バレエ留学

『ザ・ノンフィクション』と言う日曜のお昼の番組で、「居酒屋売ってバレエ留学～ドイツへ行った息子よ～」と言うタイトルをTVガイドで見つけ、ビデオに撮って見た。
ごくごく普通の家庭で、普通の家族の中で、バレエの才能を見出された長男の才能を伸ばすべくドイツのハンブルグ・バレエ学校へ留学させた家族と本人のドキュメンタリーが綴られていたけど…。その後の彼の成長は…？ちょっと番組の時間制限もあるせいか中途半端な終わり方になっていましたが、是非その続編もやっていただきたいと…。気になるところです。それにしても13歳で言葉も全く分からないドイツへダンス留学とは、本人もさることながら、家族の思いもさぞかしいろいろあったかと…。特にお母さんの、「いずれは離れていくのなら、早めに離れてもらったほうが…」と言う言葉。じーんときました。もちろん半分強がりなのも分かりましたが、やはり子供は親がいなくても独り立ち出来る強さがないと…。そう導いていくことが親としての務めなんでしょうね。まぁ、子供のいない私が言えることではないのですが…。
バレエだけではないですが何かを極めようとする上での、あらゆる面での精神力の強さ（本人だけでなく家族も）が必要となるその現実…。そこに極める人たちの素晴しさが際立ってくると思うわけであります。結果がどうであれ、それだけ打ち込めて、愛せるものがあると言うことは、生きていくうえで本当に幸せなのかもしれません。いろんなことを教えてもらえるから…。