呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

七賢 本醸造無濾過生原酒 蔵出し2020

2020-04-12 | お酒
今回は中部地方を回避と思ったらまた中部のお酒じゃないですかー
そうか七賢は山梨のお酒でした。
静岡のお酒だと勘違いしてましたよ(静岡も中部です(笑))

白状します。
ストックしてあるお酒の半分以上中部です。
どうしてこうなった。

次はとりあえず回避します。絶対。

という訳でお気に入りの七賢。
七賢 本醸造無濾過生原酒 蔵出し です。





七賢は山梨県の山梨銘醸株式会社さんのお酒です。
http://www.sake-shichiken.co.jp/

毎年期間限定で売り出しているお酒のようですね。
ぐぐると瓶が格好いい。しかも毎年微妙にデザインが違うこだわりよう。
知らなかったのは悔しいですが2020年は買えたので良しとしましょう。

開封
おお!瓶の蓋を開けた瞬間香るフルーティーさ。
酒器を鼻に近づけなくても香りを感じられるのは
久しぶりかもしれません。
香りから推測すると結構甘めでしょうか。
色はほぼ透明です。

では頂きます。
ほう、予想通り甘くそして濃いです。
アルコール度が19度あるのは伊達ではないですね。
ただ強い甘味なのですが余韻はほどほど。
栄光富士のお酒のようにこれでもか!と口いっぱいに
甘さの広がるお酒もありますが、今回のお酒は甘いし
強いですが消えるのが早いです。

表現が難しいのですが上あごだけで風味が消える感じ。
下あごまでいっぱいに甘さが広がるとこれは強いなと
なるのですが、上あごだけに甘さが広がって、下は…
と探ると消えていきます。

ふむ、飲み進めると後口にほんのわずかな苦みが残りますね。
前回のU yoshidaguraでは探さなければ分からない程度の苦みでしたが
今回の七賢の苦みは強くはないもののしっかり存在感があります。
ただ一瞬の甘味を演出するお酒ではないよという感じでしょうか。
強すぎる苦みでは無いのでこれはこれで悪くないですね。

初日のおつまみは何で選んだノリ塩のポテトチップ
強い甘味のお酒はポテトチップ程度は楽々踏み潰します。
甘さの引き立て役程度にはなります。


さて二日目
香りは初日と変わらず注ぐだけで広がります。

味は二日目になって酸味が強く出てきました。
そして生酒毎度の苦みも強くなっています。
味の変化が激しいのは生酒の宿命ですかね。
二日目になって不味くなった訳ではないですが苦みの残り方が
きつくなってきました。
初日の方が個人的には好みです。


流れを変えようとして間違えた投入という形になってしまいました。
そんなお酒ですが美味しい一本でした。お気に入りの酒造というのもあるかも。
こんな事なら後回しにしておけば良かったなー。
物が物なので普通のお酒屋さんには売ってないと思いますが、専門店なら
残っている可能性があります。
しかも1100円と4合瓶の日本酒としては破格。その上美味しい。
甘いお酒好き、七賢好きにはお勧めの一本です。

もう一本押さえておこうかな?
そうするとまた中部のお酒が増える…むむむ

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