niceshotpeteの山旅

新潟県内外の山々を旅した記録です。山座同定に力入れてます。掲載した写真の何枚かはピクスタで販売してます。

8月13日 新潟100名山 74座目 北アルプス・鉢ヶ岳 その5 見えた山々

2019年08月20日 | 北アルプス
小蓮華山へ向かう登山道より





鈴ヶ岳→錫ヶ岳の変換ミスです。








鉢ヶ岳山頂にて





追加予定です。
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8月13日 新潟100名山 74座目 北アルプス・鉢ヶ岳 その4 下山へ

2019年08月19日 | 北アルプス
1015


鉢ヶ岳の登り口へ戻ってきた。これから下山。でも最高地点(小蓮華山)まで登り返し。


タカネシオガマ


1023 鉱山道分岐

実は、行きにはこれを見落としてた。進行方向の展望にばかり気を取られていたのか?

1026

正面の白馬岳方向から雲が沸き、強い風が吹きつける。


マツムシソウが風に揺れる。

1049


1058

三国境を見上げる。

1059 あそこまで登り返さなくてはなりませぬ。


1106 この方向からの鉢が岳もそろそろ見納め


1109 三国境


1119


1120 雪山かと見紛うような白い風景


1123 信州側からわんわんと雲が沸く。帽子が飛ばされそうで手に持って歩く。


1143 雲が切れ、小蓮華山が姿を現す。まだ、あんなに上か。


糸静構造線を見下ろす?


1159 小蓮華山から白馬大池を見下ろす


1229


1239


1246



強風でマイテントが飛ばされてないか心配だった。写真撮って背面モニターで拡大してチェック。無事の様だ。今度、テントを離れるときはペグをもっと打っとこう。

1300 白馬大池 着
ちゃんと昼めし作るのはかったるい。残りの行動食ボリボリ食べる。
風が吹く中でテント撤収するのは意外と時間がかかる。ザックの中身の整理を済ませ、それを重しとしてテント内に置いてペグを抜く。

1419 さらば大池山荘。また来るよ。


1518 天狗の庭で大休止 テントも付けたザックの重さに辟易。荷物を検討しないと、これ以上重くなってはテント担いで縦走なんて無理だな。




1650 蓮華温泉 着
山荘で衛星電話借りて下山報告。これもたとえ1秒でも200円かかる。
山荘前に腰かけて暫し休憩。疲れた。
予定より1時間遅れ。風呂に入りたかったが、駐車場から山荘までもどるのがかったるい。着替えだけして車中の人になった。

続く。あと1回。見えた山を細かくチェック。












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8月13日 新潟100名山 74座目 北アルプス・鉢ヶ岳 その3 鉢ヶ岳~トラバース道

2019年08月18日 | 北アルプス
下山は雪倉岳方向に下り、トラバース道を通って三国境に向かうことにした。
0930

雪倉岳との鞍部の色彩が美しい。


白い鉢ヶ岳流紋岩と、雪倉岳蛇紋岩が明確に区別される

雪倉岳避難小屋

ホントに緊急の時以外は使用してはいけない小屋。ここが使えると雪倉岳に行くのもすごく楽になるんだが。
ここまで来た時にとっぷり日が暮れたので泊まったら、これはOK?それともOUT?

0932

正面の岩場を右に回り込んで下る。

0938 ハイマツ帯に来ると、雷鳥がお出迎え。いや、歓迎されてないよな。










0941 振り返り、山頂を見上げる。


0942

途中の岩場を回り込んだ辺りから、鞍部に雪倉岳方向を向いて佇む男性がいるのは見えていたが、一向に動く様子がない。


と、同時にブ~ンと微かな動力音が聴こえてくる。避難小屋に何か動力源がある?

ドローンでした。




キャッチ!


何の音だろうと思っていました、などと二言三言会話して、右に方向を変えトラバース道へ。

鉢ヶ岳山頂を見上げ


トラバース道へ入るとまずはニッコウキスゲ。お花畑に突入


0947


チングルマとコイワカガミ


ハクサンコザクラ


0949




タテヤマリンドウ


0951




0959 谷間の百合




1005


コバイケイソウ


ミヤマキンポウゲ?(違ったら教えてください。黄色い花はよくわからん)


ハクサンイチゲ




クルマユリ








ミヤマキンバイ??


