niceshotpeteの山旅

新潟県内外の山々を旅した記録です。山座同定に力入れてます。掲載した写真の何枚かはピクスタで販売してます。

高坪山、駅から登山。

2012年05月20日 | 高坪山
5月19日土曜日に埼玉に出かけるために購入したJR東日本のウィークエンドパス。
当初は1日だけ使う予定だったが、もったいないので、翌20日の日曜日、
駅から登れる山を探して、胎内市の高坪山に登ることにした。
新発田駅乗り換えで、JR羽越本線平木田駅に7:07着。


山頂の楽しみにビールでも買おうと駅前を探したが、唯一あるはずの酒屋さんは営業しておらず断念。
駅でトイレを済ませる。清潔だが、トイレットペーパーはないので注意。
7:17出発。
駅からまっすぐの道を進み、途中、光兎山など眺めつつ、先を急ぐ。


国道7号線を横断。その際、右手奥にコンビニが見えた。
ビールは帰りの楽しみにとっておこう。
金峰神社の左手を行く。

すぐに案内板と駐車場


8:00蔵王山登口着。登山届を記入し、出発。

東屋

東屋から、これから登る山々を仰ぐ。

振り返ると日本海の眺め。


葡萄畑越しに日本海。田には水が張られ、一面水浸しの様。初夏の越後平野の眺めだ。


08:30 高坪の分岐を左廻りコースへ。




しばらく進むと水場、のはずが工事中の林道にぶつかる。登りは左方向へ。迷わず左へ進むが、下山してきてわかるのだが、
右へ下るのが正解だった。その時点では道がわからず、結局、高坪の分岐へ戻り、右廻りコースへ進むことになった。


分岐からはこれでもかと連続する急登。もう少しジグザグにコース設定してもいいんじゃないかと思いながらも、
ぐんぐん高度を稼げる事には満足。


09:08 蔵王分岐




蔵王分岐から高坪山山頂までのブナ林も素晴らしい。網目のような根の階段を登る。


09:20高坪山山頂着


三方境分岐を左へ。当初、こちらへは行かない予定だった。
「新潟日帰りファミリー登山」(新潟日報事業社刊)によると、左廻りコースの釈迦岳(蔵王山)から、飯豊や二王子の山並みが素晴らしいとのこと。
そこで、釈迦岳で写真タイムをたくさん取るつもりだったのだが、右廻りコースに変更になったので、飯豊連峰見晴台へ寄ることにした。
これもあとでわかるのだが、大正解だった。


09:40 飯豊連峰見晴台着


飯豊連峰
朳差岳が大きい。見かけ上最高点に見える北股岳の、右斜め下が牟礼山。ここも登りたい山のひとつ。




飯豊連峰と二王子岳
二王子よりに茶色の地肌?き出しの胎内スキー場。その斜め右上が緑濃い風倉山。ここからの飯豊の展望も憧れ。





二王子岳




大境山と枯松山。後でわかるのだが、釈迦岳からはこの眺めは得られないのだった。



10:17 三方境分岐を左に。
左廻りコースがわかりにくかったし、飯豊連峰見晴台で満足できる山岳展望を得られたので、釈迦岳からの展望の魅力は
失せてしまい、来た道を戻るつもりだったが、分岐で釈迦岳の文字を見たら、やはり行ってみたくなった。
この頃から帰りの電車時間が気になってきた。
来た道を戻って、グングン下った方が速いかも。迷ったが、結局釈迦岳を選んだ。




10:20 釈迦岳山頂。
確かに飯豊、二王子は見えるのだが、飯豊連峰見晴台に比べるとその範囲は限定的で比べものにならない。
高坪山に来たら、飯豊連峰見晴台には是非寄らなければならない。




このルートを登ってくる人には結局一人も遇わなかった。時間が気になり、小走りで下る。




10:50 高坪の分岐から、左廻りコースで目指した水場。
澄み切った超一流品に見える水である。が、悲しいかな、3・11以降、どうも飲むのが躊躇われる。


権現峰ルートの標識も現れる。このあとすぐ工事中の林道にぶつかり、その脇を登って行くと、


高坪の分岐に戻ってきた。


11:20 金峰神社脇の登山口に戻ってきた。
この時点で、ようやく帰りの電車に余裕で間に合う見通しがついた。
コンビニによる時間がありそうだ。


発車時刻の30分程前に駅に着く。
ノンアルコールビールを一気に飲み干し、それから缶ハイボールとポテチをゆっくり味わいながら静かな駅で電車を待った。


コメント
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