呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

金婚 純米無濾過原酒 十右衛門

2020-05-06 | お酒
2020年のゴールデンウィークは大分静かでしたね。
だからという訳でもなく単にお酒を買いすぎましたので
消費ペースを上げる為に今週二本目です。


今回は久しぶりの東京のお酒。
金婚 純米無濾過原酒 十右衛門です。





金婚は東京都の豊島屋酒造株式会社さんのお酒です。
http://toshimayasyuzou.co.jp/

開封。
前回の有磯 曙に引き続き酸味が強そうな香りがします。
またほんのりと麹っぽさもありますね。
違うのはフルーティーさとはちがった甘い感じもうける香りです。
色はほんのりと分かる程度の黄色です。

では頂きます。
ほう、香り通り結構甘いです。そして酸味もあります。
甘味の方が強く感じるので甘酸っぱいです。
また結構特徴的な苦みが飲み始めから終わりまで引き摺りますね。
全体的な印象は干しブドウを彷彿とさせます。

アルコール度数が17度以上で結構味が口に残る感じがあるので
濃いという印象が残ります。
そういえばこのお酒、日本酒度が+3.5とあったんですね。飲んだ
感じは-3.5の間違いじゃないかと思えるレベル。
確かに後を引く苦みがありますが、甘さだけ取り出すとかなり強い
感じがするんですけどね。

初日のおつまみはえびせん。カ〇パではなく一口サイズの
丸いせんべいです。塩味、エビ味と濃いのでどう出るかと
思いきやその強い味に負けずに甘味が前面に押し出てきました。
せんべい程度の強さでは甘さを引き立てるだけのようです。
しかも後口に俺もいるぜとばかりに苦みがじわりと存在感を出します。
せんべいが口にいる間は大人しいんですけどね。


さて二日目
味の傾向は殆ど変わりません。
甘味が強く後を追う酸味、長く残る苦み、そして全体的に濃いです。

二日目のおつまみはサラダ用の味付けサバ。
味がついているとはいえクセの強いサバが相手だとどうなりますか。
と危惧したのは一瞬だけでした。
魚の生臭さを消した上でのし上がる甘味。お酒単体で飲むよりも
甘味が増したように感じます。変わったお酒です。


久しぶりの東京のお酒でしたがなかなか変わっておりました。
ここまでつまみが踏み台になってしまうお酒は珍しい気がします。
今回のお酒はある意味ハードパンチャーでした。

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