1011


コマクサ


1015 トラバース道終わり。


この頃から、風が強くなってきた。

続く。











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8月13日 新潟100名山 74座目 北アルプス・鉢ヶ岳 その2 小蓮華山から鉢ヶ岳へ

2019年08月17日 | 北アルプス




0652




数枚写真撮ってすぐに三国境に向けて出発。



0703


0704


0706 多くの登山者が行き交う三国境への道。手前の斜面から鉢ヶ岳にかけての色合いがもう堪らない。


0711


白馬鑓と鹿島槍の間に前穂高岳


小蓮華山を振り返って


0716


0727


0728 三国境が見えた


0730 三国境到着。 珪長岩崖錐帯という細かく砕けた岩で構成される山体。




これから進む方向の眺め


0736


0739


0741 三国境を振り返る。




ウルップソウ。ほぼ終わっていたウルップソウの中で、これだけが微かに青い色を残していた。


0749




0754

立ち止まり、三脚立てて風景写真を撮ってた山ガール。追い越して邪魔しちゃいかんかなぁと、暫し待機するが、撮影に没頭してる。気持ちがわかるだけに待つのは苦にならないが、そろそろいいかなと声掛けて先に進む。今度は、僕が立ち止まって撮ってると追い越していった。「この辺り、なかなか先に進めません」と。わかるわかる。

0759

やはりモデルがいるといいなぁ♪



0813


登る尾根をアップで。あの大岩をすり抜けるところで滑り落ちないようにとヤマレコに載ってた。


0820 見上げる鉢ヶ岳



コマクサ咲く広場で暫し鉢ヶ岳を見上げ思案。ほんとに大丈夫?あの大岩を無事通過できるの?
パトロールに怒られないか?
まあ、無理だったり、怒られたりしたら引き返そう。
ここまでくれば、74座とカウントしてもいいだろう。

0828

左手、石灰岩の露頭?ここを抜け、ハイマツの縁をぬい、一度はハイマツの海を漕いで。ハイマツ漕ぎなんかしてるとほんと怒られそう。
踏み痕はわかる。皆に踏んづけられるハイマツもわかる。
大岩が近づくにつれ斜度は増し、時に4つんばい、時にハイマツを掴んでよじ登り、大岩の岩角を掴みながら進み、

0846 大岩を無事通過し、振り返る。

まあ、通過してみれば案じた程の事はなく。

あとはなだらかになった斜面をのんびり辿るだけ。




0850


0855 鉢ヶ岳 登頂。74座目ゲット。ケルンが2つあるだけの無人の山頂。登ってくる人も、下ってゆく人も見えない。物好きだけが訪れる山頂。



白馬の右に旭岳が鋭い。
そして、その右に

立山、別山、剱岳が綺麗に並ぶ。

白馬岳


小蓮華山


頸城三山

頸城三山の右奥に越後三山

先週登った焼山と糸魚川の山々。




360度、遮る雲ひとつない山岳展望を満喫。山頂用に持ってきた缶チューハイで一人乾杯。

あの急斜面を下るのは御免だ。雪倉岳側に下ろう。雪倉岳避難小屋の手前にも魅惑の色彩が広がっている。

続く。















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8月13日 新潟100名山 74座目 北アルプス・鉢ヶ岳 その1 大池から小蓮華山まで

2019年08月16日 | 北アルプス
13日 3時過ぎ、もう一度ペルセウス座流星群を見ようと外に出る。
すでに早立ちの人々が忙しく動き回っているようだ。
なかなか流れない。時間はどんどん過ぎて4時。朝ご飯たべにゃ。
夕食同様、立ったまま食し、出発準備。
朝のトイレはどんなに混んでるかと思ったが、洋式便座4器あり、少しの待ち時間でOK。思っていたよりはるかに綺麗なトイレ。グッジョブ。
5時には出発予定だったが、結局20数分遅れで大池を出発する。



0509




0521 出発

0526 ご来光


0532 雷鳥坂を登る。


右手に魅惑の山々が迫る。
小蓮華山


鉢ヶ岳


雪倉岳


鉢ヶ岳をアップで。

左端の急激に斜度が変わるところまでが難所。逆に雪倉岳側はなだらか。こっちを使う?

