ある場所に行った時、ここはすごく気持ちよくて素晴らしいな、と、思う時がある。
また、何も感じないこともある。
ある有名なお寺に行った時は、立派だと思ったけれど、何も感じなかった。
逆に、そんなに有明な神社ではないが、地元の人に愛され、参拝者が絶えないある神社に行った時は、とても良い気持ちになった。
山も、とても良い気を感じる山があるが、何も感じない山もある。
そういう、直感で感じるものは、大事だし、間違わないと思う。
自分が気持ち良いと思う場所に行き、気が滅入るような場所には行かない方が良い。
有名だから、とか、ご利益があるから、ではなく、自分が気持ち良いかどうかが大事である。
単なる物質だと思うかもしれないが、物にはさまざまに気が宿っている。
ある家がある。
その家の中にある家具にも置き物にも服にも、あらゆる物にそこに住む人の気が宿っている。
大事に使っている物なら、なおさら気が宿る。
そして、単なる物でも、大事にすれば、物は輝き答えてくれる。
今月の18日は、年老いた母を連れて旅行に出かけた。
その日は旅館に一泊した。
旦那と母と私と3人で同じ部屋で寝ることになった。
さて、寝ようとしたら、母のすごいイビキが始まり、全く寝る事ができない。
これじゃ、朝まで寝られない、と思い、12時頃にコンスタン1錠飲んだ。
それでもいびきがすごくて眠れない。
いびきに集中するからダメなんだと思い、枕元にスマホを置いて、低く音楽を流した。
その後、ようやくうとうとした。
旦那も眠れなかったらしい。
母は若い頃、こんなにひどいイビキはかかなかったと思うが。
歳と共に、喉も鼻も衰えて、イビキをかくようになるのかもしれない。
そして、もう2度と母と同室では寝ないと決めた。
だから、母との一泊旅行はもう無理かなぁ。
1人部屋で寝てくれたら良いんだけど、それはそれで心配だしね。
生まれて、色んな経験を重ねて、人は成長していく。
そして、年と共に魂が磨かれて行く。
見かけはどんどん衰えていくけれど、魂はますます磨かれて輝きを増していく。
それが理想の人生だ。
しかし、魂を磨く事をやめ、そのままの状態で歳をとり続ける人達もいる。
魂を磨く磨かないは、自由だけれど、それは深いところで自分の未来に影響を与えるのだと思う。
今年の9月の終わりごろからだったろうか。
蕁麻疹が出るようになり、相変わらず毎日出ている。
痒くて爪で押している。
すると、全身あちこち痒くなり、そこも爪で押す。
そうしているうちに、痺れるような快感を味わう。
これが整う、ということなのだろうか。
痒い、という事は、体からのサインである。
その部分に何か不調があるから、痒くなるのだ。
爪で押すと、そこに血液が集まってくる。
血液はその部分から何かを運び持っていく。
人体は不思議だ。
ある部分を爪で押すと、体の他の部分が反応する。
まさしく、人体はツボで繋がっているのだ。
