土曜日の夜。
妙高までは小雨が降り続く。
国道18号が「道の駅しなの」の手前で、ゆるやかにカーブするように左折する交差点を過ぎると、そこから先の道は乾いていた。
戸隠へ続く道へ右折。
山道に入ると濃い霧に包まれ、ノロノロ運転で戸隠キャンプ場を目指す。
キャンプ場にはすでに多くの車が車中泊。
空いたスペースに駐車し、冠ハイボール+低周波マッサージ器で疲れを癒す。この道中3回目の低周波マッサージ器でのリハビリ。
首の牽引よりなにより、これが一番効くようだ。
9時には眠りについていたかと。
あるだけ着こんだが寒さで目覚めると11時。エンジンかけるのは気が引けて、寝袋出して潜り込む。
1時にオヤジは小用で目覚める。星は見えない。
3時に目覚める。6時間も寝るともう寝られんない。始動である。
黒姫・飯縄・戸隠と3回来て、戸隠神社奥社と中社には参拝したが、宝光社と火之御子社には参拝していない。
下山後にその気力があるのか全く自信がないし、高妻山登ってしまえば、当分の間、戸隠に足を運ぶこともないだろうから、今のうちに行っとこう。
3時半。宝光社。
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アメノウワハルノミコトに今日の登山の安全と晴天を祈願する。
3時50分。火之御子社。
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アメノウズメノミコトに、同じく安全登山と晴天を祈願。
キャンプ場までは戻らず、奥社駐車場へ。
当初は、ここで車中泊するつもりだった。濃霧のためキャンプ場泊となったが、奥社のほうがトイレが綺麗で、車中泊の人も少なく、朝のお勤めが快適だろうと思ったので。
お握りを食べ、外に出ると、頭上に星が輝いているではないか。戸隠の神様ありがとう。
0541 キャンプ場駐車場はすでに混雑
0555 キャンプ場入り口
0613 一不動への登山口
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/ab/729dd6b3e2d03eea8fa189e03abcdb4a.jpg)
ここは右へ
0620 弥勒尾根登山口 きょうの登山開始である。
0654 なんだか艶めかしい感じ。 ダリの絵画にでも出てきそうな。
0657
0714
0723
0740 飯縄山
0744
0749 黄色ばかりの紅葉でちょっとがっかり。ようやく赤が現れるが、ガスが多い。
0819 一不動からの登山道と合流。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/82/4ff05fc4932a578dc335aa3007b618bc.jpg)
ここが五地蔵山。と思ったら、なんと六弥勒って???
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/66/1c32f57080bfa89dd383041f2fb716ec.jpg)
五地蔵はどこ行った?知らずに通り過ぎたか?
0832 七薬師
0837 青空が広がる。
0842 鋭いピークが。山頂?まだまだ。
0845 近づくと数人立ち止まって何やら眺めている。何が見えるの?ワクワク。
0847 後立山が~。
0856 登り着いて、八観音
0859 ここに来てまたガスる。
0906 九勢至
0928 岩場現る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/c1/83c576ee602b25175b9329c3280b81b8.jpg)
弥勒尾根ピストンなので、ヘルメットは大袈裟かなぁ?と思ったが、ヤマレコだったかで危険なところがあるような記述を見たし、久しぶりに被ってみたかったので登山口からヘルメット着用。ここはけして大袈裟でない。現に私が石落した。幸い、後続がいなくて何事もなかったけど。
0932 ロープと鎖が連続する急登。
0936 一息つき振り返ると・・・雲海の上に頚城三山が
0939 急登はあそこまで。
0946 八ヶ岳と南アルプス。そして・・・。
槍が・・・穂高が・・・
白馬が・・・
0955 高妻山南峰着
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/37/816d67939d1228cf8081730b72f89bea.jpg)
こうして見ると、妙高は越後富士の名に恥じぬ姿だねぇ。
0956 十阿弥陀
立山と劔が・・・
1047 富士山と八ヶ岳
1048 登ってくる方は途切れることがない。
頚城三山
頚城三山の左は金山
乙妻山
焼山の噴煙
黒沢岳、その右に黒沢池湿原の草紅葉
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/65/e3d0508800896db2a191b9697347af65.jpg)
黒沢岳の左奥にうっすら山が見える?でも、そこにそんな山はないはず。雲の陰影がそう見えるのか?それともこれは妙高か火打の影が雲海の上に映っているのか???
1111 黒姫山
山頂を埋め尽くす登山者
登る人・下る人
左は中央アルプスだろう。右は常念、真ん中は鉢盛山だろうか。
1140 去りがたい山頂を後に、下山開始
1150 下山開始してすぐ、正面に見えたのは四阿山か?
深田百名山は、とにかく人が多い。山頂下の岩場の急降下。
下から登ってくる方を立ち止まって待っていると、後続がドンドン降りてきて、道を塞いでしまった。
おもわず「登り優先なんだから、間隔空けて、登りの邪魔にならないように降りてください」と怒鳴ってしまった。
雨飾山でも嫌な思いをした。深田百名山は登り優先の常識は全く通用しないのか?
1234 下りはずっとガスの中
1235 九勢至
1243 八観音
1249
1306 七薬師
1316 五地蔵山
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/3e/a7f2d09e988b0c664ca5f61db2afd6df.jpg)
さて、五地蔵山である。
六弥勒で、登山道は左右に分かれる。
下るのは左の弥勒尾根だが、五地蔵山はどこ行った?
一不動から、順に二釈迦、三文殊、四普賢と来るのだから、もしかすると?
一不動方向に進むと・・・
地理院2万5千図上で5mmほど南下したところが五地蔵山。
27年5月 調整の地図でも直ってないとは・・・。
昔はここに小屋があったそうな。
暫くすると、私が岩場で怒鳴ったうちの二人がやってきた。バツの悪い事悪い事。
でも、その方は、怒鳴った時に頷いてくれたので、私の言いたかったことはわかって頂けたのだと信じたい。偉そーにゴメンナサイ。
1402 あと90分
1428 ブナ仙人
1446 弥勒尾根登山口手前の渡渉
1454 一不動への登山道との分岐
戸隠牧場
未明の宝光社には賽銭箱がなかった。
火之御子社は扉に小穴が開いていて、賽銭はここから入れろと書かれていたので、納めることができた。
するってえと、サービス精神旺盛なアメノウズメノミコトが、今回は上のほうだけチラッと見せてくれたのかな?なんてね。
越後百山 41座目
日本百名山 17座目
新潟100名山更新ならず53座のまま。これだけの名山をなぜ選ばなかった?