ナオスミンの雑記

2009年9月14日より、四年半使用し続けた、グリチルリチン酸配合のATPリピットゲルを中止。リバウンド体験中。

人生の目的・・・

2010年03月09日 17時55分20秒 | 精神世界
生きる目的が、社会的な成功だったり、成り上がることだったり、出世することやお金持ちになり、人から羨ましがられたりすることならば、その目的のためには、手段を選ばず、たとえ他人を傷つけても平気かもしれない。

でも、もし人が何度も生まれ変わるとしたら、人生の目的も少し違ってくるのではなかろうか。
それも、この次に生まれる場所や環境が、今まで何度も生きてきたカルマの影響を受けるとしたらどうだろう。

今回、日本という比較的平和な国に生まれることができ、なんとかこうして毎日暮らしていられるのは、もしかしたら、自分の前世のカルマの結果なのかもしれない。
しかし、今世で何か悪いカルマを作ってしまったとしたら、来世はもっと悲惨な環境のもとに生まれることになるかもしれない。

そんな風に考えると、ただやみくもに成功したいと他人を傷つけてもその目的のためにやりぬくことは、間違っているようにも思える。
できれば、他人に優しくし、他人を傷つけない人生をおくる方が良いように思う。

人生が一度きりなら、思いっきり楽しみ、他人のことなどお構いなく、自分の欲望の趣くままに生きた方が楽しいと思うだろう。
しかし、また生まれ変わるかどうかは、正しいのか間違っているのか誰にもわからない。
そして、人生が一度きりということも、同じく、正しいのか間違っているのか誰にもわからないのである。

だとしたら、本当かどうかはわからなくても、ある程度、今のうちから来世の準備をしておかなくてはならないんじゃないかと思う。
「自分のまいた種は、自分が必ず刈り取らなくてはならない」のだから。
今世で人を傷つければ、来世で自分が傷つけられるのかもしれないのだから。

人は生まれたときには、皆同じスタートラインに立つのではない。
それまでの前世での行いによって、そのスタートラインの距離には途方もない差があるのだと思う。