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niceshotpeteの山旅

新潟県内外の山々を旅した記録です。山座同定に力入れてます。掲載した写真の何枚かはピクスタで販売してます。

6月2日 新潟100名山71座目 第25回霊峰権現岳鉾ヶ岳ジオサイト登山に参加 詳細版・下山編

2019年06月06日 | 上越の山々
13時頃、名残惜しい鉾ヶ岳山頂を後にして下山開始。
下山編なんて作るつもりじゃなかったが、まだまだ写真沢山だし、なかなか印象的な下山だったので、別立てで。


トッケ峰からの鉾ヶ岳。大沢岳~金冠~と下る。

この金冠をもって、鉾ヶ岳の鉾だという説もありそうだが、諸説あり、一番有難い山名の由来は、
「二神(イザナギ・イザナミ)大八州国をしろしめし給う時、アメノヌボコ(変換できなかった)を以て築き立て給う山故矛岳というとぞ」
それはさておき

1301 


1315 大沢岳




大沢岳でリーダーの指示により軽アイゼンを外す。



1323 金冠。これを乗り越えなきゃならないのでアイゼンが邪魔なんです。





ここの石は全部浮いてるから、とリーダーからの注意。
落!と、落~の声が重なることも。

1329 登りきった。


登ったら下り。これまでに経験のない長~いロープ。
1336

真っすぐ下を見下ろすような急坂というより崖。
前の方のコールをもらい下る。どこに足置いたらいいかわからない場所も。肘擦りむいた。カメラぶつけた。UVフィルター新調しなきゃ。
上で同じロープ掴んでいる人がいるようだ。コールするまで待ってくれぇ。団体登山のちょっと怖い点だな。

1400


また残雪の中を辿るようになるので、再び軽アイゼン装着。
山の中ではまめでなければなりませぬ。メンドクサイは怪我の元。

1413


ショウジョウバカマ


1418

この残雪抜けたところでもう必要ないとのことで軽アイゼン外す。


アイゼン外してる間に前後がバラけて他の方が見えなくなる。
そうなるときょう一度も感じたことのなかった熊への不安が・・・。

1444 すると、前が渋滞してる。


なんとしたことか!渡渉地点が冬の間に崩れたらしい。
倒木の橋を渡る。

この倒木は道が崩れたからと人の手で架けたのかなぁ?そんな風ではないなぁ。
青いタオルの地元の方も知らなかったみたいだし。偶然できた橋?ロープ渡した方がいいんじゃないかなぁって呟いてた。
先頭のリーダーは何かを切ってるよう。斜面に手をついたり、枝につかまらなければならいので、棘がある枝を切ってくれてるようだ。


一度に何人も乗ったら、この橋も崩れるんじゃないか心配。

1451

渡り終えて振り返る。後ろの方のようにあそこは手をつかないと怖い。残っている棘が痛かった。
一人で来てあの木の橋を渡るとしたら勇気がいるだろな。

1457

このロープも斜面が崩れて弛んでしまっている。下でリーダーがロープを引っ張ってピンと張ってくれている。
そのお陰で降りられたが、ロープから手を離したらズルズルと足が滑り肝を冷やした。

サンカヨウ






朴の木の花


1512 島道鉱泉登山口との分岐。右の溝尾登山口へ


1514 デブリを渡る。踏み抜かないように慎重に(と、後になって思うが、歩いてる時はあまり心配してなかった)。


1516


1517
沢はまだ現れるが、もう大丈夫。


この小さな花は何?


1533 

青タオルの方が、「これは茎をお浸しにすると、ネバネバ系で美味しい」と教えてくれた。


名前も聞いたが忘れた。サワなんとか・・・??

