この天気ですから、もう我慢できずに、本日のビデオ編集はお休みで黒羽方面へライドして来た。
途中、道の駅に寄ると朝市が開かれていた。
何やら変わった棒が付いた陶器が売られていた。
何かと聞くと、剣山の要らない花器だそうだ。 制作者ご本人曰く、ヒット商品らしい。
中には今朝窯から出してきたばかりの物もあると言う。
確かに良い感じの花立てだ。管の下には小さな穴が開いていて水はそこから管に入る。
その先に行くと、那珂川の橋を渡る。
関東の四万十川と云われる清流の流れ。
橋を渡って少し行ったところの左には昨年オカリナコンサートの収録をした蔵屋敷がある。
早朝のライドは車も少なく、快適だ。
次は大雄寺と云う有名なお寺に行ったが、門までの激坂を一気に駆け上がったらお寺の関係者の方が驚いた顔をして「ご苦労様です」と声を掛けてきた。
まさかこの坂を自転車がえらい勢いで登って来るとは思わなかったらしい。
開門前だったが、居た住職に聞いたら建物に入らなければどうぞご覧いただいて結構ですと云うので、庭だけでも見させて頂いた。
この門は通路にもなっていて、雨などが降ってもここでゆっくりと庭園を眺める事が出来る。
庭には川津桜が咲いていた。
5月位になると、ボタンの花が沢山咲いて多くの観光客が来る。
この竹の先に耳を当てると、中から水滴が滴る音がキンコーンとかすかに聞こえる。
京都の寺に良くある物と同じだね。
その後、来年3月のツールド栃木の予定コースを北上してみた。
まっそれなりのコースだが、山間部に入ると結構辛い坂もある。
途中まで行って戻って来て、黒羽刑務所の前を通って帰ろうと、刑務所の先500m位行った丘の上で、後ろから走って来たバスに幅寄せされ、右肘が車体に接触したまま路肩へ脱輪。
何とかバランスを保って倒れる事無くそのまま走って車道に戻り危機を脱したが、こんな運転手もいるのかとビックリした。そのまま走り去ってしまった。
ドライブレコーダも兼ねて風景を録画しているSONYのアクションカムには、その記録が全て写っている。
怖いねェ~!
バスの後ろを走っていた一般の後続車の方が一番その光景にさぞ驚かれた事だろう。
途中、バス停に停まっていたバスに追いついて、バスを睨み付けてやった。
帰って来てから市営バスの管理元へ抗議のメールを送っておいた。
しかし、普段から自転車を乗らなくても家で体幹を鍛えていた甲斐があった。
恐らく初心者だったらバランスを崩して巻き込まれて今頃病院へ入院していたと思う。
でも、なぜすぐに自転車を止めないのかって思う読者もいると思う。
ロードバイクはペダルと靴がビンディングで固定された状態で走っているので、とっさの時にそれを外せるかと云ったらNO!
外すためにバランスを崩したら意味が無い。
「止まる=転倒」になる訳で、絶対避けたい状態な訳。
バスが後ろから来る事はバックミラーで直前に認識していたが、その認識の有無が心構えに繋がって、瞬時の判断を可能とした事は言うまでもない。
ただ、こんな幅寄せされることは想定外だったが・・・
暫らく黒羽方面へのライドは止めよう。私にとって鬼門みたいだ。