呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

七星 純米大吟醸 無濾過生原酒 2019

2019-06-16 | お酒
個人的にこのお酒を飲んで初めて夏という感じがする
七星 純米大吟醸 無濾過生原酒です。





七星は山形県の冨士酒造株式会社さんのお酒です。
http://www.e-sakenom.com/

今年で五年連続で飲んでいますが好きなお酒です。
で、今更気付いたのですが毎年日本酒度が違うんですね。

うちに残っている記録だと
2015年 不明
2016年 -2
2017年 -6
2018年 -3

と数値だけみると甘口傾向です。
ただ栄光冨士シリーズは全体的に甘めなの数値よりも甘く感じたり。

そして今回の2019年の日本酒度は『-13』・・・おおぅ。
二桁のマイナスは初めてかも?
最初はミスプリントかと思いましたよ。
どれだけ甘いのでしょうか?


開封
毎年思う事ですが物凄く薫り高い吟醸香が広がります。
ここまで香りが映えるお酒は中々ないですね。

では頂きます。
これは甘いねぇ。
結構冷やしてあるので感じる甘さが鈍くなっている感じがありますがそれでも凄いです。
これ、温くなったら頭痛がするくらいの甘さかもしれません。

また甘さと同じくらいの酸味もありますので甘酸っぱさがこれでもか!
という具合に口の中に広がります。
甘さの陰にほんのり麹風の香りがあるのですが甘さの突撃の前では無力です。

ただこの甘さが案外口に残らないのが良い所。
しつこさが無く後口は全然スッキリです。
うわー甘い・・・もう一杯いくか。うわー甘い の繰り返し。

そういえば比較的甘めだった2017年の七星の時に炭酸割りをしていましたね。
今回はそれを上回る甘さなので割っても良さそうです。


お気に入りの七星を今年も飲めました。
お酒のステータスでいえば甘味と酸味に全振りの尖ったお酒です。
この傾向に持っていったのは酒造さんか杜氏さんなのかは不明ですが、
完全に意図して造られたお酒ですね。
甘酸っぱさが凄いっ!!!
という感想はしてやったりなのかもしれません。

日本酒は辛口であるべき!
という信念のある方にはお勧めしませんが、甘く香るお酒が好きという方には
ストレートに訴求する一本だと思います。
なるほどと納得出来るお酒になるはず。
夏酒なので1年に一度の楽しみですね。
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