呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

村祐 本生

2020-08-09 | お酒
今回の一本は村祐 本生





村祐は新潟県の村祐酒造株式会社さんのお酒です。

写真にある通り購入は3月です。
偶然推定生酒をみつけてホクホク顔で買ってきたのは
良いのですが勿体なくて飲めずにずるずると8月に。
漸く開けました。

開封
遠くに甘い感じの香りがあります。
どことなくキャラメル風に感じますね。
色はほぼ透明です。

では頂きます。
これはこれは上品な味です。
甘く華やかな香りがふわりと鼻に届き、
口の中に甘味がゆっくりと広がります。
飲み干す瞬間がやはりキャラメルのよう
だったり、ヨーグルトのようだったり。
心地よさは格別です。

お酒自体はそこそこの粘度があるようで
舌の上に薄く広がる感じがあります。

後口にごくごく僅かな苦みがありますが
探さないと気づかない程度。

全体的にみるとお酒っぽくないです。
やわらかく甘い水のような…と探っていくと
ああ、日本酒かとなる感じ。

毎回甘いお酒の代表として栄光冨士を例に出しますが、
栄光冨士は
『あまーい、香りがいいー』
と声高に表現したくなるお酒ですが、
今回の村佑は
『あ”~』
とお腹の底から声がでる感じ。
例えるなら寒い中二年参りに行ってもらった甘酒を
飲んだ時のような。


さて二日目。
香りは変わらず。
味は酸味が強くなってきました。
ほんのり甘いお酒が、ほんのり甘酸っぱいお酒に変わりました。
初日は高尚な感じがありましたが一般的に降りてきた様。
欲をいうと初日の方が好きですが二日目も美味しいので
高望みですね。


ずーっと飲みたかった村祐の生酒(推定)です。
前の白ラベルの村祐も凄かったですがさすが
こちらはさらに上をいっていました。
飲んだ感想はもちろん大変良いお酒です。
なるほど人気が出るのもわかります。



何度目かの酒どころ新潟の底力を見せつけられました。
変な先入観で新潟のお酒は淡麗辛口がメインと決めつけて
しまっておりましたが、
加茂錦、ゆきつばき、REGULUS、越の誉、村佑
と最近流行の甘口だったり香りがよいお酒をしっかり作って
いる所も多いんですね。

村祐は入手性に難はありますが而今とか十四代よりはマシだからな…
一応お気に入りにいれておこう。
一緒に越の誉も追加しておきます。

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