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新しいことを見つけるって楽しい!

科研費の内定通知が来ました。

2010年04月05日 | 仕事・研究
昨年基盤Bで玉砕した科研費、今年はテーマを練り直し、サイズダウンしてCで申請したところ、採択されました♪ありがたいです~感謝、感謝

これで本格的に糖尿病の仕事を進められます!!
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サンプルの整理はきちんと(自分の記憶力を信じるな)

2010年04月05日 | 仕事・研究
論文も方がついたので(いえ、正確にはまだ終わってはいませんが、どうせしばらくは待ちの状態なので)、滞っていた実験に頭を切り替えました。で、やるべきことはリストしてあってさあやろうって思ったのですが、冷凍庫をあけて頭をかかえました。

1、2008卒業生のサンプルの上に2009卒業生のサンプルがどんどん積まれていて、2008をすぐ出せない。

2、ドライアイスを用意してサンプルを広げてみたが、肝心のサンプルは見つからない。

3、新しい4年生のサンプルのラベリングが解読できない。

自分一人でやってたときは全部把握できました。それから初めての学生が来て、彼らの分はまだ数も知れていたので、大丈夫でした。次の年の学生が来て、ちょっとあやしくなりましたが、卒業前に全部整理してくれたはずでした。

が、ラベルを見てもマウスの系統がわからない。月齢がわからない。感染何日、は書いてあるけど初回感染なんだか再感染なんだかわからない。といった具合です。参りました。で、さっそくノートを作って4年生に渡しました。これからはノートで管理です(遅いって)。

自分の記憶力を頼っちゃいけません。
私はまめに手帳に書いているので、サンプリング日などはきちんと記録がとれているのですが、マウスの系統まで書いてなかったんですよね。今、4系統くらい使ってるので、もう頭の中だけじゃ覚えきれません。

(Sくんが読んでたら教えてほしいけど、RNAのサンプルはみんな捨てちゃったんでしょうか。トリゾルのサンプルしかなかったんだけど。)

Y.Bっていうラベルがあって、「誰のイニシャルだ?」と悩んでいたら、young Balb/cだといわれてこけました。わからんっ。

以前、今年の卒業生の(じつはまだ卒業してないが)Kくんにラベルを任せたら「M先生のサンプル」と書かれて、「それはやめてくれ」って言ったりしたことがあったんですが、ラベルはきちんと書きましょう。後で自分じゃない人が見てもわかるように書かなきゃ、だめです!!
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一つ終わって達成感♪

2010年04月03日 | 仕事・研究
長々と精神的な負担になっていた論文のリバイスを終えました!!
あ~解放された。
ちょっと寝かせて月曜日もっかい見て、それでホントに終わりにしよう。
editorへのレターも書いたし。←最初の原稿書くよりある意味しんどい作業。最初の投稿は一方通行の独りよがりでいいんですが、リバイスのレターは相手の疑問に答えるレスポンスであって、丁寧に説明して相手に納得してもらわなければなりませんから。

午後早く仕上がったらジムに行こうと思って用意をしてきましたが、それはもう時間切れ。このまま帰宅して夕食を作らねば。

でも一つ終わってちょっとほっと。
ああうれしい。
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集合体の中の自分の役割

2010年04月03日 | その他もろもろ
組織の中で仕事をしていると、いろんな人がいます。この地球も、多様性が生き残りのカギであるわけで、組織とて同様、熱い人やら冷たい人やら、デキル人やらそこそこの人やら、それぞれに存在価値があり、役割があると思います。生命体のようにいろいろな要素が複雑に絡まりあって一つの個体ができあがるようなイメージを組織にあてはめるとしたら、やはり「関わり」という点だけは軽視できないと感じます。

大学をとってみると、すごく熱心な先生が課題をばんばん出して学生を強力に指導してっていうのも大事だし、自分スタイルで淡々と講義をして学生の学習は自主性に任せてというのも大事。いろんな人がいて、指導も一様ではないってこと、教育の現場ではとても大事だと思います。それでいてなお、やっぱり個々人が、周囲に関わらず全体も見ず、それぞれが個性を発揮、というのは違うと私は思います。

関わらない生き方というのは楽だと思いますが、みんながそうなってしまったらすごくつまりません。学生を見ていても、さまざまなプレッシャーに負けて学校に出てこれなくなったクラスメイトに積極的に関わるということが今はほとんど見られません。「相手を尊重」とかそういう考え方らしいのですが、それは本当につまりません。

相手に関わると、責任が生じるし、一緒に重荷を負うことになって大変なことになるのですから、おいそれと関われないというのはあるかもしれませんが、そういう重荷を負ったり負ってもらったりして、複雑で多様性のある集合体になっていくのではないかという気がします。そういう重荷を負うことでパーツとしての自分の存在も高まるのではないかと。

自分をパーツと見ている人は少ないでしょうが、でも結局やっぱり生きていくうえで他との関わりをおろそかにして「成功」などありえないという気がするのですが。もちろん成功を求めよというわけでもないのですけれども。

同じ意味でもうひとつ大事なことは、いろいろなパーツがそれぞれ役割があるということをもっと謙虚に認識すべきではないかということです。他より優れたと見えるパーツもそれだけで存在していくわけにいかないのです。また、弱いと見えるパーツがそれゆえに他との関わりを否定するならば、存在価値を失いかねません。強くても弱くてもそれぞれの役割を認識し、使命を果たしてこそ、集合体としての力が発揮できるのだと思います。

先週、大学の用事がいっぱいあって論文のリバイスがあんまり進みませんでした。細切れの時間でじっくり考えをまとめるのが難しかったのです。それで今日は朝から仕事に来ましたが、PCの不調でそれを復活させるのにかなり時間をとられてしまいました。昨日までの仕事も消耗戦だったので、今朝のPC不調にはかなりげんなりしました。そういうわけで頭を切り替えるために、この間から頭にあったことを書いてみました。現状維持で自分の周りだけ安穏にやり過ごそうというへたれの気風は世の中のどこにでもあります。でもそれではやっぱりつまらない。わたしなどはそういう風にあたっただけですっかり消耗してしまいます。つい、自分はそういうのに「関わらず」やっていこう、と思ってしまいそうになるのですが、それから踏みとどまるために、書いてみました。



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教授に昇格しました。

2010年04月01日 | 仕事・研究
4月1日付で教授に昇格しました。
仙台に来て丸5年になりました。卒業生も2回送りだしました。研究も順調ですし、本当にありがたいことと思います。小さい大学ですが、学生は素直でやる気のある人が多く、先生方はみな温かい人たちで、恵まれた環境です。これからもますますがんばっていきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。
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