呑み録

飲んだお酒の記録 お酒は二十歳を過ぎてから

西日本豪雨被災者復興支援 純米大吟醸 獺祭 島耕作

2018-08-14 | お酒
先日の西日本の豪雨で獺祭の旭酒造さんがダメージを受けたという話を書きました。
https://blog.goo.ne.jp/narol/e/91045c1571ebe0c6a677d41468ebe91a

そんな中
https://www.asahishuzo.ne.jp/info/information/dassai-shimakousaku.html
>お酒は、十分に美味しい、ただ、私達の思う獺祭としての品質基準には届かず、
>通常の獺祭としては世に出せません。
>そのお酒を、できるだけポジティブな形で、西日本豪雨への被害を心配されている
>皆様の想いに応え、被害を受けた様々な地域のお役に立てるお酒にしたい。

という事で 西日本豪雨被災者復興支援 純米大吟醸 獺祭 島耕作 という形で発売になりました。





商品の販売や展開を知っている方は驚きますね。
7月の頭に豪雨の災害があって、復興支援用のお酒を8月頭に売る
しかも弘兼憲史氏が描いたラベルのお酒です。
これ、関係各社が本気且つ全力で動かないと無理なレベルです。
その事に感嘆するばかりだったり。

一人で鼻息を荒くしていました。落ち着け。


さて開封。
ふむ、さすが獺祭、良い香りです。

では戴きます。
うん。うん。うん?
率直な感想は美味いです。
さすが獺祭。

ただ獺祭ってこんなだっけ?という感想もあったり。
うちでは純米大吟醸48 寒造早槽や獺祭 等外23を飲みました。
味の上下はあるものの『獺祭らしさ』というのが揺らぎ無かったんですね。
それが今回のお酒は美味しいし、獺祭といえ獺祭なのですが・・・うーん。
獺祭ってこういうお酒だったかなぁ?という感想も出てきます。

もしかすると
>私達の思う獺祭としての品質基準には届かず
という一文に引きずられているのかもしれません。

個人的な感想ですが
大変美味しいお酒で、その辺の大吟醸が勝負をしかけても負けない美味しさ。
ただ獺祭の大吟醸と言われると、ちょっと首を傾げたくなるレベル というお酒でした。


今回のお酒、獺祭という銘柄もあってあっという間に売り切れたみたいですね。
自分もなんとか押さえましたが無くなるスピードが速いです。
復興支援もあって本数制限をかけていない所が多かったのも要因かな?

ただねぇ・・・
オークションサイトを見ると今回のお酒が多数出品されてるんです。
そこまでして儲けたいかと思います。
オークションで落札しても義捐金にはならないんですよね。
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