50代以上で検定に挑戦する人は 一割前後くらいのようでした(検定HPの掲示板のグラフをざっと見た限りでは) 20代がダントツでしたね!

以下は 結果がわかる前に書いたものです:

* * *

2週間前までの準備は こちらの日記にあります

いよいよ3日前と迫った時 不安になりまだやってない年の2級の過去問をやってみたところ 何と79%取れました!!(2級は8割で合格ライン)
猛勉強を始める前は 2級過去問を6~7割しか取れなかったので ずいぶんアップした感じがします 

そしてラストスパートは 長いこと使ってなくて錆びついた包丁を研ぐような感じで 基礎的な言い回しを確認できる「NHKイタリア語 書ける!話せる!実用文例800」(NHK出版)を丸一日かけておさらい 自分の書いた作文も読み直し(かといって辞書なしでこれを書けと言われても無理~) 3か月前に2回読んだ「イタリア語検定2級突破」も読み直すと ほら忘れてる~(笑) 
 
Sbagliando s'impara 「間違えながら覚える」
間違えた箇所の方が記憶に残っていて その言葉を言う先生の声色まではっきりと覚えています また私よりずっと長く続けているクラスメートの語彙の多さにほれぼれとします(#^.^#)

また 辞書(紙の辞書を使ってます)の余白に 習った言い回しをどんどん書いていって いちいちノートをひっくり返して探さなくてよくて便利でした

動詞の中に名詞が含まれるものもあるので 知らない単語でも類推できることがあります(inondare 水浸しにする、洪水をおこす←onda 波とか、 approfittare利用する←profitto 利益など) また 動詞と名詞や形容詞をセットで覚えるとおトクです(笑)

言い回しがなかなか覚えられない時は 文例ごと暗記した方が(できれば自分に身近な文を作って)覚えやすいかもしれません
動詞の活用は寝言で言えるくらいになるまでやる(笑)←すぐに忘れるのでなかなかならないですが…

テレビで見た 受験生のデキる3つのポイント: 1. 時間の管理(手帳を使ってスケジュール管理) 2. 教科書はもらったらすぐに読んでしまう(授業が始まるまでにはすっかり読んでしまうそうです!) 3.ノートに色別の付箋を貼って活用する  

勉強と並行してイタリアのことに詳しくなると 理解を助けてくれることがあるのでこれも大事ですね!! (その国の歴史や文化を知らずに言葉だけ学んでもダメなのですね)

それと 検定4級と3級を受けてきて気をつけたいことは:

1. 3級からは作文が出ますが よく使う単語でスペルミスをすると たとえば4回書けば4点マイナスになると思うので(これは定かではないですが...?採点方式はわからないので) 「言えるけど書けない」あやふやなスペルのまま放っておかない方がよいです 

*検定協会のHPには参考図書がいろいろ紹介されています 詳しくは こちら
 
2. リスニングでは2回問題文が読まれたあとで 質問文が読まれます
つまり「○○したのはどれでしょう?」ではなく「○○しなかったのはどれでしょう?」という質問かもしれないのです(-_-)/~~~ピシー!ピシー! 

あるいは 「Aさんは○○ Bさんは○○ Cさんは○○...」と2回読まれたあと「さて Aさんは何でしょう?」 これはABCすべてについて細かくメモしてないと忘れます なので必死に聞き取りメモメモ…( ..)φ 
(センター試験等では 質問文のあとでもう一度問題文を読んでくれるのではなかったでしょうか?ともあれこのやり方は厳しい!!)
なので家での勉強の時はさすがに試験本番と同じやり方で聞いてました

3. 作文はスペルミスや文法ミスで減点されます なので普段書き慣れた文で切り抜ける方が 難しい言い方をあやふやなまま使うよりは無難だと思います 
先生は「初めて作るような慣れない料理は客に出すな 作り慣れた料理を出せば確実だ」とおっしゃっていました 


試験を受けてみて感じたのは まぁなんといっても「作文」 他ができてもこれで落ちる人もいます (読解と作文両方を合わせた点数になったのはよかったです)
私は アクセントに泣きました(+_+) つけなくていい単語につけちゃったり 方向を間違えたり(accento grave と accento acutoとあります)...文を書くのもやっとだというのに... 何点減点されるのかびくびくしてます(-_-)
準2級は今回が初めてなので どんなレベルの問題が出るか不安でしたが 2級の過去問を9冊やったので(笑) それに比べればずっと簡単に感じました 3級がレベルアップした感じですね
作文も12枚の絵を描写する 3級のものと似たスタイルで安心しました ←だから...アクセント...(-_-)

ともあれ終わってほっとしています(^_^) 他のことがやっと取り掛かれます!!

* * *

えー というわけで 次の試験のご案内が同封されていました 2013年10月6日(日)です

午前に2級を受けて 1時間休憩 すぐに準2級の試験です 疲れてしまって力が出せないとダブル不合格かもよ(私体力ないんですよ...)
  
 詳しくは こちら

めげずにこれからも地道に頑張りま~す(^^)/ ←作文コンテスト特別賞受賞があったのでさほどショックは大きくないみたいです(笑)

写真: いままでこんなにやった過去問と参考書...



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