呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

千代むすび 純米酒 アマビエ

2020-04-26 | お酒
今回の一本は 千代むすび 純米酒 アマビエ。









2016年に飲みましたこなき純米と同じ鳥取県の
千代むすび酒造株式会社さんのお酒です。
http://www.chiyomusubi.co.jp/

アマビエとは
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%93%E3%82%A8
疫病が流行った時にその姿を描いて人々に見せよ という
タイムリーという表現は良くない気がしますが今出ないで
いつでるという妖怪です。

ちょっと方向性は違いますが似た妖怪に『件(くだん)』と
いうのもいますね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%B6
こちらは厄災を予言なのでどちらかというとネガティブですね。
ま、その姿の絵を持っていると厄除けになるという点はアマビエに
似ているかもしれません。

どちらも『不幸の手紙』や『チェーンメール』の亜種っぽいですね。
ただ上記二つと異なるのは幸せを願うという点ですね。
自分自身がアマビエに願うという事は無いですが、こういう祈念の
形があるという事は大変興味深いです。

今回のラベル絵も水木御大の作画ですね。
他の妖怪に比べてちょっと可愛さがあります。


開封
結構濃いめの香りがしますね。
華やかな感じではなく米っぽさが強いです。
色はかなり濃い黄色です。

では頂きます。
ほうほう。前のこなき純米と似た感想になってしまいますが
まず初めにしっかり醸した感のある香りと米の風味がぶわっと
広がり鼻に抜けます。
少々ツンとした感じもありますのでキツイお酒かな?と
構えたくなりますがそのまま押し切る事なくサッと消えます。
香りが消えた後にしっかりとした苦みが辛さを〆ます。

開封時の香りで感じたように少し濃いめのお酒でもあります。
アルコール度数は15度なのですが17~18度くらいあるような
味わいです。
キレは良いですが内臓にじわーっと染み入る感じがしますね。


さて二日目
香りや味の濃さは変わりませんが口当たりが丸くなった感はあります。
鼻に抜けるツンツンした感じが薄れました。
辛さは相変わらずですが米の旨味をしっかりと感じられ個人的には
二日目の方が好きですね。

二日目のおつまみはロールキャベツ。
ロールキャベツ単体だとちょっとケチャップの酸味が強いのですが
お酒がしっかりフォローしてまろやかに。
食べ物とのマッチングが確立した時の辛口のお酒は最強ですね。


ここ最近飲んだお酒にはなかったシッカリとした辛口のお酒です。
たまには辛口も良いですね。

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