nasu_star's blog

那須で自然に親しみ、星と自然を愛するブログ

鉢バラ用スノコ修繕の結果

2024-05-27 07:58:09 | ガーデニング
鉢バラが黒点病等になる要因は・・・

一つが大雨などによる泥跳ねで泥が葉っぱに付く事と、コンクリートや砂利の所に直置きする事での夏の猛暑による鉢内温度上昇での根へのダメージによる株の免疫力低下、そもそも病気に弱い品種など様々。

そこで、泥跳ねと鉢内温度対策として3年前にスノコを作りました。

しかし、メンテしようと思いつつも結局3年間やらず仕舞。
今年こそはとスノコをひっくり返せば時既に遅し。
約1/3が傷んでいました。


ここは、もうやるしかないでしょう。
修繕を始めて一週間以上。
雨が降っては出来ませんから正味一週間でしょうか。
同じ事にはしたく無いので、原因究明と対策をしました。

Q1:何故3年間メンテをしなかったんだろう。

 A1:風で倒れるのを防ぐため鉢置きを結束バンドでスノコに固定していて外すのが面倒だった。

Q2:スノコが傷んだ要因は

要因1:一部にスチール木ネジを使用していたが、錆びて水分を持って木が傷んだ
要員2:木ネジを打った個所からひび割れが生じてそのひび割れに雨水が入って腐蝕した
要因3:砂地に直置きしていたスノコの土台の木材が湿気により菌糸が繁殖して腐った
要因4:防草シートへの直置きの場合でも、水が溜まり易い個所では土台の木材が腐った。
要因5:冬に風で飛んでくる枯れ葉がスノコの下に大量に溜まってそれを放置したため枯れ葉が腐敗して菌糸が繁殖して木材が腐った。

反省しきりですが、失敗は成功の途中経過なので、結果的に失敗ではありません。

でも、土台になる木材はホームセンターで売っている防腐処理された木材を使用してしかも防腐防止塗料を塗っていたにもかかわらず、白い菌糸が増える様な環境下では腐ってしまう事が分かりました。

そんな状況を踏まえて対策です。
対策1:鉄製木ネジは全てステンレス製に交換。
対策2:木ネジは直接打つのではなく、一旦ドリルで穴を開けてから打つ事で木材のひび割れを軽減し、今後ひび割れが生じた際には直ぐに塗料を流し込んで防水する。
対策3:砂地直置きは止めてその下の防草シートに置く
対策4:スノコの土台の木材の下にスペーサー用の木材を置く
対策5:結束バンドでの鉢置きの固定をやめて、移動しやすくして気軽にスノコの下部を点検および清掃を出来るようにする。
(結局鉢置きを使用すると底辺が広くなるので風で鉢が転倒することは殆どありません)

これらの事を踏まえて今回の修繕+改善に挑みました。

まず、木ネジを外して分解して全ての木材をチェックして継続利用できない木材を全て排除して新たな木材に入れ替えしますが、既存含め全数防腐塗料を塗ります。
私はウッドデッキなどの屋外の木の工作物には「ガードラックアクア」を塗っています。
ウッドデッキは13年になりますが、何処も腐敗したところはありません。
(一条工務店仕様の木材だからと云う事が大きいと思いますが、メンテナンスだって重要だと思います)


大きな改善点としては、いままで砂利の所に直接スノコを置いていたのを砂利を全て一旦脇に寄せてスノコを置きます。
その際に使えなくなった板の問題の無い部分だけを再利用してスペーサーとして活用。


このスペーサーの板を敷いておくことで土台の木材の通気性が良くなり腐敗を防げます。
スペーサーは年一回確認して腐っていたら即交換します。
この事で、土台の木材の腐敗を防げます。
次に、砂利がスノコ域に入り込まないようにキャンプ用のペグを打って止め板を設けました。

全てが完了したら砂利を戻します。


この砂利は孫たちの遊び場になったり様々な共有スペースとして利用するためのエリアで、今回の作業も全てこの砂利のエリアで行いました。
草など生えたりしないし、ペンキ塗りなどする際に一滴二滴ペンキを垂らしても砂利を均せば何処かに消えてしまいますので、様々な用途に使えます。

あとは年一回の点検で板にひび割れが生じた場合には塗料を塗ったり、スノコを立て掛けてスペーサーの点検、枯れ葉の清掃などを行えば相当な年数使い続ける事が出来ると思います。

で、完成翌日の天気の良い日の状況です。

バラの花自体の話題は別途・・・

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