0537 大池の背後に頸城三山


0539 左 四阿山。右 浅間山


0546 中央に昼闇山、その右手前に雨飾山も上ってくる。

一見、カルデラ湖のようだが、堰き止め湖。

0552 鉾ヶ岳も見えて来た。その手前に小粒だがピリリと辛い糸魚川の鋭鋒群






0602 船越ノ頭辺りまで来ると一気に大展望が広がる。




0604 高妻山と戸隠連山


0606 右奥に劒も上って来た。


富士山は八ヶ岳と南アの間に見えると思っていたので、編笠山に重なるとわかったのは、写真拡大してから。


0612


0630 この辺りの地形も二重山稜というのかな?




0635 大雪渓もいつの日にか


0636 月並みだけど、お花を添えて白馬岳


0638


0643 どれ一つとして登ったことがない。1泊2日じゃいけない山々。仕事引退したら・・・いつの日か(ってそんな日が来るの?)


0648 小蓮華山 もう一息








0652 小蓮華山 着


前回は白馬岳すら見えなかった小蓮華山頂で大展望。でもきょうは通過点。三国境へ急ぐ。
続く。









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8月12日 白馬大池でテント泊

2019年08月15日 | 北アルプス
12日朝、エネオスが7時に開店するのを待って給油し新潟市を出発。

糸魚川のセブンイレブンでアルコール買って蓮華温泉へ。
だいぶ手前から路駐の車が並んでいるが、何台かの下ってくる車とすれ違ってきたので、試しに駐車場まで行ってみた。
案の定、1台分空いていた。幸先良し。

1129 蓮華温泉で登山届提出

鉢ヶ岳について聞くと、パトロールの人に見つかると怒られるよ、踏み痕はあるけどね、って。
やめたほうがいいと言ってるのではないと解釈し出発。

1144 露天風呂を遠目で覗き見。






1250






1316 天狗の庭 着





自然の盆栽が沢山。


距離的には漸く半分くらい?テント重!肩に食い込む。(重いのはいっぱい買った酒のせいか?)
前回、小蓮華山日帰りの時は、白馬大池まで2時間半だったので、きょうは3時間半と計画。水分、塩分補給して出発。





1351


1401


1427 あっ、オオシラビソ(と思ったがシラビソかな?)




1445

もうすぐ。

1449 テント村見えた。


白馬大池 着 3時間20分。ほぼ計画通り。
山荘で受付。大人1泊1200円。翌日下山まで張りっぱなしでも1200円だけでいいとのこと。2日の計算で2400円かと思っていた。
携帯は圏外だが、山荘の電話借りられる。200円で46秒。無事とうちゃこの連絡だけは入れられた。
ほぼ満杯の露営地。もっと早く来ないとダメなんだな。漸く張れそうな場所を確保し、まずは、缶チューハイ1本空けてクールダウン。
さて、テント設営、と広げ始めたらいきなりパラパラと雨が降ってきた。服はすでに汗でビショビショだからいいとして、テント内部もちょっと濡れてしまった。
大急ぎで設営完了したテント内に入り、濡れた服を脱いでスッポンポン。
2人以上で来てる方々はこの状況どうするんだろう?彼氏と来てる山ガールは大変なんじゃ?と余計な心配をする。
テント内部をタオルで拭いて、乾いた服に着替えエアマット膨らませ、漸くきょうの塒が完成。