1535 溝尾登山口 着




1540 林道を少し歩くと、宿の主人がマイクロバスでお出迎え。


1544 マイクロバスで対岳荘まで。


いやはや、糸魚川の山はやはり侮れない。スリル満点そして絶景。楽しゅうございました。ここも2度目は、ないな。



新潟100名山  71座目
越後百山    54座目


 




 



 







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6月2日 新潟100名山71座目 第25回霊峰権現岳鉾ヶ岳ジオサイト登山に参加 詳細版・鉾ヶ岳編

2019年06月06日 | 上越の山々
10時頃、権現岳を出発しイワカガミロードを鉾ヶ岳へ向かう。





1003 ホンシャクナゲが残っていた。この地域が自然分布するホンシャクナゲの北限なのだそうだ。




タムシバ


1020 残雪が多くなる。


サラサドウダン


1022 サワラ山、かな?




1031


1033 やせ尾根で小休止 キレットかな?この辺、あやふや。




1037


シラネアオイ


これは?ウワミズザクラに似てるけど、まだ咲いてる時期?どなたか教えて。


シャガ


1045 万歳岩 この上に立って万歳三唱出来れば一流登山家なんだそうだ。




上に立って覗き込んでみた。

一流登山家が大勢誕生しそう。

1048 さて、この岩を回り込むと、前半戦最後の難所


これを登ります。


でも手掛かり足掛かりは沢山。


1103 突鶏峰


リーダーが、この先のルートの確認に行ったようなので、後からついて行き、雪庇の向こうの鉾ヶ岳をパチリ。


リーダーは、ここからは夏道を通らず、雪を踏んでいくことに決めた。
アイゼン付ける人は、ここで装着。僕はまだいいかなぁと付けなかった。

1126 暫く歩くと権現岳が見下ろせた。ピストン組はまだ権現山頂にいるようだ。



左のブッシュの中が夏道


1143 登ってるうちは多少は滑るもののアイゼン無しでも大丈夫だったが、下りになるとちょっと怖い。


1146

この辺りで軽アイゼン装着。安心安心。初めから素直に付けりゃ良かった。

下りきった鞍部からは白馬岳から栂海新道までのジャイアント達が見渡せたが、鉾ヶ岳に着いてからしっかり撮ろうと思っていたので、そこでは全く写真撮らなかった。

1147




1155




マンサク


あれ?妙高と火打の山頂が雲の中。なんてこった。いつの間に?

北アルプスも。あん時、撮っときゃ良かった。結局、北アルプスの写真は撮れなかった。

1214 前に出て、登ってくる皆さんを。


1217 鉾ヶ岳山頂 着 新潟100名山71座目踏破



たかさん、ここに泊まったなんて。凄い!





樹木に囲まれ、眺めが・・・と思っていたら、少し先に広い場所があると。そうこなくっちゃ。


妙高と火打にかかる雲は取れそうもない。


中央 金山


雨飾山は見えていた。


雨飾山と海谷山塊の険しい山々





嫁倉。地図には名前が載ってない。これだけ立派なのに無名峰ってことはないだろう。そんな時は「越後の山旅」。
ありました。嫁倉。倉は岩壁のことだからいいとして。嫁って?鬼嫁の角?
現地で見てるときは、これが烏帽子岳だと思って見ていた。
反対側の鋸岳から見たイメージに惑わされ、烏帽子岳だと信じて疑わなかったが。

鋸岳より

なるほど~。こうなっていたか!

鋸岳上空300mから


狭い範囲に特徴的な峰々が集まっているのが海谷山塊の魅力。
この中では駒ヶ岳が未踏の新潟100名山。
阿彌陀と烏帽子は越後百山。行く事はないだろう。

海岸近くまで視線を移すと



青海黒姫山と明星山が未踏。

糸魚川。頻繁に通わないと。
栂海新道はやはり1回の登山で縦走しないと捗らないか。

ここで大休止して昼食。




もう一度、見えない妙高・火打に思いを馳せ


13時頃、名残惜しい山頂を後に下山開始。15時下山予定だが、もう少し掛かりそう。

下山編に続く










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