











続くとしながら、続かなかった風鈴祭り。写真整理しつつも心ときめく物がない。そのまま没。
ただ、風鈴祭りが行われる五泉八幡宮へ向かう途中にある、磐越西線能代川(のうだいがわ)橋梁。
ここを渡る「SLばんえつ物語」を撮影しようと17日に出掛けた。
10:03に新津駅を出発するSLばんえつ物語が能代川にさしかかるのが10:10頃。
家から40分。場所探しに10分と見当つけて余裕をもって出発。
もちろんグーグルマップで良さげな場所を探したが、県道7号にかかる橋のたもとくらいしか見つからない。
線路わきの草むらに立ち入る勇気もなく。探す時間も足りず、そこに決めた。
まあまあかなと周囲の風景など撮りながらSLを待った。
10:10
待っている時は橋の欄干はあまり気にならなかったのだが、こんなに邪魔だとは思わなかった。
もっといい場所を探すためにまた来ないと。背景に山を入れるためには夕方の下りの便を狙った方がいいかも。
さてここから追っかけ。
津川駅に到着するのが11:11。
安田ICから磐越高速に乗り、津川ICを目指す。途中、咲花温泉付近で黒煙を追い越す。
津川ICで降り、津川駅へ。11時ごろ到着。良し良し。
長い階段を上り下りし、ホームへ。
11:11
赤いTシャツの兄ちゃん。それはないぜ。
さて、津川駅の停車時間は15分。観光列車だからな。写真撮影に十分な時間とるためだろうくらいに思っていたが。水の補給とか点検とか、蒸気機関車は色々と時間が必要なんだと知る。
ここで沢山写真撮った。正面からはもちろん、給水風景やでっかい車輪のアップとか、色々。
ところが18日、PCがウイルスに感染したとかで動かなくなり、解決しないときはマカフィーのコールセンターへという表示に従い、連絡すると、相手は外人さん。いやな予感がよぎる。しばらく彼の言うがままに操作していたが、これこれこうだとの説明の後で、5万円とかいうので、考えさせてくださいと答え、慌ててWI-FIを切断し、パソコンを初期化した。全て消えた。これまで撮りためてきた山の写真も全部。
ブログに上げといて良かった。PIXTAに登録しといて良かった。
OneDriveも消えた。
仕事のエクセルファイルを一から作り直す。💦💦💦
彼がマカフィーのスタッフだったのかどうかわからない。翌19日。彼から電話。初期化したことを告げると、なんだかがっかりしたような雰囲気。「また何~かあった~ら、わ・た・し・に電~話してください。」だって。さて、彼は何者?
口座から現金が引き出されたりなどの被害は今のところなし。まだまだ様子見状態。
というわけで、スマホの動画だけのアップとなった。(笑) いや、笑いごとじゃない💦
そろそろ出発の時間。
11:26
午後は雨の予報だったので、これ以上は追っかけないで帰宅。
今も、膨大なOFFICEファイル作成中。
習得したつもりになっていた動画の貼り付け。なかなかうまくいかなかったが漸く。
220626SL
ちょっと色合いが。鉄橋はもっと緑色。途中で露出も変わってしまうし。
写真のほうが実物の橋梁の色に近い。
深戸橋梁はここ。
この深戸橋梁を含め、磐越西線そのものが土木遺産。
10時に始発の新津駅を出たSLばんえつ物語が、津川駅を出発するのが11時29分。撮影場所探すのに11時過ぎには橋梁周辺に着きたいと、時間を逆算し家を出る。
橋梁周辺に着くと、ここにも広い駐車スペース。鉄ちゃんのため?
なでしこ
周辺をぐるっと1周し、撮影場所探す。すでに三脚セットし待機する何人かの鉄ちゃん達。
ここじゃ近すぎるか。
ここに決めたと三脚セットすると、後ろに撮影者がいるから、そこはダメ。と注意される。へいへい。新参者は素直に注意を受け入れませう。
11時35分ごろ、汽笛が響き、煙が見えた。
そして、
やはり煙がモクモク上がってくれると嬉しいが、周辺住民はこの時間帯、洗濯物干せないんじゃ?
