呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

純米大吟醸 明尽 無濾過生原酒

2023-02-15 | お酒
平日じゃないかーと自分に言い聞かせつつ
飲みますよ。休日以外の日本酒はちょっと
悪い事してる感があって良いですね。

という訳で今回の一本は
純米大吟醸 明尽 無濾過生原酒 です。





明尽は滋賀県の竹内酒造株式会社さんのお酒です。
https://takeuchishuzo.co.jp/


開封
すっと通る吟醸香があります。
さすがは大吟醸といったところでしょうか。
色はガラスの酒器に注いで結構しっかりと
分かる程度に黄色です。

では頂きます。
お、酸っぱ甘…くみせておいて甘くない。
いや甘いけど辛い。
飲み始めは舌の先あたりまで甘いのですが
徐々に苦みが押し寄せてきます。
後口にはしっかりとした苦みの余韻が残り
ますので感想は甘いけど辛いになります。

開封時には華やかな吟醸香がありましたが、
口に含むと麹風の香りがありますね。

飲み始めの感想は好みじゃないけど悪く無い。
某ゴローさんじゃないですが
『こういうのもあるのか』
そんな感想です。

これはもしかすると二日目に化ける可能性も。

初日のおつまみは最近お気に入りのスルメスティック。
某駄菓子メーカーの品です。ちょっと味濃いめ。
今回のお酒と合わせると麹風の香りと共に味が
濃く感じられます。そして美味しいです。


さて二日目
あー、変化はありましたがあまり芳しくないような。
グッと苦みが増して辛口感がアップです。

二日目のおつまみはカマボコを細く切って焼いたもの。
タラのすり身の加工品ですね。
ちょっと味が薄すぎたかつまみの美味さを引き出した
上ではみ出す苦さの辛さ。
もう少しだけ控えめだととても良い塩梅なんですけどね。
辛口は全然大丈夫という人なら問題ないレベルです。


ちょっと手持ちの日本酒が多くなってしまったので
急遽平日に飲んでみましたが、思いの外と言っては
失礼ですが美味しいお酒でした。
味の傾向としては変化に富む七田に近いかもしれません。
ただ今回のお酒は大吟醸なんですね。
大吟醸でも複雑な味わいが出せるのか…。

大吟醸に洗練さを求めて飲む人にはあまり合わないかも
しれません。いうならば変化球の名手といった感じ。
というのが初日の感想。

二日目はほんの少し苦手な傾向になったのは残念。
まー良くある生酒、原酒の変化なので仕方ないですけどね。
とはいえ十分に大吟醸を名乗れる美味しさでした。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 白岳仙 辛口純米 真紅 | トップ | はつしぼり ichi 2022 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

お酒」カテゴリの最新記事