真ん中がマイテント。中国メーカー。目立つなぁ。まあ、すぐに見つけられるからいいか。

大慌てでテント張ってる時、後ろのテントのペグを踏んづけて曲げてしまった。後で謝ると大丈夫ですよ~と。スミマセンデシタ。





雨が上がるのを待って、夕食。
雑然としたテント内には、食事スペースなく、外に出てガスコンロに火をつける、ロング缶開けて出来上がるのを立って待つ。
椅子あった方がいいな。でも荷が増えるな。

では、周囲のお花見を。白馬大池といえば、チングルマとハクサンコザクラ。




















1719 日没が近い。隣のご夫婦は、椅子に座り、夕暮れ時の珈琲を楽しんでいた。優雅だな。今度は椅子持ってくるか。




1811 日が沈む。


乗鞍岳も残照に染まる。










2054 カシオペアの下にペルセウス座流星群?飛行機です。

写真には撮れなかったが、5,6個の明るい流れ星を見ることができた。

適度な疲れですぐ眠りに落ちるが、1時間おきに目が覚め、その都度がっかりし、あちこちの鼾を聴きながら長い夜は過ぎてゆく。

続く














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8月13日 新潟100名山 74座目 北アルプス・鉢ヶ岳 速報版

2019年08月14日 | 北アルプス
12日 蓮華温泉から入り、白馬大池でテント泊

13日 5時には出発しようと思ったが、例によってノロノロ準備し、20分遅れで出発。

白馬大池から小蓮華山へ向かう登山道より。魅惑の山岳展望。中央奥には中央アルプス。左には南ア・甲斐駒がぴょこんと。


小蓮華山から三国境へ向かう登山道より。山肌が白く、白倉岳の別称もある。


登山道が作られないのは、小粒だがピリリと辛い痩せ尾根が原因か?


中間付近の大岩。痩せ尾根を塞ぐようにデンとわだかまっている。


山頂からの立山、別山、剱岳


写真上では、朧気ながら富士山も確認できた。魅惑の山岳展望を満喫した74座目。



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鉢ヶ岳ナウ

2019年08月13日 | 北アルプス
今、鉢ヶ岳山頂です
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8月4日 新潟100名山 73座目 新潟焼山 その2

2019年08月08日 | 上越の山々
暫しアサギマダラと戯れ、出発。
少し進むと前方に地蔵岩。
0946


見上げる山頂




0948 池がある。覗き込む越の里さんに何かいたか聞くと、ボウフラって。


キヌガサソウはいよいよ白さを増し、


もっと近くで見てごらん。雌しべがホトトギスみたいなんだよ、とお花博士。

なるほど~。

0952 ここまで美味そうに見える青い実ばかりだったサンカヨウだが、漸く花が。


0959 岩がゴロゴロした登山道に変わる。漸く火山らしくなってきた。


1006 森林限界?を越えると背後に花の名山金山。


1010 山頂が迫る。


次第に斜度を増す登山道




モアイ像のような石も


1028 この辺りから次第に二人に追いつけなくなる。足が上がらない。はるりんさんの表現ではヘロヘロ。


1029 巨大な岩。手前の噴石とは明らかに違う。溢れかえった溶岩がこの形で固まったとか?


1031 

岩を見上げる越の里さん。若いはるりんさんはずっと先を歩いてる。あ、僕の方が一つ若いんだったかな、っと。

1033 稜線上に多くの登山者が。取り合えずあそこまで行かねば。


登り着くと、思わず座り込んで休憩。少し休まないと歩けない。
ずっと待っててくれたはるりんさん。文句も言わずに付き合ってくれてます。

1043 行く手には地獄の門。あの向こうは、冥界の王の領地か?


