niceshotpeteの山旅

新潟県内外の山々を旅した記録です。山座同定に力入れてます。掲載した写真の何枚かはピクスタで販売してます。

4月22日 津南町・中子の桜と、空の展望台  苗場山麓ジオパーク

2021年04月24日 | 苗場山麓ジオパーク

残雪と湖面に映る桜が魅力!

観光地として昔から有名だった場所ではなく、あるアマチュアカメラマンがここを撮影し雑誌の写真コンテストに投稿したことがきっかけで、カメラマンに絶大な支持を得るポイントになりました。比較的標高の高いこのエリアは、雪が少ない年を除いて、残雪とともに桜の開花が見られます。残雪の桜、湖面に映る桜、背景の杉林、幻想的な朝霧など、写真家にとって最高の条件が揃っているのが魅力です。

以上津南町のHPから抜粋。

で、あるか。

 

朝でもないし、快晴だし、さざ波立ってるし、豪雪だったのに温暖化のせいか雪消えも早い。

ことごとく条件を外している22日の中子の桜。

でも、初めての中子の桜。充分綺麗。

関越を小千谷ICで降りて、信濃川左岸のほとんど信号のない県道を疾走。ホントに、驚くほど信号がない。新潟市から津南までの最速道路。珈琲買ったり、トイレタイム入れても2時間半くらいで津南着。

中津川橋を渡ったところで左折。河岸段丘を駆け上がる。

地図中央右下の中子ダムまでほぼ道なり。

   (ちなみに、地図中央上の大展望台は大厳寺高原の展望台。)

ダムといっても農業用水のため池って感じだが、とても綺麗な水を湛えていた。

まずは堰堤から一枚。

 

引きで撮ると、こうなる。

望遠レンズ必携との情報見て来た。なるほど。

 

写真右の建物辺りが一番近くで見られるポイント。

先客のベテランさんたちは、〇時くらいになると風が無くなるらしい(湖面に逆さ桜が映る)、とか計画練ってて、ほとんど写真を撮ってない。

そんな時間まで待ってられない我々はパシャパシャ。

綺麗な桜と綺麗な湖面、静かで広大な台地。存分に初・中子の桜を堪能した。

堰堤脇の一本桜。

駐車スペースから振り返る。

駐車スペースからの山岳展望。

桜の背後は妙法山。そこから右へ。

見えるはお隣長野の山々。野沢温泉スキー場がある毛無山。

 

毛無山の対面には、関田山脈=信越トレイル。主峰は鍋倉山。

この時は妙高山が見えてるとは気づいてなかった。火打山が電柱と重なってしまった。

 

信越トレイル終点が天水山。

 

山伏山=川の展望台、でいいのかな?

きょうは、この後、空の展望台へ。

 

信濃川右岸の段丘崖を駆け下り、信濃川を渡り、信濃川左岸の段丘崖を駆け上り、マウンテンパーク津南へ。

 

 

 

谷川連峰

 

 

スキー場の中の狭い道を上って来たが、さすがにこれより先は無理かな?というところまで。

空の展望台は、すぐそこらしいのだが。まあ、良しとしよう。充分堪能した。

ここまで道沿いには夥しい数のフキノトウ。きょうは頂きませんでした。

狭いスペースで切り返し、下山。

 

正面に鳥甲山

 

平らな段丘面と、荒々しい段丘崖。また悠久の時の流れの中で、隆起と侵食、堆積を繰り返し、新たな河岸段丘が形成され続けるのだろう。

苗場山麓ジオパーク、まだまだ奥が深い。

終わり。

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4月11日 冬季閉鎖解除された奥只見シルバーラインを通って奥只見ダム・銀山平

2021年04月14日 | ダム

高気圧にすっぽり覆われた日曜日。

冬季閉鎖解除され奥只見ダムまで開通した奥只見シルバーラインを疾走?し、4月11日の奥只見ダムへ。

昨年は4月29日に訪れた。

コロナ禍でスキー場が閉鎖された昨年とは全く雰囲気の違うダムの駐車場。奥只見丸山スキー場の駐車場はすでに満杯で、昨年はガラガラだったここに停めてシャトルバスでスキー場へ向かうんだそうだ。左側にシャトルバスが見える。

日本第4位の高さを誇る奥只見ダム。157m。

第一位は黒部ダム186m。以下、高瀬ダム176m、奈良俣ダム158mと続く。

重力式コンクリートダムとしては日本一だそうな。

待て待て、アーチダム(黒部ダム等々)は重力式コンクリートダムじゃないの???