福島潟のラグーンブリュワリーで亀ノ尾のどぶろく「翔空」購入し、最高気温になるだろう14時前には帰宅した。
晩酌に開ける。美味でした。
正しい貼り付け方法を習得ました。(すぐ忘れるかも💦)
220529 125109SL
追記)動画の時刻が12時51分09秒になってますが、カメラの時計が3分ほど遅れていました。
前回、SLを撮影した記事はこちら
恋人峠を出発し、沢山ある宮古そばの店を後目に、一路、一ノ戸川橋梁を目指す。
ここはすでに喜多方市。(ところで喜多方市って会津なの?会津じゃないの?)
あっという間に山道が終わり、早すぎる時間潰しに山都町三津合のファミマへ。
アイスコーヒーを飲みながら、周りの風景を眺めると、黄色い橋。
これは只見川に架かる県道の橋だが、一ノ戸川橋梁もこんな色かな?山都んちゅは黄色が好きなのかな?などとどうでもいいこと考えながら時間を潰す。
一ノ戸川、只見川はそれぞれこの近辺で阿賀川と合流し、流れ下り新潟に入ると阿賀野川となる。
振り返ると磐梯山がちょこっと顔を出していた。
12時20分くらいにここを出て、いよいよ一ノ戸川橋梁とご対面。
想像していた以上に綺麗で立派な、レトロな鉄橋。
周りには、すでにほんまもんの鉄ちゃん達が集結。
あんな上からも。
間に潜り込むように三脚据えた。これにはスマホをセットし動画を撮影。できればこの動画もアップしたいんだが、動画をアップする方法は不慣れ。汽笛が郷愁を呼び覚ますかもよ?
先ほどの場所からでは、飯豊山が陰に隠れるので、三脚持って移動。
ここでよし。
トンビが輪を描いて飛んでいた。
そうこうしているうちに12時50分。
森の向こうに煙が上がり、「汽笛一声山都駅を」出発したようだ。
スマホも録画開始。
3分ほどで、来た来た。後はシャッター押すだけ。1/1600で連写。
写真を拡大
拡大
最後尾・展望車
拡大
約40秒で通過。機関車が鉄橋の端に差し掛かるころ、もう一度、長い汽笛を鳴らして通り過ぎて行った。詩情溢れる山里の、一瞬の物語。
(動画の汽笛を繰り返し聴く。何度聴いても心躍る。なんであんなに素敵な音なんだろう)
帰路、県道16号で西会津へ。右折し国道49号。右手に飯豊連峰がゆったりどっしり構えていた。
終わり。
父にも、にわか鉄ちゃん気分を味わわせようと、日曜日の3時半頃、新潟中央インターから高速へ。
津川インターで降りて、磐越西線日出谷駅を目指す。
津川の街中を抜け、角上を越えると、車1台分の幅しかないトンネルが連続するが、対向車はほとんど来ないので問題なし。
ほとんど人影もない日出谷の駅の手前で、車道の赤い鉄橋を渡り、ひと丘超えると、いきなり現れる長尺カメラの列。初めて目にする鉄ちゃん達の姿に父はびっくりぽん!
着いたのは16時50分くらい。
SLが、日出谷駅を出発するのは17時6分。
鉄ちゃん以外は、まったく人気(ひとけ)のない山間の路肩。
三脚据えないで、手持ちの我々はアウェー感たっぷり。
やがて、
杉林の向こうに日出谷駅に着いたSLの煙が立ち上り、
暫くすると
ブオヲ~と汽笛一声、日出谷駅を出発したようだ。山間の林の中に響き渡る汽笛の音は、郷愁を誘う。(SLが普通に走っていたのを知らない昭和30年代生まれの人間でもね。)
シュッポシュッポと音が近づいてきて、磐越西線の赤い鉄橋に煙が立ち上ると、
来ました。
最初の写真から最後の写真まで、僅か30秒。
でも、日出谷駅の汽笛一声の瞬間、気分は一気に盛り上がり、赤い鉄橋を越えた時点で気分はMAX。
凝縮された感動の時間。
見送る最後尾は展望車両?中で手を振る乗客達。振り返すと、一層力強く手を振り返してくれて、超短編SL物語は完結。