沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩218

2010年10月21日 11時48分56秒 | 政治論
 岡田はじめ民主党本部は沖縄県民の明確な敵である。仲井真知事も県外移設を謳い、沖縄全体が県内移設反対の意思を明確にしている以上、「日米合意」を踏襲する民主党は結果はどうあれ現在沖縄総意と真っ向から対立する。彼らが独自候補を擁立しないのは調整不足でなく選挙に勝てないのがわかりきっていると認めているからだ。つまり彼らの「日米合意」踏襲はアメリカへの揉み手という以外にはなんの国内的な政治的メリットもない、「対米追随姿勢」の表明にすぎない。ここからいえることは、今の政府も今後の日本政府も決して沖縄県民の方には目を向けないということであり、沖縄からの議会制民主主義的アプローチは絶望的段階に入ったということだ。これは日本の民主主義という観点からも由々しき事態といえる。選挙も議会決議も何の民意も反映しないという、根源的破綻だ。国民不在の国家が架空的にできてしまった。この国家は一体どこにいこうというのだろう。アメリカと一緒にどこへでも行っちまえ。喜納よ下地よお前らは一体沖縄人か?民主党の沖縄議員は魂を悪魔に売ったとしか見えない。