1045 腰を上げ、前進開始。
旧火口壁に沿って登る。




1058 あそこが山頂




1101 最後の登り


1107 先に登頂を果たし、はるりんさんのリクエストに応えて岩に登る越の里さん




1108 漸く登頂2400m。まさにヘロヘロ。



はるりんさんも登ってくる。ヘロヘロの僕が転ばないか、後ろから見守ってくれてたんだろう。感謝。

ここから先は立ち入り禁止。

少し近づいてみるが、硫黄の匂いが漂ってくるとあまり先には進めない。
僕はUターン。


怖いもの知らずの二人はも少し先まで。二人の前の少し色の濃い部分が噴気。





おっと三角点の写真撮ってなかった。


では、山頂での展望写真タイム。
きょう見えた山(白馬、青海黒姫、斑尾、不動山、大毛無山は位置関係をはっきりするため。見えてません)



お隣りの火打山は雲の中。

妙高山




妙高山の右には


黒姫山


飯綱山


高妻山


妙高の左には影火打


最初は、これ火打山かと思った。なんか低いなぁとは思ったけど。




下山直前、火打山がチラっと。


金山の右に雨飾山


山頂での展望はここまで。
時刻は12時。
ゆっくりでした。計画ではもうとっくに下山途中のはず。ヘロヘロになった僕が1時間は時間をロスしてるのは明らか。
もう1時間は、花に夢中になり過ぎたためなのも明らか(笑)

下ります。




地獄門から脱出


金山・天狗原山の左に山が見える。




金山の左には


さらに左に


さあ、頑張って下らねば。
5時にゲートが閉まる。もう写真撮ってる余裕はない。
小走りに下るため、足を捻らないよう足元ばかり見て下ってると、しょっちゅうヘルメットを枝にぶつける。
その度、後ろの二人から冷やかされる。ちょっとちょっと、僕が先にぶつかってやってるから枝の存在がわかるんでしょ?

1357 地獄谷通過


大谷付近で、GPSが電池切れ。

1544 登山道入口


1610 林道をひたすら下る。


1633 第2ゲート着

結局、12時間11分の登山。あの林道歩きさえなかったら、最高の登山なんだが。

荷物を放り込み、すぐに車スタート

なんとか第1ゲート通過。

笹倉温泉の駐車場で、次回を約束し解散。
僕は龍雲荘で風呂に浸かってから帰宅。良い湯でした。



焼山と同じ噴火警戒レベル1だった浅間山で、小規模な噴火が発生した。
噴火は午後10時過ぎだが、これが昼間だったら自己責任で山頂まで登っていた人がいたかもしれない。
火山性微動などの兆候が観測されたのは2分前だそうだ。
やはり、僕らが焼山に登れたのは単なるラッキーなのだ。いつ噴火するかなんて誰にもわからないのだから。

















 






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8月4日 新潟100名山73座目 新潟焼山 その1

2019年08月07日 | 上越の山々
注意:この記事アップしてから、ある事に気づきました。焼山には、登山口のシェルター、泊岩避難小屋以外に避難する場所がありません。突然噴火したら、身を隠す場所はありません。登山の際には、その事を充分考慮して計画を立てねばならないと思います。と、同時に地元自治体は早急に山頂付近にシェルターを建設するよう要望したいと思います。


ある日、はるりんさんからライン。
越の里さんと焼山行くんだけど一緒に行かない?」
え!焼山?あの新潟焼山?入山規制は?他の焼山?新発田の剣龍峡に焼山あったよな。まさかね、真夏にいくとこじゃない。第一、はるりんさんが行くとこじゃない。
ネットで見れば規制解除されてるじゃないか。知らなかった。
でも活火山。御嶽山の例もあるし。でも。今回行かなかったら、一生行けないかも。
行かないという選択肢はないやろ。

すぐに行きますとラインを返す。
その晩、焼岳で空振3回なんてニュースが。焼山でなくて良かったが、さらに活火山であることを意識させられる。

と、いうわけで、3日土曜日。下道でタラタラ行くつもりだったが、出発が遅くなり高速に乗る。
だが、長岡花火の渋滞が・・・。糸魚川のコンビニに着いて酒飲んですぐ寝た。
2時に目覚める。もう少し、と思って次に気づくと2時55分。寝過ごさないで良かったぁ。急いで買い物し笹倉温泉に向け出発。
(コンビニが次々24時間営業辞めたら、大変だな。)

笹倉温泉に着いたのは3時半廻ってた。すでに越の里さん、はるりんさんは準備中。
車2台で林道を上がる。
夜道をグングン上がり、第2ゲート。着。すでに多くの車が。さすが300名山。県外ナンバーも多い。