閑話休題(それはさておき)

 

雪解けで放流してるんじゃないかと、それを期待して来たのだが、残念。

 

そこからの山岳展望

スキー場のリフトに乗れば、きょうは燧ヶ岳を始めとする大パノラマが期待できる快晴。

スキー場からの山岳展望。素敵な写真を撮れるのは間違いない。

心は動いたが、この快晴を独り占めってわけにもいかない。

 

駐車場に降りてお決まりの一枚。秘境奥只見。駐車場は秘境感ゼロ。

 

 

駐車場から少し下ってパチリ。

 

駐車場に戻り、一軒だけあるお宿。ここ、泊まってみたい。

 

あっちでパチリ。こっちでパチリ。ダムを見られる角度がさほど変わらないので変化がないなぁ。

 

では、シルバーラインを戻って銀山平へ。

トンネル抜け、橋を渡ると左・尾瀬方向は通行止め。

この辺りはすでに路駐の車で埋め尽くされている。この辺に停めてる人は、日向倉山に登るんだと教えると目を丸くしていた。

そしてこれも定番・石抱橋へ。ここも車がびっしり。

石抱橋からの北ノ又川。そして越後駒ヶ岳。

短い橋の上を行ったり来たりで、やはり、あまり変化がないなぁ。

橋の反対側から水面を見下ろす。綺麗な色。

 

この辺りに車止めてる人はエチコマの頂まで登ってるんだと教えるとさらに目を丸くして感心していた。

その時は、あの山頂に、はるりんさんがいるなんて考えてもいなかった。

懲りずにもう一枚撮って、先に進む。

 

「白銀の湯」の手前に一台の車が止まっていた。

雪の壁が途切れ先に進めそう。

なるほどこうなっていたか。

右・越後駒ヶ岳 左・中ノ岳

 

エチコマ

 

中ノ岳

 

振り返ると日向倉山。

 

そこから右向くと、

荒沢岳。ここからは前山の影になって見えないと思っていた。

アップで。見事なピラミッド。荒沢岳は新潟100名山の中でも、そのどっしりした土台により圧倒的な風格がある。

 

「白銀の湯」の先からエチコマ

荒沢岳

早春の銀山平で撮りまくり。狙い所は限定されるが。

 

白光橋まで戻り、最後に北ノ又川を。

左奥に道行山。

振り返り見える奥の山は、会津駒の左に連なる山々。

 

シルバーラインを戻る。

途中、トンネルを抜けたところで山肌の新緑が綺麗。

魚沼アルプス。盟主は笠倉山。

 

エチコマ

 

シルバーラインを抜けた。延長22km。うち、トンネルは18km。よく掘ったもんだ。人の力は偉大。

 

さて、帰りに魚沼の桜でも愛でていこうか。

小出ICを左に見送り魚野川を渡って青島へ。(葉加瀬太郎もファンの青島ラーメンとは関係ない??)

ここの土手が、桜の名所。

土手から越後三山。

 

ところが、まだ咲いてなかった。

暫く開花している木を探しながら車を流していると、何輪か咲いてる木を見つけた。

次の週末が満開?

国道17号木津交差点付近から咲いている桜がちらほら。

三仏生付近で満開の桜並木が見えた。ちょっと寄り道し。

青島との標高差は50mくらい?こんなにも違うもんか。

まだまだ桜はいくらでも楽しめる。来週も山奥の桜探訪。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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