呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

千瓢 しぼりたて生原酒

2024-02-24 | お酒
今回の一歩は千瓢(せんぴょう)
千瓢 しぼりたて生原酒です。





アルコール度数の高さがちょっと怖いですね。

千瓢は愛知県の水谷酒造株式会社さんのお酒です。
https://www.mizutanishuzou.jp/


開封
そこまで香りは強くありませんが遠くの方に
山廃風の力強さっぽい香りがあります。
色はガラスの酒器に注いでなんとか分かる程度の
黄色です。

では頂きます。
おー、甘い。とても甘いです。
一番強いのは甘味でその次に大分下がって苦みでしょうか。
僅かに酸味もありますが苦みと酸味は甘さの前に
霞んでいます。
香りを鼻から抜くと結構ツンツンとする刺激が
あります。風味的には変に尖っていなくて思った
よりも全然飲みやすいです。

21度という日本酒としてはかなり高めのアルコール
度数ですが恐れ慄くほどではありませんでした。
が。普通の日本酒と比べると当たり前のように強いです。
とても濃い。シロップ級です。
夏の暑い日であればかき氷にかけても美味しい…かなぁ?

という事で初日から氷を投入。冬ですけどね。
寒いのでなかなか溶けませんが若干薄まったかなと
いう段階で飲んでみます。
うむ、21度が18度くらいになった感じ。つまりまだ強い。
これはもう焼酎のように原液と考えて何かで割って
飲む事を前提にした方が良いかもしれません。
二日目は炭酸で割ってみようかな。


さて二日目
大変濃い甘さは初日と変わらず。
若干苦みが後を引く感じが増えたようにも思いますが
嫌味というほどではありません。

二日目のおつまみは濡れ煎餅。
しかも銚子電鉄物でプレミアムとついてる品。
頂き物ですありがたや。
今回はカツオ味というやつ。

煎餅単体では結構しっかりとしたカツオの風味が
感じられます。カツオ自体ショウガやニンニク、また
玉ねぎや大葉と一緒に食べる事が多くある種匂いのある
魚でもあります。今回の煎餅は臭みとまではいきませんが
ちょっとカツオの匂いにクセも混じっている感じです。
お酒と合わせるとそのクセは当然消しますがその上から
強い甘味で押しつぶされる感じ。アルコール度数の暴力です。

さて、初日に氷を浮かべてみましたが思ったほど薄まらず
苦戦しましたので、二日目は炭酸の投入です。

うーん、凄く飲みやすくはなりました。
ただ以前試した栄光冨士シリーズほどはお勧めしにくいかな
という感じ。栄光冨士シリーズは甘さはもちろん広がる
香りがありましたので炭酸で割っても香る良い感じでした。
今回のお酒は華やかに香る吟醸香がある訳ではないので
ほんのり甘めの炭酸酒という感じに。

また甘さは弱まりましたが今度は苦みの存在感が増しますので
ちょいと微妙な感じに。
これならばまだ氷を浮かべて飲んだ方が良いような気も
します。難しいですね。


という訳で千瓢でした。
21度というとてもアルコール度数の高い日本酒でしたので
全力で迎え撃ちましたが、恐れる程は凄くはなく思ったよりも
全然飲みやすいです。

ですがあくまでも焼酎や泡盛のそれと比較した場合の話で
通常15度の普通の日本酒と比べると物凄く強いです。
上に書いたように氷を浮かべて飲みましたがあまり薄く
なった感じは無いです。

度数の高さもあってガブガブ飲むとあっという間に酔いが
まわります。チビチビと飲むのが良いかもしれません。
1500円ちょっとでゆっくり消費出来るお酒なのである意味
コストパフォーマンスが良いとも言えるかもしれません。


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