0422 またも二人を待たせてトロトロ準備し出発。
空は少し明るくなってきたがヘッドランプ点灯。

(同じ写真でしたね、というか一緒に歩いてるんだから、ほぼ同じような場所で写真撮ってる)

この日の水は3.5リットル。+清涼飲料水350ml(水じゃねーだろ)。
もっとカンカン照りだったらあと1リットルは必要だったかも。途中、水場はなくはないが、飲むのがためらわれる水だった。あてにしちゃいかん水。



0503 時折、目指す焼山が顔を覗かせる。


朝焼けに染まる焼山。八ヶ岳の赤岳が思い出される。


どんだけ長丁場か全然わかってない3人は、堰堤見物など寄り道も。

0517
左が登山道入口に向かう道。


0536 ぐるっと時計回りに回り込むとシェルターが見えた


当然、中に入る


ヘルメットなどが置かれている。


シェルター抜けると、そこに登山道入口の標柱


0540 焼山登山道入口出発


サンカヨウ


タマガワホトトギス


0600 いきなり焼山がドーンと立ちはだかると、そこは展望台(約1200m)


参考までに、鉾が岳から見た焼山。


火打山




0614 この後もずーっと広く刈払いされた快適な道が続く。

火山災害の対策として、自衛隊も入り込んでしっかり整備しているらしい。

0705 大曲(約1600m)
ここで小休止。噴煙上がる焼山山頂が迫る。




0718 こんな大岩が目立つようになる。 


すでに山頂から2km圏内。ひとたび噴火が起きれば、ここまでこんな大きな噴石が飛んでくるのか。


0744 雪渓が近づく。


ここが大谷(約1700m)


これを下って、向かいの梯子のかかる斜面をよじ登る。


0749 谷底

長く居たら震えが来そうなほどの冷気が辺りを包む。





0751 


奥に見える鉾が岳


岩を抱き込んだダケカンバ

どんな辛酸を舐めて来たの。まだ木が若く良くしなる頃。大噴火が起こり、すぐそばに噴石が飛んできた。その後降り積もる火山灰の重さに次第に木の上に押し付けられ、そのまま横向きに伸び。1、2mほど伸びた頃、噴火は沈静化し、サラサラの火山灰は次第に雨風に洗い流され、再び上に伸びることができるようになった・・・とか?

0806 地獄谷(約1800m)

真一文字に山頂へ向かうような谷。噴火が起これば、一気に火砕流が流れ落ち、雪は瞬間に溶かされ泥流となり、まさに地獄の様そうを呈するのだろう。
大谷や涸沢、一の谷、横切ってきた放射谷を駆け下る火砕流は全て笹倉温泉方向に流れてゆくのだろう。





ゆっくりしてると落石にやられますよ。


0810


0812


キヌガサソウ


0826 坊々抱岩




クルマユリ


0842 向かいの斜面の葉が作り出す模様が面白い






0848 また、次の雪渓に向かう登山道


オオサクラソウ

もう、越の里さんの興奮はマックス状態。

あっちにもこっちにも


次いで、越の里さんが撮影に興ずるのは




これです。ユリの仲間だそうな。名前は・・・越の里さんのブログでどうぞ。




0853 雪渓に下りる。今度は横断でなく、ここを登ってゆく。


岩の根本開け


0854 またオオサクラソウ撮ってるし。置いてくよ。(この先、置いてかれるのはどっちだかわかってない)


0856

雪の上を行くと踏み抜きそうなので、左の土の斜面を。

0858 山頂から1km圏内。この先の入山規制が解除された。


0914

もう刈払いはありません。越の里さんに言わせると、刈払いするとオオサクラソウが刈られてしまうから刈払いしないのかな?と。
そこまでは考えてないと思います。

ベニバナイチゴ


0919 泊岩への分岐


0926 泊岩避難小屋。この前で休憩


夏雲が沸く。


その中を多くのアサギマダラがヒラヒラと舞っていた。


長くなったのでその1としてアップします。続く























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