5月10日(水)「劇団め組」のみなさんによる演劇の鑑賞会がありました。
前半の部では、1~3年生を対象に浜田廣介原作「泣いた赤おに」が上演されました。人間と仲よくしたい赤おにのために、青おにが自分を犠牲にしてまで計画を立てて実行する姿に見ていて感動しました。「赤おにのことを考えて行動できる青おにはすごいなと思いました。」と児童も感想で述べていました。
後半の部では、4~6年生を対象に太宰治原作「走れメロス」が上演されました。親友のセリヌンティウスのために自分の死を覚悟して助けに戻るメロスの演技に児童は見入っていました。最後には、メロスが児童の真横を走り抜けていく、迫力のあるシーンもありました。正義を貫くメロスがどんな困難も乗り越えていく姿に感動しました。
間近でプロの演技を見ることができる、とても貴重な体験をした1日でした。
今日の演劇観賞会を通して、子どもたちが、役者さんのすごさや舞台の様子、演出などに関心をもち、演劇ならではのすばらしさに気付いてくれたらと思っています。来年も楽しみです。